DXで飢餓をゼロにする

飢餓の撲滅と食品廃棄物の削減を目指すフェリックス・プロジェクトが、どのように効率的でデータ活用を推進した組織となったかをご覧ください。

課題―求める変化

フェリックス・プロジェクトは、「フードロスを減らし、生活を変える」ことを使命としています。ロンドン市内の350以上の非営利団体、学校、ホリデープログラムに、本来なら廃棄されるはずの生鮮食品を再分配している慈善団体です。しかし、業務上の非効率性から、その歩みは遅々として進みませんでした。プロジェクト・マネージャーは、毎日手作業で場所の目録を作り、ルートを計画し、ドライバーは紙の計画書に収集した食品と配達した食品を記録していました。その計画書は、月ごとにスプレッドシートに記録されていました。毎週140の異なるルートがあるため、データ量はすぐに管理不能になり、時間もかかるようになりました。その結果、業務の効率性、正確性、透明性が損なわれてしまいました。2024年までに年間1億食を配給するという目標(現在の10倍)を達成するために、フェリックス・プロジェクトは新しいテクノロジーへの投資を優先させる必要がありました。

Change from every angle

CHANGE FROM EVERY ANGLE

See every side of how Accenture is helping their partners embrace change.
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取り組み―技術と人間の創意工夫

フェリックス・プロジェクトは、アクセンチュア、マイクロソフト、アバナード(マイクロソフトとアクセンチュアの合弁会社)と共同で、ドライバーのルートとボランティア、CRMを改善するソリューションを設計し、ドライバー用のモバイルアプリとMicrosoft Power Platformのレポートおよびアナリティクスソリューションも共同で開発しました。COVID-19によるパンデミックによる前例のないデマンドに対応すべく、アクセンチュアとアバナードは6週間以内にテストパイロットを開発・配備しました。その1ヵ月後には、このプラットフォームが組織全体に全面的に採用されました。ドライバーは、RouteMeアプリでルート、地図、集荷情報にアクセスできるようになりました。ドライバーのデジタルフォームからのデータはリアルタイムでD 365に送信され、Power BIダッシュボードは数分で自動レポートを生成し、業務の透明性を提供します。

フェリックス・プロジェクトが2024年までに、スタッフと配送拠点の数を一定に保ちながら、その影響力を10倍に拡大するためには、テクノロジーが重要な鍵を握っています。Microsoft Power PlatformD 365は、非営利団体が規模を拡大するための基本インフラを提供し、その成長を支えるために必要な将来のテクノロジーを下支えしています。このソリューションにより、ルートの最適化が可能になり、移動に費やした時間と配送した食品の量を分析することで、コスト削減の効率性を確認することができます。フェリックス・プロジェクトにとって、このような経験は大きな変化をもたらし、将来的には人々の生活をより豊かにするために役立つことでしょう。

"私たちは、将来にむけてデータに基づいた積極的な意思決定ができるようになるためのプラットフォームを求めていました。"

— マーク・カーティン, フェリックス・プロジェクトCEO

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成果―創出された価値

このプラットフォームがフェリックス・プロジェクトの技術的成熟度に与えた影響は非常に大きく、毎月何百時間もかかっていた手動のデータ入力が瞬時になくなり、組織の規模拡大に向けた準備に役立っています。 CEOMark Curtinは次のように述べています。 「フェリックス・プロジェクトには、これから何ができるかに目を向ける機会を得たことに、とてもワクワクしている人たちが集まっています。ここから何が生まれるか、熱い思いがあります。多くのボランティアから、スタートアップから、世界有数の企業が提供する最先端技術に支えられ、大きく成長しつつあるとの声が聞かれます。これは、私たちに大きな信頼を与え、重要なことを真剣に行うという文化を確立するものです。これは最終的に、より多くの困っている人々に手を差し伸べることにつながっていくでしょう。」

"「私たちは、このプロセス全体を通して、クライアントとして大切にされていると実感しました。AvanadeやAccentureのような市場をリードする組織と仕事ができたことは、私たちの誇りであり特権です。"

— マーク・カーティン, フェリックス・プロジェクトCEO

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