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拡張するクリエイティブの役割と可能性 ~Accenture Song Creative School~
2021/08/14
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2021/08/14
こんにちは。
Accenture Song シニア・クリエイティブディレクター / シニア・マネジャーのMotonoriです。
この夏、クリエイティブ職で将来活躍したい学生を対象にしたインターンシッププログラム「Accenture Song Creative School」を開催します。え、待って?アクセンチュアがクリエイティブ?コンサルティングやテクノロジーの会社じゃないの?広告会社やクリエイティブエージェンシーと何が違うの?そんな疑問を持つ方も多いと思います。今回はこのあたりについて簡単にお話しますね。
僕は新卒で広告会社に入社し、10年以上一貫してクリエイティブ畑を進んできました。クリエイティブディレクターやコピーライター/CMプランナーとして、様々な企業のブランドキャンペーンや広告の企画制作をする仕事。それはもうすごく刺激的で楽しい毎日。このままずっと、という気持ちもありました。だけど、この先10年をイメージした時に自分自身をもっと拡張しなくてはいけないという危機感もあり、アクセンチュアで新たな挑戦をすることにしました。
アクセンチュアは、2019年に世界的なクリエイティブエージェンシーであるDroga5を買収。2021年5月には、NY、ロンドンに次ぐ新拠点としてDroga5 Tokyoを開設しました。Droga5のクリエイティビティとアクセンチュアのケイパビリティを融合し、顧客体験を変えるビジネス変革を推進するためです。また同様に、大手広告会社も社内にコンサルティング組織を立ち上げるような動きが増えています。この先、ビジネスの上流フェーズ(事業戦略やサービス開発など)はコンサルティング会社、下流フェーズ(ブランドコミュニケーションや広告など)は広告会社、といった線引きはなくなり、上流から下流まで一体となって価値を提供できる新しいエージェンシーモデルが主流となっていくでしょう。
僕たちは広告会社やクリエイティブエージェンシーが競合とは思っていません。もちろん一部の領域では重なりますが、より大きな視点やフェーズで存在価値を示すことを目指しています。広告だけでなく、事業の設計、プロダクトやサービスの開発、ブランドのビジョンやパーパスの言語化、新たな体験や価値の創出に至るまで、ビジネスのあらゆるフェーズにクリエイティブを掛け合わせていく。アイデアの力で顧客体験を変え、ビジネス変革を起こしていきます。実際に、僕は広告会社では企業のマーケティング部署の方たちと向き合うことが多かったですが、アクセンチュアではCEO(最高経営責任者)やCSO(最高戦略責任者)といった方たちとも日常的に協業するプロジェクトが増えています。ブランドの外見を着飾ったり流行りのメイクを施すその前に、ブランドの血や骨や細胞から創造する。そんな役割を担っています。
クリエイティビティを武器にして、ビジネスの上流から下流まで越境しながら活躍したい。そんな未来を描いている方は、ぜひこのインターンシップに挑戦してみませんか。一過性のアイデアではなく、より良い世界を、社会を、未来をつくるアクションを生みだす。そんな5日間になると思います。講義に加えて、クリエイティブが普段やっている仕事と同じようにアイデアを考えてプレゼンまでする実践形式のワークショップ。お会いできるのを楽しみにしています!