課題―求める変化

概要

アクセンチュアは国土交通省が取り組む3D都市モデル構築・利活用プロジェクト”PLATEAU(プラトー)”で、民間ビジネスでの利用促進に向けた下記業務に参画し、“まちづくりのDX”(Urban Digital Transformation)の取り組みを支援しました。

  • 3D都市モデルを活用した民間サービス開発に向けたコンセプト作成及び案件組成業務
  • 3D都市モデルを活用した民間サービス開発に向けた実証調査に関するマネジメント及び民間サービスの持続的発展に関する調査業務

また、上記業務で得られた成果・ノウハウは「3D都市モデルのユースケース開発マニュアル(民間活用編)」として今後3D都市モデルを活用したサービスを開発していく多くの民間事業者向けに公開されています。

テクノロジーを活用した新しいビジネス創出やスマートシティ等の公共サービス領域のノウハウを活かして、民間企業による3D都市モデル活用促進、及び全国の自治体でのデータ整備等を推進していきます。

Project ”PLATEAU”とは

Project ”PLATEAU”は国土交通省が進める3D都市モデル整備のリーディングプロジェクトです。都市活動のプラットフォームとして3D都市モデルを整備し、オープンデータとして公開することで、誰もが自由に都市のデータを活用できる様にすることを目指しています。

現在、全国約50都市の3D都市モデルの整備と、これを活用した都市計画・まちづくり、防災、都市サービス創出等の実現を目指す“まちづくりのDX”の取り組みを推進しています。
様々な都市活動データが3D都市モデルに統合され、フィジカル空間とサイバー空間の高度な融合が実現します。これにより、都市計画立案の高度化や、都市活動のシミュレーション、分析等が可能となります。

Project “PLATEAU”
ウェブサイト:https://www.mlit.go.jp/plateau/
Twitter:@ProjectPlateau

Project ”PLATEAU”を推進する上での課題

3D都市モデルの整備・利用が持続的に拡大し将来に亘って発展していく為には、防災対策・インフラ管理などの公的業務による活用のみならず、多くの民間企業のサービス開発の基盤として活用されることが極めて重要となります。
アクセンチュアは民間事業での活用促進に向けたユースケース開発や持続的発展に向けた戦略立案・検討体立ち上げの面でProject”PLATEAU”を支援しています。

Project ”PLATEAU” ロゴ
3D都市モデルは、視覚性・再現性・双方向性において優れた提供価値を発揮します

取り組み―技術と人間の創意工夫

アクセンチュアの役割

民間企業による利用を促進する為には、3D都市モデルを活用した民間サービスのモデル事例を創出する必要があります。
アクセンチュアは、3D都市モデル・スマートシティ・xR等のテクノロジーがもたらす社会変化やビジネス価値創出に対するノウハウを活かし、Project “PLATEAU”として導出し訴求すべきコンセプトを具体化しました。
その上で、コンセプトを実現する為に各業界のリーディング企業らに対し、サービス実証調査の立上支援プロジェクトマネジメントにより成果創出を支援しました。

アクセンチュアは自社のデジタル・テクノロジーのケイパビリティを活かして、一部の実証調査ではサービスの構築支援も担当しました。

3D都市モデルの持続的発展に向けた戦略立案・検討体の立ち上げを支援し、スマートシティ官民連携プラットフォーム内に「3D都市モデルの整備・活用促進に関する検討分科会」の設立や初回運営を支援しました。

トランスフォーメーション

3D都市モデルの利用価値を具現化し普及拡大を図る為に、先進的なサービス実証調査が可能な態勢・技術力を備えた企業を巻き込み、プロジェクトとして立ち上げ・推進することが必要です。

アクセンチュアはこれまで国内外の多くの企業に向け先進テクノロジーを活用したトランスフォーメーションやサービス創出等を支援してきており、その中で培った業界ネットワークを活かして、各業界を代表する先進的企業を巻き込んだ実証体制の構築を実現しました。

また、そのようなプロジェクトで得られたケイパビリティを活かし、国土交通省の目指す姿・各企業のビジネスコンテクストを踏まえたサービス実証調査の企画・実行を支援しました。

成果―創出された価値

成果

アクセンチュアは、Project ”PLATEAU”の民間サービス開発支援として、業界を横断する7件の実証プロジェクトの立ち上げを支援し、先進的なユースケース構築に向け、実証調査の成果創出をサポートしました。

<サービス実証調査のテーマ例>

  • バーチャル都市空間における「まちあるき・購買体験」
  • ゲーミフィケーションを通じた地域の魅力発信
  • AR/VRを駆使したサイバー・フィジカル横断コミュニケーション
  • 空間認識技術を活用したAR観光ガイド
  • 物流ドローンのフライトシミュレーション
  • 工事車両の交通シミュレーション
  • エリアマネジメントのデジタルツイン化

今回アクセンチュアが支援した民間サービス実証調査で得られた成果・ノウハウは「3D都市モデルのユースケース開発マニュアル(民間活用編)」及び「3D都市モデルのデータ変換マニュアル」の形で今後3D都市モデルを活用したサービスを開発していく多くの民間事業者向けの知見資料としてまとめられ、Project ”PLATEAU”サイトにて公開されています。

[3D都市モデルのユースケース開発マニュアル(民間活用編)]
掲載サイト:https://www.mlit.go.jp/plateau/libraries/

サービス実証調査参画企業

今後の展望

今回の先進的企業による実証プロジェクト等の結果を受けて、今後多くの民間企業による3D都市モデル活用への参入が期待されます。
アクセンチュアとしてはそのような参入企業に向けたサービス創出支援に取り組むことでProject ”PLATEAU”の更なる発展に貢献していく予定です。

また、3D都市モデルが社会に普及・浸透し活発に利用される為には、事業者だけではなく消費者や行政・自治体など多様なステークホルダーのニーズを捉えたサービス展開が重要となります。

アクセンチュアはこれまで福島県会津若松市をはじめとして国内外で多くのスマートシティプロジェクトの運営・支援の経験を有すると共に、内閣府主導のスマートシティ・レファレンス・アーキテクチャの策定に従事する等、日本のスマートシティの推進に貢献して参りました。

そうした経験も活かしてアクセンチュアはスマートシティ推進の文脈からも3D都市モデルを活用した“まちづくりのDX”( Urban Digital Transformation)に貢献して参ります。

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