2018年に経済産業省が「DXレポート」を発表したことを受け、業種・業態を問わず多くの企業がDXを推進している中、金融機関の多くの企業も変化し続ける顧客行動やニーズをすばやく察知し、他社との利益競争に勝っていくために、DXの一環としてデータ駆動型ビジネスを推進している。
一方で、ビジネス拡大をするため、企業が利活用すべき保有データが年々増加しているにも関わらず、データ自体は保管していても効率的にデータを活用するためのガバナンスを整備できていない企業が多く見受けられ、自社のデータを適切に管理する「データマネジメント」の重要性が高まっている。
本稿では、データ駆動型ビジネスを支えるデータマネジメント推進のポイントを金融機関における弊社事例を踏まえてご紹介したい。