破”銀行”、創”銀行”

日本の銀行ビジネスは混乱期にあります。それは業態を超えた競争の激化、新たな決済サービスや新規参入の増加、伝統的な銀行事業の収益性の悪化などに顕著に現れています。いかに混乱期を乗り越えるか、難しい舵取りが迫られています。

存在意義の再考
銀行の存在意義を再考する動きが高まっています。従来の”銀行”の枠組みを超え、非金融サービスとあわせて社会・顧客の課題解決に向かう動きです。アクセンチュアでは、銀行が裏方に回る「 BaaS(Banking as a Service)モデル」に加え、銀行が顧客の前面に立つ「トラスティッド・アドバイザーモデル」を提唱しています。これは、顧客からの信頼や情報でアドバンテージを持つ銀行が顧客の課題解決の前面に立ち、金融サービスのみならず非金融サービスも含む新たな価値を提供するモデルです。業界の垣根がなくなりつつある今、自行のパーパスを核に据えて、社会や顧客に向き合い、銀行のあり方を見直すことが求められています。

脱レガシーに向けて
銀行システムの構造改革も不可避です。アクセンチュアでは、「顧客体験」「情報価値」「オープンバンキング」の3つに着目した銀行システムへの構造改革を提唱しています。 まず、UI/UX・顧客サービスなどはデジタルプラットフォームとして旧来の基幹系システムから切り出し柔軟かつ一貫した顧客体験を提供することが必要です。また、情報系システムの位置づけを SoR(記録重視)からSoE(顧客とのつながり重視)へと変革する、勘定系システムは記帳・決済に特化し外部とのつながりを容易にする、など「脱レガシー」の取り組みを加速することが求められています。

企業文化の再定義
こうしたパーパスの再定義や脱レガシーに取り組む上で、企業文化の変革も欠かせません。企業やグループ全体としてイノベーティブな企業文化を醸成する必要性が高まっています。意欲的な仕事・チャレンジ・裁量があるからこそ人が集まり、人が育ち、意欲に溢れる人がいるからイノベーションが生れます。企業風土を変えるリーダシップが問われています。

アクセンチュアでは、国内外の知識・経験と最新テクノロジーを活用し、顧客や社会から必要とされる銀行であり続けられるよう、様々な取り組みを支援してまいります。

アクセンチュアの取り組み

金融機関の変革を様々な角度から支援しています。

イノベーション

最新テクノロジーを駆使し、これまでになかった新たな顧客体験、サービス、金融商品の創出を支援します。詳細はこちらのページへ。

カスタマーエクスペリエンス

「顧客を知る」、「顧客に応える」、「顧客とともにビジネスを育てる」という顧客起点の考え方、アプローチによる新たな商品・サービスの実現を支援します。詳細はこちらのページへ。

ビジネス・トランスフォーメーション・アウトソーシング

従来の効率化を越えて結果にコミットする新たなオペレーションの実現を支援します。詳細はこちらのページへ。

デジタル変革:銀行

Bank4.0時代にも必要とされ続ける銀行であるための、デジタル変革、イノベーション創出を専門家の知見を結集して支援します。詳細はこちらのページへ。

モダナイゼーション

変化する市場環境においても顧客に選ばれる柔軟性の高いサービスの実現に向け、レガシーシステムのモダナイゼーションを実行します。詳細はこちらのページへ。

規制対応・ファイナンス&リスクサービス

複雑さを増す規制。規制対応のみならず、経営管理の高度化を踏まえ、テクノロジーを活用した管理体制の構築を支援します。詳細はこちらのページへ。

セキュリティ

グローバル化の加速とビジネス環境の変化により、複雑化・高度化するサイバー攻撃。海外のベストプラクティスを活用し、セキュリティの強化を図ります。詳細はこちらのページへ。

人材・組織変革

顧客起点の銀行を実現するための、デジタル人材の採用、育成及び組織・体制づくりを支援します。詳細はこちらのページへ。

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事例

社会のデジタル化が加速する中、イーデザイン損害保険株式会社はミッション・ビジョン・バリューの再定義を行い、アクセンチュアとのコラボレーションのもと、顧客体験への落とし込みや、新たな顧客体験を提供する共創型自動車保険「&e(アンディー)」を開発・構築しました。

みんなの銀行は、デジタルネイティブ層をターゲットにし、顧客起点でサービスやUIを設計しています。

10年先も必要とされる銀行でありつづけるために、伊予銀行は、DHD(デジタル・ヒューマン・デジタル)バンクというコンセプトのもと、アクセンチュアと共にデジタル変革に取り組んでいます。

海運業界大手の日本郵船株式会社は、電子通貨プラットフォーム「MarCoPay」の事業会社をフィリピンのTransnational Diversified Group(TDG)と共同で設立。電子通貨による船上での給与支払い、決済のキャッシュレス化、船の安全運航強化等に取り組んでいます。

「日常と非日常」、「金融と非金融」をつなぎ、「お客様の夢の実現」を支援する、モバイルアプリによるサービス「iBank」を実現しました。

住宅ローンビジネスの収益性向上とお客さまの利便性向上を目的に、業務の自動化に取り組む三菱UFJ銀行と三菱UFJインフォメーションテクノロジーは、Pegaソリューション導入のパートナーとしてアクセンチュアを選択。業務量75%削減と審査プロセスの劇的な時間短縮を実現しました

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関連リンク

​パンデミックによって顧客の期待や習慣が変化した今、金融機関は一人ひとりの顧客との感情的なつながりを重視し信頼を強化する必要があります。金融サービスにおいて体験再創造の機会がある4つの領域を紹介します。

デジタル・ヒューマン・デジタルバンクを新たなビジネスモデルに掲げた伊予銀行は、2018年度中期経営計画で「7年後の営業店事務半減」を宣言。

欧州で先行するPSD2の流れを踏襲し、日本においても金融機能がオープンAPI化(=オープンバンキング)される潮流が今後も続けば、その参入容易性から市場に多数の非金融事業者が流入し、市場は大きく変わる可能性があります。

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ニュース

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