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調査レポート

概略

未来の働き方はどうなるのか?

83%

ハイブリッドモデルが最適であると回答した従業員の割合は83%

考えるべきは、働く場所よりも、従業員のポテンシャルをいかにして引き出すか

「将来、人はどこで働くべきか」という問いはすでに意味をなさなくなっており、これからは「従業員がどこで働くかにかかわらず、そのポテンシャルを最大限に引き出し、健康的かつ生産的に働けるようにするにはどうすればよいか」を考えていく必要があります。

どこにいても健康的かつ生産的に働けるワークフォース

どこにいても生産的に働くことができる従業員は幸福度が向上する​

従業員がどこにいても健康的かつ生産的に仕事に取り組めるようにリソースを最適化することで、企業は利益を創出することができます。

従業員がどこにいても生産的に働くために必要な要素とは:

オンサイトとリモートにおける従業員のサポート

従業員が健康的かつ生産的に働けるかどうかは、リモート環境とオンサイト環境で異なります。

ハイブリッドモデルを再構築してビジネスの成長を促す

63%

高い成長を維持している企業の中で、「どこにいても生産的に働ける」ワークフォースモデルを実践している割合。

69%

依然として従業員が物理的にどこで働くかという問題に焦点を当てている(ハイブリッドモデルを採用せず、100%オンサイトまたは100%リモートのいずれかを選択)。マイナス成長またはゼロ成長企業の割合。

85%

「どこにいても生産的に働ける」と回答した従業員のうち、現在の組織で今後も働き続けたいと答えた人の割合。

未来の働き方を構築する

新しい働き方の促進

従業員が新たなチームやロールに移行しても、Net Better Off(正味幸福度の向上)を実現するための戦略を策定する必要があります。パンデミック下で生じた新たな問題を解消し、最大限能力を発揮できる環境を整えることが大切です。

人を主体としたワークモデルの設計

万能のワークモデルは存在しないため、企業はあらゆるタイプの従業員のニーズに応えていかなければなりません。精神的、物理的両面で安全を支援できる企業は、従業員との長期的な信頼関係を築くことができます。

デジタルフルーエンシーの向上

デジタルフルーエンシーの高い企業は、成長率が高く、従業員により良い就労環境を提供することができます。デジタルフルーエンシーをあらゆる職位で向上させるために、個々のニーズに合わせてカスタマイズされたスキルアップと学習のプロセスを策定しなければなりません。

人間としての魅力を備えたリーダー

責任あるリーダーは、CEOをはじめとする経営層が従業員のNet Better Off(正味幸福度の向上)の実現を後押しするための環境整備に積極的に取り組んでいます。また、フェイルファストな組織文化を醸成することで、継続的なチャレンジと改善を支援します。

安全とプライバシー:従業員の期待に応える

従業員の安全性を高め、プライバシーを保護するためのワークプレースシステムやタッチレステクノロジーの導入も、企業にとって重要な課題の1つです。

不確実な世界で企業が成長を維持するためには、レジリエンス(回復力)が高く生産的なワークフォースが不可欠です。健康的かつ生産的なワークフォースの構築は、今すぐにでも取り組むべき重要な経営課題です。

調査について

著者について

植野 蘭子

ビジネス コンサルティング本部 人材・組織 プラクティス 日本統括 マネジング・ディレクター


Christie Smith

Lead – Talent & Organization/Human Potential


Yaarit Silverstone

Senior Managing Director – Talent & Organization, Global Strategy Lead & North America Lead


Nicholas Whittall

Senior Managing Director – Accenture, Midwest Retail Lead


David Shaw

Senior Managing Director – Talent & Organization, UKG Lead


KENT MCMILLAN

Managing Director – Talent & Organization, Operating Model & Organizational Design


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