マネジャーとして、ハイテク業界のお客様向けにコンサルティングのお仕事をしつつ、社内でワーキングペアレント支援にも携わっているYukoと申します。私自身、3歳の娘を育てており、もうすぐ第二子産休に入ります。

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アクセンチュアにおける働き方改革「Project PRIDE」の取組みが進んでいるとはいえ、コンサルは「職場に何時間いればよい」というわけではなく、常にバリューの発揮を求められる仕事。育児に限らず様々なライフイベントを考えたとき、「両立しながらコンサルとして活躍することができるのか」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、自身の経験および後輩ワーママをメンターとしてサポートしてきた経験を元に、コンサル業とライフイベントの両立について書いていきたいと思います。

育児との両立について、社内の雰囲気は?

アクセンチュアでは、男女問わず育休を取得することは珍しくありません。2019年度は子どものできた男性の24.3%が育休取得、平均取得日数も122日だったようです。

1日4時間や週3日も選択できる短日短時間勤務制度、ベビーシッター利用料に対する会社独自の補助など、「我が会社ながら頑張ってるなぁ」と感心するくらい制度は充実しています。

「子どもが熱を出したので今日は休ませてください」と言えば、「ご家族最優先で!お子さんお大事に!」と即レスがもらえるのも、当たり前のようになってしまっているけどありがたいことだなぁとしみじみ思います。

先日、組織の女性150名が集まった昇進祝い会を開いた際、夜の時間帯だったので託児サービス付きにしてみたところ、予想以上に好評でした。

そういった「変化やチャレンジを好意的に受け止める」のはアクセンチュアの変わらぬカルチャーで、周囲に応援してもらえているということは何より大きな力になっています。

 

とはいえ、コンサルは時間で区切れる仕事ではない

周囲に応援してもらえるなら両立には何の苦労もないのか…というと、そんなわけではありません。

コンサルは、職場に何時間いればOKという仕事ではなく、バリューの発揮が求められます。お客さんも自分でできることをわざわざ高いお金を払ってコンサルに頼んだりはしないので、新しいチャレンジが降り注ぐのが日常。私は毎日決まった時間に仕事を切り上げて保育園にお迎えに行きますが、「今日やろうと思ってたこと終わらなかった…」という「未完」感を今でも日々噛みしめながら働いているのが正直なところです。

3年前、娘を生んで復職した最初の1年は、実は記憶が曖昧です。当時は授乳も続けており、保育園からの呼び出しも頻繁。育休でプロジェクトアサインが途切れているので全く新しいお客様、経験のなかった大規模ジョブ、加えて、育休中に昇進していたのでNewマネジャーとしての初仕事。もちろん初めての時短で、それまで自由に使えていた夜や休日の時間は完全に育児にブロックされ、何が大変なのかを立ち止まって考える暇もなく過ぎてしまった感覚でした。今よりワーキングマザーがレアな存在だった中でも、プロジェクトは働き方にもキャリアにも本当によく配慮してくれたのですが、貢献できていないのではという焦りと歯がゆさでいっぱいでした。

自身の経験を活かしつつ、組織におけるワーキングペアレント支援を本格化

復職2年目、ようやく自分や周りを見る余裕ができてから、同じ部署の先輩ママたちと3人で「育児中の会」を立ち上げました。これは私の部署で自主的に行っている取り組みですが、自分たちの経験や社内外でのヒアリングから、やはり大切なのは「ネットワーキング」と「プロジェクトアサインメントマッチング」ということで的をしぼり、特に育休復帰後の1年間を重点的にフォローすることにしました。ネットワーキングについては、オンラインコミュニケーションツールMicrosoft Teams上の参加者は男女合わせて90名、3ヶ月に1度行っているランチ会には毎回20数名のパパママが集まってくれています。「同じような悩みを抱えながら乗り越えてきた仲間がいる」「何かあったときに相談できる人が身近にいる」というのは心強いものです。

 

プロジェクトアサインメントマッチングについては、復職後1年間のアサインメントは先輩ワーキングマザーがメンターとなり、人事やカウンセラー、アサイン権限のあるリーダーシップを含めて、念入りに話し合っています。本人の家庭の状況・働き方の希望・昇進意欲・スキルや経験・合うプロジェクト文化など、個々人により事情は千差万別ですが、これまで5人の後輩ママのメンターをしてきた中で最大のポイントだと思っているのは「やりがい」です。

特に1人目出産後の復職では、育児との両立の中で自分がどれだけ働けるのか、本人もわかっていないことが多くあります。「時短だし、急な休みもあるし、リスクが低くサポートが万全な仕事で…」という本人の希望をそのまま叶えると、上司のサポートはあるものの、いてもいなくてもよいような期待値の低いロールになってしまい、やりがいを見失ってしまったり。逆に、「シッターも頼んで休職前と同じように働きます、頑張ります!」と意気込みすぎると、思い通りにはいかない育児との狭間で、周囲の期待値とのギャップに悩んでしまったり…。

メンターのような先輩視点を入れてディスカッションしつつ、どのようなロールであれば「自分のスキル/経験を活かして貢献できている・やりがいがある」と思えるかを考えていきます。もちろん、全てが合う理想のジョブがあるわけではありません。コンサルの仕事なので、どこかでストレッチは必要だし、一時的に負荷が高くなることもある。それでも、やりがいがあれば「自分でやりたいことだから」と思って乗り越えられるし、そうやって乗り越える経験こそが「ワーキングマザーとして働く自分」を形作ってくれていると感じます。

 

 

今の私の働き方―コンサルは時間ではない

さて、思わずワーキングペアレントの取組みに力が入りすぎましたが、私のメインのお仕事はクライアントワークです。とある大企業の子会社の取締役をサポートする立場で、経営計画の策定をご支援しています。対面しているお客様の満足度はもちろんなのですが、本社の取締役など、そのお客様のさらに上役の方の満足度を上げられたとき、すなわち対面しているお客様の評価が上がるときが個人的に一番のやりがいです。

社内では、色々なお客様への新規提案のために、データ分析や機械学習を活用したソリューション策定・セールスキット作成を行っています。それに加えてワーキングペアレント支援やら、女性向けの研修の運営やら、色々と手を出しているという状態です。

それら全てが時短勤務の中で問題なく回っているのかというと…正直、回っていないと感じるときも多いです。特に社内の仕事は、ギリギリになったり締め切りを延ばしてもらうことも…。それでも、どれも自分でやりたくてやっていることなので、「大変だ、忙しい」という感覚とはちょっと違います。

お客様との契約時に在宅勤務を可能にしたので、現在5割は自宅で作業しています。会議は絶対に17時までにし、平日の保育園のイベントにも参加します。コンサルは「職場に何時間いればOK」という仕事ではないですが、逆に「何時から何時まで職場にいなければならない」という仕事でもなく、周囲としっかりと調整すれば柔軟に働くことが可能な仕事。「ママでコンサル」は可能です。ワーキングペアレントの皆さんにも、ぜひ臆せずアクセンチュアの仲間になっていただければと思っています。

 

 

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