デジタル時代における証券会社のチャレンジとは

ここ数年、多くの大手証券会社の収益が悪化しています。グローバル化やデジタル化が加速し、様々な規制対応が迫られる証券会社の舵取りは容易ではありません。各社は利益確保のためにコスト削減や業務効率化に取り組んでいます。例えば、業務の見直しや技術の活用により、従来1時間かかっていた作業を30分で終わらせ2倍の作業を行ったり、訪問件数を1日5件から10件へ増やすなど。

しかし、収益からみるとこうした効率化は限界を迎えつつあり、ビジネスモデルの転換が求められています。

ホールセールであっても、リテールであっても、テクノロジーの活用が以前にも増して重要になっています。すなわち、テクノロジーができるところはテクノロジーに、人は人でしかできないところに注力するというモデルの実現が重要です。社内外の様々なデータを駆使し、最新テクノロジーを活用することで、これまでになかった高い付加価値を顧客に提供することが可能になっています。その一方、「2025年の崖」と言われるよう30年来のレガシーシステムからの脱却が大きな経営課題となっています。

アクセンチュアはモダナイゼーションから新しい技術を活用したビジネスモデルの実現まで、証券会社のデジタル変革を包括的に支援しています。

過去10年間で18の業界セクターにおける創造的破壊の段階がどのように進化したのかを明らかにすべく、アクセンチュアは「ディスラプタビリティ・インデックス2.0」を作成しました。横軸は現在直面している創造的破壊の度合い、横軸は将来的な創造的破壊がもたらす影響力を示しています。金融であるキャピタル・マーケッツは右端にあり、将来創造的破壊がもたらすインパクトが最も大きいことが示されています。 出典:アクセンチュア 2018年ディスラプタビリティ・インデックス2.0 

アクセンチュアの取り組み

証券会社のデジタル変革、イノベーション創出を様々な角度から支援しています。

イノベーション

最新テクノロジーを駆使し、これまでになかった新たな顧客体験、サービス、金融商品の創出を支援します。

デジタル変革

顧客に高い付加価値を提供できるよう、最新テクノロジーを用いた「ゼロベース」のデジタル変革を支援します。

カスタマーエクスペリエンス

「顧客を知る」、「顧客に応える」、「顧客とともにビジネスを育てる」という顧客起点の考え方、アプローチによる新たな商品・サービスの実現を支援します。

コスト効率化

New ITを活用し、組織横断で本質的なコストの最適化を図ります。

モダナイゼーション

変化する市場環境においても顧客に選ばれる柔軟性の高いサービスの実現に向け、レガシーシステムのモダナイゼーションを実行します。

規制対応・ファイナンス&リスクサービス

複雑さを増す規制。規制対応のみならず、経営管理の高度化を踏まえ、テクノロジーを活用した管理体制の構築を支援します。

セキュリティ

グローバル化の加速とビジネス環境の変化により、複雑化・高度化するサイバー攻撃。海外のベストプラクティスを活用し、セキュリティの強化を図ります。

人材・組織変革

顧客起点の銀行を実現するための、デジタル人材の採用、育成及び組織・体制づくりを支援します。

ビジネス・プロセス・サービス

従来の効率化を越えて結果にコミットする新たなオペレーションの実現を支援します。

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事例

証券会社における様々な変革を実現しています。一部をご紹介します。

大手国内フィナンシャルグループにおける、グループ横断でのウェルスマネジメントプラットフォーム構築

これまでグループ各社(銀行、証券、信託等)がそれぞれの判断に基づき営業を推進してきたが、顧客目線でビジネスを徹底的に見直し、顧客にとって最適な商品・サービスをグループ横断で提供できるウェルスマネジメントへの変革を志向。それを実現するために必要となるウェルスマネジメントプラットフォームの構築を支援。

国内大手金融機関における、各種金融規制(FRTB/LIBOR廃止)を見越したフロントシステム統合

金融規制やLIBOR廃止を見越し、複数システムで管理したトレーディングフロントシステムを統合。フロントの各種管理(ポジション・PL・リスクファクター)などを、商品横断でリアルタイムにモニタリングできる仕組みを実現。各種金融規制へ一元的に対応ができ、将来の案件対応力を強化、大幅なコスト削減を実現。

国内銀行グループにおける市場系ビジネスのブッキングモデル再構築

先行き不透明な欧州の経済環境、Brexitによる負の影響により、銀行業務は待ったなしの変革を求められています。欧州では一般的であるユニバーサル銀行をモデルに、銀行・証券の垣根を超え市場系ビジネス・ブッキングモデルを再構築。年々高まる資本関連規制を受け、より資本の厚い銀行を軸としたブッキングモデルへ変革。

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What we think

資産運用業界が取るべき対応のうち、「情報」の活用に焦点を当て、データ活用デジタル基盤について紹介します。

実現に向け新規システムの導入が検討される一方、レガシーと位置付けられる既存システム群は新規システムの裏方としてビジネスサービスやビジネスデータを素早く提供する必要があります。本稿では、コスト、品質、開発スピード面で既存システムが対応すべき準備事項について、弊社の事例を踏まえながらご紹介します。

当社ではグローバルの知見や事例を基に2022年のキャピタルマーケットの将来動向を予測した「Accenture Capital Market Vision 2022」を発刊。本稿ではその内容を紹介しつつ、具体的なソリューション事例として「デジタル・エクスペリエンス・プラットフォーム」についてもご紹介します。

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Our leaders

金融サービス本部採用情報

多様な人材こそが私たちの誇り――アクセンチュアでは、多種多様な価値観や経験を持つ人材が切磋琢磨しながら、それぞれが活躍できる場を提供しています。

クライアントの頼れるブレーンとして働く仲間を募集しています。現在募集中のポジションは下記よりご確認ください。

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