次世代資産運用ビジネスに求められるデータ活用デジタル基盤
~投資判断に「生きた」情報を活用する

現在資産運用業界は、様々な環境変化にさらされている。

  • 不確実性の高い市場環境
    常にバブルの兆候、世界経済の失速や異なるタイプの経済危機が発生するリスクが内在しており、市場の環境変化は急速になっている。
  • 委託報酬率の低減圧力の高まり
    他社との競争の激化、新規参入企業、および価格モデルの変更等により、委託報酬率の低減の圧力が強まっている。
  • 投資家の嗜好変化
    投資家は新たな収益機会を求め、オルタナティブ投資、ESG投資などの新商品への関心が高まっている。年金運用では、確定給付制度から確定拠出制度への移行に伴い、確定拠出向け商品の拡大に向かっている。
  • 変化する規制
    近年資産運用業界もシステム上重要であるとの方針に基づき、投資家保護を強化し、金融システムに対するシステミックリスクを軽減するための規制が強化されている。

このような環境変化が起こっているにもかかわらず、日本の資産運用業界では、環境変化に対する変革の歩みは遅い。このままでは日本だけが取り残される懸念があることから、環境変化に対する対応力をつけることが急務と考える。

本稿では、資産運用業界が取るべき対応のうち、「情報」の活用に焦点を当て、データ活用デジタル基盤について紹介したい。

大坪 敦史

2007年入社
金融サービス本部
シニア・マネジャー

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