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プラットフォーマーの成功モデルに見る 消費者中心の市場で生き残るための戦略とは?

市場の「世界観」を一変させるプラットフォーマーの台頭

重要(消費者)と供給(生産者)を結びつける巨大なエコシステム

プラットフォーマーならではの「圧倒的な強さ」の秘密とは?

①旧来型の経営資源の保有が不要

製品・サービスを作るヒト、モノ、金が不要。研究・開発拠点や工場、販売機能を持たないので固定費がかからない。さらに技術やイノベーションも外から部調達してくる。 (GAFA等の強くなりすぎたプラットフォーマーに対し、規制の検討が進んでおり、将来的には規制対応等の費用が発生するケースが出てくると思われる。)

②圧倒的に少ない障壁

ネットワーク上のデータとユーザーのフィードバックが製品を選定し、評価システムや口コミが品質と信頼を担保する。(例:Amazonの無料セルフ出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)」を利用すれば、従来のような出版社や編集者、販売店、そして宣伝活動も不要になる)

③ガバナンスは内部から外部へ

従来のような会社の内部・サプライチェーンの最適化ではなく、外部のエコシステムの最適化がガバナンスの要点。圧倒的に少ない障壁では会社機能やオペレーション、戦略立案まで外部から取り入れる。またM&Aなども活発に行い、有効なネットワークとそのエコシステムをマージする。

「プラットフォーム企業」に転換するための3つのポイント

川原崎 由博

アクセンチュア株式会社 製造・流通本部 特別顧問​

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