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生物多様性に関する共同調査 ネイチャーポジティブな未来の実現を目指す

今、考える意義

プロジェクトの特徴

WWFジャパン

生物多様性についてのWWFの専門性と、様々な業界の企業活動に関するアクセンチュアの知見をかけあわせることで、日本の企業活動において不可避である生物多様性保全への対応に役立つレポートの作成を目指しました。
生物多様性の危機や産業界への影響を踏まえた事業機会がどこにあるのか、その機会を活用した取り組みを推進にするにあたっての日本企業の現状や課題、成功に向けた要諦を包括的にまとめています。

花王株式会社

環境に配慮した花王株式会社がもつ事業データと、アクセンチュアの生物多様性領域の分析技術における知見をかけあわせることで、世界に先駆けたTNFD財務開示フレームワークに則った調査プロジェクトを実現しました。花王事業の世界的なフットプリントと自然劣化データを重ね合わせ、注視すべき自然との接点を特定し、未知数である生物多様性を取り巻く将来の社会変化を先行研究と組み合わせ将来備えるべきリスクを確認しました。

【事例】花王との共同レポート 生物多様性がもたらすビジネスリスクと機会

WWFとの共同調査 生物多様性とビジネス

専門家・リーディング企業からのメッセージ

「生物多様性は大事だが、具体的なイメージが湧きにくい」という声をよく聞きます。しかし、国際的にはその壁を乗り越えて、生物多様性に関する取組に脱炭素のような枠組みを作ろうという潮流が強まっています。アクセンチュアのご協力も得て、この最新の潮流と日本での課題をまとめ、ビジネスでの取組進展を狙いました。

山岸 尚之
WWFジャパン 自然保護室長

生物多様性の回復・再生に向けた活動をいち早く進めるために、共同踏査に取組みました。現状把握では事業と自然資本の関わりを、原材料調達から廃棄まで様々な場面で評価しました。将来シナリオ策定では自然と経済を軸に、自社事業の変化も加味して示しました。この取組みが自然資本の多くを海外に依存する日本企業の持続可能性に資することを願っています。

坂田 裕史
花王株式会社 ESG活動推進部

プロジェクトメンバーの声

この度は企業が初めの一歩を踏み出せるようにと願い取り組みました。生物多様性の領域は、収益と生物多様性保全を両立するビジネスの在り方や多面的な影響をどう正しく効率的に捕捉するかなど、これから解き明かさなければならない難しい問題が山積みです。持続可能な社会構築に向けて今後もこの難題に挑戦し続けていきます。

齋藤 倫玲
ビジネス コンサルティング本部 サステナビリティ プラクティス シニア・マネジャー

用語集