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Accenture Microsoft Business Groupのご紹介
所要時間:約5分
March 10, 2023
テクノロジーコンサルティング本部マイクロソフトグループ(以下、Tech MS)に所属しているマネジング・ディレクターの立山 裕大です。私の組織からTechnology Diariesへの投稿は初めてとなります。初回ということで、今回は我々の組織についてご紹介させていただきます。
AMBG(Accenture Microsoft Business Group)はアクセンチュア、アバナードおよびマイクロソフトで人材を出し合って構成される組織でマイクロソフトプラットフォームのイノベーションの促進を目的としたグループです。
アバナードは2000年にアクセンチュアとマイクロソフトによって設立された、マイクロソフトのプラットフォームを使用したイノベーティブなサービスとソリューションを世界中の企業に提供することを目標とした企業です。
アクセンチュアとアバナードでは、マイクロソフトのテクノロジーに精通した約6万5,000人の専門家を擁しており、市場環境が変化する中で高まるレジリエンス強化やイノベーション創出といったニーズに対応しています。両社でノミネートしている「マイクロソフト グローバル アライアンス SIパートナー オブ ザ イヤー」は、2022年時点で通算17回受賞しており、全パートナーの中で最多となっております。
アクセンチュア、アバナード、マイクロソフトのメンバーによって構成されるAMBGのなかで、アクセンチュアはアドバイザリーの位置づけを担っていますが、実際にはアドバイザリーだけにとどまらず、SIのデリバリーも行うケースが多いです。
主にデリバリーを担うアバナードのメンバーは技術課題に対する解決力が求められ、アクセンチュアのメンバーは、大規模なSIでの顧客業務課題に対する解決力が求められ、両社は協力しながら各案件を進めています。
マイクロソフトがカバーする領域は多岐にわたるため、AMBGでは4つのドメインに分け、それぞれの分野で専門性を高めております。次回以降は各ドメインの活動について紹介していく予定です。
オンプレのシステムをAzureにクラウドシフトする案件が多いですが、PaaS/SaaSを活用して旧システムをモダナイズしたり、IoTやブロックチェーンといった新しい技術を活用して新規にクラウドネイティブなシステムを導入するプロジェクトを進めたりしています。どのプロジェクトも何らかのチャレンジがあり、その分やりがいがあるものとなっています。
Azureの強み/差別化要素としてはActive DirectoryやOfficeといったデファクトスタンダードとして利用されているビジネスツールとの親和性と、AI領域での優位性と考えています。
クラウド(PaaS/SaaS)活用の利点の一つとして、次々と新しい機能がリリース(自動反映)されるため、サービス進化のメリットを享受できるところが挙げられますが、AIについてはこの文脈で各サービスの向上に大きく貢献できると考えています (AIOpsの実現など)。
アクセンチュアはマイクロソフトと最新の情報を密に連携できる関係であり、常に最新のベストプラクティスをクライアントに提供できることがAMBGの強みと考えています。
(実際に最新の情報についての理解度が不足していると思われる場合は、個別にマイクロソフトにトレーニングを実施してもらったりしている関係です)
そうして最新技術を使ったソリューションの検討/移行/導入を経験していくことで、所属メンバーはブラシュアップされ続け、スキル/価値を高めていくことができる環境であると考えています。