概要

真のDX推進は5Gがキーイネーブラーに
変化の本質を捉え産業変革を進める

近年、日本の多くの企業は、競争力向上や持続可能な発展を目指し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを本格化させている。そうした中、新型コロナウイルスのパンデミックが起きて社会や企業を取り巻く環境は不確実性を増し、新たなニーズや課題が浮き彫りとなった。偶然にも同じ頃、5G(第5世代移動通信システム)の商用化がスタートしており、コロナ禍で顕在化した課題の解決を加速させる技術として、またDXを推進する技術として真価を発揮しつつある。5Gは、データの生成・伝送・処理に関するあらゆるコストを非連続に低減させる技術であり、産業のパラダイムを変えていく源泉となる。

DXが企業の競争優位性の確立や持続的な成長につながることを考えると、5Gを部分的に取り入れるだけではやはり効果も限定的となる。重要なのはゲームチェンジ、ルールチェンジで、人材や組織、プロセス全体を変えていくなど、仕事のやり方そのものを大きく変化させる必要がある。

コロナ禍によってどの企業もゼロベースで考え直さざるをえなくなった今、いかにDXに取り組んでいくべきか、そこに5Gはどういった役割を果たすのか、今一度考え、来るべき5G時代に備えてほしい。

(「はじめに」より一部引用)

5G×産業変革表紙

目次

はじめに

巻頭対談
ポスト・コロナの「デジタル資本主義」を実現
5Gの力で「真のDX」を強力に進める
竹中平蔵氏(慶應義塾大学名誉教授) × 廣瀬隆治(アクセンチュア)

Part 1 5Gのインパクト

Part 2 各業界はどう変革すべきか

  • ものづくり1
  • ものづくり2
  • 化学
  • 電力・エネルギー
  • モビリティ
  • 小売
  • 金融
  • 保険
  • スポーツビジネス
  • 街づくり
  • 医療・ヘルスケア

Part 3 企業が取るべきアクション

監修者

廣瀬 隆治(ひろせ りゅうじ/写真上)
ビジネス コンサルティング本部 ストラテジーグループ
通信・メディア プラクティス日本統括 マネジング・ディレクター

1979年、ドイツ生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院新領域創成科学研究科修士課程修了後、2004年にアクセンチュア入社。長年に渡って、通信・メディア業界を担当し、2020年より同業界の日本統括に。加えて、幅広い業界において5GやAI・IoTを活用したデジタル戦略立案、オープンイノベーション推進を支援してきており、関連する記事執筆・講演も多数実施。近年は、社会インフラのあり方に興味・関心を抱き、関連する委員も務める。



筒井 亮介(つつい りょうすけ/写真左下)​
ビジネス コンサルティング本部 ストラテジーグループ
​ 通信・メディア プラクティス シニア・マネジャー​

慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、2012年、アクセンチュア入社。通信業界を中心に幅広いテーマを支援。近年はAIやIoT、音声認識等の技術に加え、5G・MECを活用したデジタルビジネス立ち上げを中心に従事。



米重 護(よねしげ まもる/写真右下)​
ビジネス コンサルティング本部 テクノロジーストラテジー&アドバイザリーグループ​ テクノロジーストラテジー プラクティス マネジャー

中央大学理工学部数学科を卒業後、通信事業者を経て2017年にアクセンチュアに入社。通信業界を中心に5Gや先端テクノロジーを活用した新規事業構想・事業戦略策定・実証実験等のテーマを支援。

廣瀬 隆治
ニュースレター
5G×産業変革 5G×産業変革