ポスト・コロナ業界の未来
#ポスト・コロナ 業界の未来
今こそ、業種を超えた変革の好機
#ポスト・コロナ 業界の未来
今こそ、業種を超えた変革の好機
日本企業は、変化を起こすことは苦手でも、変化が起こった後に強く躍進することは得意。 躍進への道を探る意味でも、コロナが歴史をどのように進め、変えるのかを洞察し、業界の未来像をしっかりと見据えたい。
感染症には、歴史を転じる作用がある。今回の新型コロナウイルス感染症(COVID -19)も、世界の歴史を進め、変えようとしている。変極点の中心にあるのは、"デジタル"と"グローバル"の2つのキーワードだ。感染症に国境はなく、ステイホームによって全世界の人々が、強制的にデジタルを体験し、その中で、新しい価値観がめばえつつある。これらの人々の変容からは、大きな事業機会が生まれるはずだ。 果たして、どういった商品やサービスが花開くのだろうか。グローバルスケールで起こった大きな変化を個別業界にあてはめ、起こりうる将来変化を考える。こうしたアプローチで、14に分類した各業界の未来像をクリアにできないか― 。それが本誌を企画した狙いだ。
(「はじめに」より一部引用)
Introduction 業界の垣根を超えたコンバージョンへの契機
巻頭対談 「不可逆な変化への向き合い方が働き手や企業の将来を決める」柳川範之(東京大学大学院教授)×中村健太郎(アクセンチュア)
PART1 通信・ハイテク業界
PART2 金融業界
PART3 製造・流通業界
PART4 素材・エネルギー業界
PART5 公共サービス・ライフサイエンス業界
中村 健太郎(なかむら けんたろう) ビジネス コンサルティング本部 インダストリーコンサルティング日本統括 マネジング・ディレクター
フューチャーアーキテクト、ローランドベルガー、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年にアクセンチュアに参画。通信・メディア・自動車・鉄道業界をはじめとする多数企業の成長戦略、新規事業戦略策定などを手掛け、技術トレンドにも精通し、昨今は、ロボティクスやAI を活用した新規事業戦略策定/実行支援にも従事。