社会福祉行政に携わる職員は日々、人々の生活、ひいては生命をも左右する重大な判断を下しています。その責任ある仕事には、児童虐待などのリスクの兆候や人々の複雑な状況を理解できるスキルと経験が求められます。そこで、アクセンチュアは、VRによる体験型学習「Accenture Virtual Experience Solution(AVEnueS)」を開発しました。その効果は研修期間の短縮にとどまらず、職員のスキルを高め、現場で対応できる範囲を広げてくれる点にあります。

AVEnueSは、ケースワーカーが相談援助において、相手の様々な兆候や児童虐待のサインを認知、理解して、正しい対処ができるようにする人材育成のプロセスを飛躍的にスピードアップしました。実例に基づいたイマーシブ(没入型)なストーリーと、音声によるインタラクティブな進行によるVR学習は、情報収集・意思決定スキルの修得方法を根本から変えるものです。AVEnueSを研修で活用すれば、難しいケースを追体験し、判断が必要なポイントについて適切な対応を考えることが出来ます。そのトレーニングにより、資格や経験のない職員もベテラン職員と同等の視座を得ることが可能になるのです。これは職員個人の専門性向上に加え、高度で均質なスキルを有する組織づくりの第一歩となります。AVEnueSの特徴は以下の通りです。

  • 家庭環境の複雑さを体験できる。現実のリスクのない、安全な研修環境で、負荷の高い、家庭の複雑な状況を再現することができます。
  • 訓練の積み重ねによる自信がつく。まるで現実のようなリアルな3D環境は、体験型学習に最適です。
  • より短い期間で修得できる。従来の学習手法に比べて学習内容の定着率が45~60%高いです。

ケースワーカーが安全性や児童虐待などのリスクの兆候を読み取り、より効果的な働きかけ、観察、判断を行えるようになるには、従来は長年の経験や知識の蓄積を要しました。
また、児童福祉のケースワーカー育成は、AVEnueS活用の第一歩にすぎません。この技術は、福祉サービス分野全体に展開が可能です。教師、警察官、カウンセラーなど市民と直に接することがある仕事、及び人の行動を理解し、影響を与えることが必要な仕事に従事するすべての人々にAVEnueSは有効です。

AVEnueSによって、どのようにケースワーカーが遭遇しやすい環境を創り出し、意思決定力を向上させることができるか、以下の動画をご覧ください。

AVEnueSはVRでケースワーカーの洞察力を高めます。

トランスクリプトを読む

“Engage”働きかける

AVEnueSのバーチャルリアリティ(VR)技術により、職員はシミュレーション環境において、リアルなシナリオで相手への適切な働きかけを修得します。

“Observe” 観察する

AVEnueSの360度VRビデオでのリアルな体験により、相手や環境を観察し、判断の参考にすべき重要ポイントを見つけ出すスキルを高めることができます。

“Decide” 判断する

AVEnueSで多くのベテラン職員が直面したことのある難しいケースを追体験し、適切な対応について職場で話し合う事で、高度で均質なスキルを有する組織づくりを可能にします。

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よくある質問

AVEnueSがケースワーカーの意思決定スキルの向上にどのように役立つのかをご覧ください。

FAQを見る


水田 響

アクセンチュア株式会社
公共サービス・医療健康本部
マネジング・ディレクター​

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