Hello everyone!! 通信・メディア・ハイテク業界のクライアントとの契約管理を担当している堀江と、ビジネスコンサルティング本部で主に公共サービス・医療健康系のプロジェクトで働いている今村です。

今日は、私たちがボランティアで携わっているアクセンチュアの企業市民活動について紹介させてください!

アクセンチュアの企業市民活動とは?

アクセンチュアは、事業活動を通じて培った「人材のスキルを高めるノウハウ」を活かし、グローバルで共通のテーマ「Skills to Succeed(スキルによる発展)」を掲げ、企業市民活動に取り組んでいます。(「Skills to Succeed」について詳しくはこちら。)

その活動の一環として、「次世代グローバル人材の育成」に取り組んでおり、小学生から高校生向けのプログラムを提供しています。数あるプログラムのうち、 私たちは「TTBiz(Travel and Tourism Business Program)」という、アジアの四か国の高校生を対象にしたプログラム運営に関わっています。

TTBizとは?

TTBizは、アクセンチュアが公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本(以下、JA Japan)と共に実施する高校生対象のプログラムです。グローバルに活躍するうえで求められる「熱意・積極性」、「多様性の尊重」、「自分らしさの理解・発信」、「チームワーク」という4つのマインドセットを養うこと、そして社会の中心的な役割を将来担ってもらうこと、を狙いとしています。

このプログラムの特徴は、グループワークを通じたアクティブラーニング形式の構成となっている点です。日本・韓国・シンガポール・フィリピンから集った250名超の高校生がチームに分かれてディスカッションをしながら、訪日旅行プランを企画するという課題にチャレンジします。半年間におよぶ過程では、ボランティアの社員が各チームについてアドバイザー役を担い、生徒たちが自由に考え発言できるようサポートを行っています。

プログラムのハイライトは、作成した旅行プランの審査員へのプレゼンテーション(英語)です。審査員はプランの独自性や、データを用いた根拠のある旅費か、採算が取れるよう考えられているかなど複数の観点でプランを評価し、最も優れたプランを作成したチームに対して日本へのアワード旅行がプレゼントされます!

 

TTBiz 2019 最終審査の様子

2020年3月15日、昨夏に全27チームでスタートした”TTBiz 2019”の最終審査が行われました。
書類審査および審査会予選を経て、勝ち残った4チームによる決勝です。

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優勝チームの生徒たちがコミュニケーションをとる様子

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審査員からの講評

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アドバイザーとして参加して


私達が担当したチームも最終審査に残りました。プログラム開始当初、日本の中国地方旅行5泊6日が「お一人様約300米ドル(航空運賃、宿代込み)」等、調査の不足で少々現実の旅費にそぐわない価格設定になっていたり、ビジネスとして成り立たせるのが難しい要素が多数ありました。また、フィリピンやシンガポールの生徒からは積極的に発言があるものの、日本の生徒からの発言は控えめでした。英会話力に自信がなかったのかもしれません。そのような状況下で私達は直接的に答えを言うのではなく、生徒たちの気付きを促すように数多くの質問を投げかける工夫をしました。生徒たちが一丸となって情報収集から発表資料の作成を行い、審査会予選、最終審査へとコマを進めていくうちに、日本の生徒からも発言が出るようになりました。最終審査当日、私達は見守ることしかできませんでしたが、画面越しにも伝わるくらい、生徒たちは緊張感と熱意を持ちプレゼンテーションに挑んでいました。審査前日に「絶対優勝するぞ!」と互いに意気込みを口にしていた通り、今までの成果を出し切った生徒たちを見て非常に誇らしく思いました。
TTBizを通じて、私達自身も得るものが多くありました。コーチングスキルを磨くことができたり、本業以外の人脈を築く良い機会になったり、と思わぬ収穫でした。

最後に


<堀江>
日頃帰国子女の端くれとして英語力や過去の経験を活かして人の役に立てたら良いと考えていた中で、TTBizはそれらを活かす良いチャンスだと感じて参加しました。仕事の合間をぬって昼休みや土日に各国の高校生たちに何を伝えたら積極的にTTBiz活動を進めるようになるか、何を伝えたら発表資料が改善されるかを考えていました。優勝チームの皆さん、ぜひアワード旅行を思う存分楽しんでください!

<今村>
日頃の業務に対してのモチベーションが少し下がっている気がして、高校生のフレッシュ&ホットさにふれて自分もモチベーションを上げたいと思い参加させていただきました。ただ、想像以上に高校生の皆さんの勢いがすごく、学ばせてもらうものが非常に多かったように思います。高校生にしてここまでのプレゼンテーションができてしまうチームの皆さんには、将来世界をリードしていってもらえたら良いなと思いました。アワード旅行を楽しんでください!

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審査員と事務局

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このようにアクセンチュアでは、未来を担う子供たちをInspireする取り組みを社会貢献の一環として行っています。
この記事を読んでいただいて、少しでも私たちの会社や社会貢献活動に興味をもっていただけたら嬉しいです。

本件に関するお問い合わせ先: CCJapan_EDU@accenture.com

 

堀江 祐輔

コントラクト・マネジメント スペシャリスト


今村 朱里

ビジネス コンサルティング本部 コンサルタント

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