2020年の金融テクノロジーを占う

~2025年の崖を越えるラストチャンス

2019年は多くの金融機関の皆様と迫りくるビジネス変化、デジタル化の波、システムリスクの増加に対応すべく、今後のあるべきシステム像について議論し、共に様々な取り組みを推進させて頂いた。

しかし、本格的なデジタルトランスフォーメーションはこれからという金融機関が多い事も事実である。経済産業省が「2025年の崖」を発表してから約1年。2025年の崖を越える為の準備期間は限られてきている。大規模なシステムのトランスフォーメーション、新たな人材の確保・育成に一般的に5年~10年程度かかる事を考えると、2020年はまさに2025年の崖に向けたチャレンジをスタートするラストチャンスの年と言える。

また、このデジタルトランスフォーメーションの実現には、システムのみならず、人・組織・プロセスに渡る、大規模かつ広範な判断、推進が求められる。この1年、デジタルトランスフォーメーションをシステムだけの問題と捉えず、いかに経営全体の問題として捉え、判断を進めるかが重要になるだろう。

小川 茂明

​金融サービス本部
テクノロジーアドバイザリー統括
マネジング・ディレクター​

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