BPOによって余力の生じた従業員を「変革の人材」へ

お客様企業がアクセンチュアのBPOスキームを活用して事業変革や構造改革を推進する過程で避けられないのは、既存従業員の配置転換です。低付加価値の定型業務から解放された従業員の方々が、周辺の業務も担うことができる人材になるため、ないし、より付加価値の高い業務を遂行できるようになるためのスキルアップが必要だといえます。アクセンチュアの「リスキリング」(新スキルの習得)は、そうした取り組みをご支援するケイパビリティです。

従業員のリスキリングは、お客様企業のBPO活用において重要な施策の1つに位置付けられます。BPOで効率化する業務に従事していた従業員にとって必要なことは新しい活躍の機会を得ることであり、リスキリングはいわば定型業務を手がけていた従業員をDX時代にふさわしい新戦力とするための取り組みです。アクセンチュア オペレーションズのケイパビリティの中でも特にニーズの高いものの1つとなっています。

その具体的なサービスである「タレント・ディスカバリー・プログラム」は、BPOにより余力を得た人材のスキルアップを実現するサービスです。アクセンチュアでは、人材のデジタルシフトを進める上で高度なイノベーションを創出する人材を「変革創造人材」と定義しています。こうした高度人材の生み出す新事業・サービスをチームで具現化し、変革推進を担う人材のレイヤーを「変革推進人材」、変化し続ける日々の事業環境の中でデジタルに順応しさらなる最適化を模索し続けるレイヤーを「変革適応人材」と位置付け、人材の最適な再配置をご支援しています。

こうした取り組みは、昨今の日本企業が推進している雇用モデルの転換(メンバーシップ雇用からジョブ型雇用への変化)といった社会トレンドとも合致しています。また、お客様社内にて様々な業務で貢献してきた従業員の方々のさらなるステップアップをお手伝いするサービスでもあります。

DX・ビジネス変革人材ピラミッド

体系化された実践的なトレーニングマテリアル

アクセンチュアのリスキリングでは、デジタル人材としてのスキルアップを支援する様々なトレーニングマテリアルが体系的に整備されています。下記はその一例となる講座です。

Lead The Self講座:自身の志と会社組織の方向性を同期し、仕事に使命や志を見出して行動変化を促す場とする講座です。

ロジカルシンキング講座:デジタル時代の人材が備えるべき思考法として、物事を構造的に捉え、整理する方法やフレームワークを学びます。

業務改革実践講座:業務改革とは何か、そのアプローチ・検討が必要な事項や自身の業務だけでないエンド・ツー・エンドでの改革の重要性など、業務改革を担う上で必要な基礎知識を獲得します。

これらのサービスはいわゆる研修サービス企業が提供しているサービスと類似しているように思われるかもしれません。しかしアクセンチュアはコンサルティング企業であり、これらのトレーニングはすべてお客様のデジタル化を推進する大きな構造改革と足並みを揃えた内容である点が特徴です。

お客様の経営戦略のパートナーであるアクセンチュアであるからこそ、BPO+DXの文脈に合致したビジネス転換に必要な人材のリスキリングが可能となっています。

新時代の人材ポートフォリオを実現

近年では、お客様の企業グループ内でのシェアードサービスセンター(SSC)の取り組みが活発化しており、アクセンチュアでも事例が増えています。たとえば、あるクライアント企業では、アクセンチュアとジョイントベンチャーを設立し、お客様内部のBPO実行と並行してバックオフィス人材(経理、総務、人事、広報など)をSSCに集約、最大限の効率化を推進する改革を実行中です。従業員の方々は前述の講座を受講してBPR等の変革を更に進めるためのデジタル人材を目指すなど、新しい活躍の場を得ています。

こうした人材の高度化はアクセンチュア オペレーションズ内部でも展開しており、第一線で活躍し続けるコンサルタントやサービスデリバリー人材の育成を行なっています。従業員の成長意欲を刺激し、人材としての市場価値を高めることは、その従業員にとって新しい役割・業務に就くチャンスを増やすものでもあります。

アクセンチュアのリスキリングは、いわゆる「多能工化」や「課題解決力の強化」を実現し、構造的な低労働生産性の問題、人材ミスマッチ・低流動性など、日本企業が抱える課題にダイレクトにお応えするサービスです。従業員が高いレベルの仕事を処理し、会社により貢献してほしいといった、経営層の求める願いを叶えるサービスであるともいえるでしょう。

このように、アクセンチュアのリスキリングは、お客様がDXを推進する上で避けて通れない、新しい時代の人材ポートフォリオをご支援します。

人事オペレーティングモデル変革の方向性
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