CSPは、複雑かつミッションクリティカルな「コネクティビティ+クラウド」のQoSが求められるセグメントやユースケースに焦点を当て、エンドツーエンドのオペレーションを実現することで、大手クラウドベンダーとの差別化を図ることができます。
また、CSPはこれまで以上にエコシステムを重視することで、ボトムアップのアプローチによって有意義なパートナーシップを構築し、社内外のさまざまな能力を活用/提供することができます。さらにトップダウンのアプローチによって、ビジネスインテグレーターや業界内のパートナーとの協働も可能になります。
CSPは明確に定義された戦略によって、これまでのB2C市場における「コネクティビティ神話」から脱却し、スキルや経営モデル、プロセス、テクノロジーを刷新することができます。ここでは、新たなプラットフォームを構築してテクノロジー関連の能力を開発するだけではなく、かつてないアプローチで大規模な共同開発/イノベーションを実現するイネーブラーを目指さなければなりません。
このロードマップを体系的なB2B変革ジャーニーの1つの出発点として、CSPはそれぞれの独自の能力とエコシステム環境に基づいて、新たな機会を生かすための最適なアプローチを模索すべき時期を迎えています。