マイクロソフト ビジネス グループ業務内容紹介①:モダンワークプレイス ドメイン
September 15, 2022
September 15, 2022
こんにちは。
テクノロジー コンサルティング本部 マイクロソフト ビジネス グループ モダンワークプレイス ドメイン所属のTatsunoriです。
マイクロソフト ビジネス グループという組織は、Microsoftの製品のサービス・ソフトウェアによって組織の変革を実現する部門で、その中でもモダンワークプレイス ドメインは、主にMicrosoft 365の導入によってお客様がいつでもどこでも、どのデバイスでも働ける環境を整備する等、新しい働き方を支援するチームです。
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私は前職の企業に新卒で入社し、製造業のSI部門でITサービスの外販を行っていました。サーバーやストレージなどを主に扱うインフラエンジニアとして14年勤めましたが、仕事の幅を広げたいという思いから2021年4月にアクセンチュアに経験者採用で入社しました。
現在は育児休業を取得していますが、休業前は政府機関のお客様にMicrosoft 365やZscalerのサービスによってコミュニケーション基盤や認証基盤をクラウド化するプロジェクトに参画していました。
今回は、私の転職の経緯のほか、モダンワークプレイス ドメインでの仕事内容、携わったプロジェクトを通じて感じた「Microsoft製品を用いたプロジェクトでアクセンチュアが強い」理由や、やりがいについてお伝えさせていただきます。
前職での最後の数年間は社内システムをクラウドへシフトする企業が増えてきた頃で、Windows系の製品を多く扱っていた私も時代の波に乗ってMicrosoft 365の技術を習得しながらお客様へ導入していました。
案件規模は1件1件が比較的小さいながらも慢性的な人手不足で、常に複数の案件を抱えて要件定義から設計/構築/リリースまでを同時並行で担当し、同じような状況の同僚と部分的にサポートし合いながら案件をこなす毎日を送っていました。担当する案件は一通り問題なくリリースまで納められるものの、自分なりのやり方でプロジェクトを回すことを繰り返す中で、段々学びが少なくなっていることを感じていました。そうして徐々に置かれている環境では見えていないモノ(案件の規模や人の能力、仕事の質や考え方など)に対する興味が沸き、転職をすることに決めました。
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私がアクセンチュアに入社後アサインされた前述の政府機関向けのプロジェクトについて、参画したタイミングは、プロジェクトが7合目あたりに差し掛かった頃でした。
コロナ禍によって事業に甚大な被害を受けていたある政府機関をアクセンチュアが全面支援し、Microsoft Teamsを導入検討から1カ月という超短納期で世界中の拠点まで行き渡らせ、その後3カ月で認証基盤(Azure AD)を整えつつメール環境(Exchange Online)と端末管理環境(Microsoft Intune)のクラウド化を実現、さらにSIEM(Microsoft Sentinel)までが稼働している状態にまでもっていくというプロジェクトであり、そしてその導入のほとんどをアクセンチュアとアバナード社(アクセンチュアとマイクロソフトのジョイントベンチャー)のみで行いました。
ジョブインタビュー(プロジェクトアサインを決める面談)時に上記の状況を聞いたときは、スケールの大きさとスピード感に驚愕し、それを実現できるだけの人員を確保し決行に踏み切ることができるアクセンチュアの底力、そして自分の尺度では明らかに無茶なプロジェクトをマネジメントしコントロールできる人材がいることに脱帽し、同時に胸が高まりました。
まさに自分がアクセンチュアに期待していたプライムとしての大規模プロジェクトの運営と、広い知見と強力なリーダーシップを持つ人材と共に働ける環境でした。
1.人材の豊富さとアウトプット品質の高さ
前職でも同じMicrosoft 365を扱っていましたが、本格的に高度なセキュリティ機能まで導入する案件は無く、あっても担当できる人員を調達するのが非常に困難でした。一方でアクセンチュアはマイクロソフト社およびアバナード社と強固なパートナーシップを結んでおり、ハイレベルな技術者と共にほぼすべてのマイクロソフト製品を導入することができます。さらにマイクロソフト認定資格(Microsoft Certifications Program)の保持者数が非常に多く、グローバル全体で86,000人に及びます。
また資料作成における論理的思考力と目的意識がアクセンチュアの文化として社員に浸透しているため、自分が関与していないチームやプロジェクトの設計資料、事例資料を見るだけでも非常に学ぶものが多いと感じます。
2.Microsoft 365以外の幅広い領域もカバー
アクセンチュアの扱うプロジェクトは、Microsoft 365案件であっても案件の規模が大きい分マイクロソフト製品だけでは手の届かない領域(VPNやSD-WANなどのネットワーク領域など)も含めてお客様へ提案する機会も多いため、私もMicrosoft 365だけではなく、今までは気になりつつも経験できなかったゼロトラストネットワーク関連のセキュリティ製品も担当することができ、自身のスキルの幅を広げられています。
そうしてアクセンチュア全体が幅広い領域のソリューションを持っているからこそ、お客様が本当に実現したいことにアプローチできるのだと思います。
3.個の能力ではなくチームの総合力
前職の案件規模は基本的には個人商店的なプロジェクト運営が主で、常に自分の手の届く範囲、かつ進められるスケジュールでの仕事でしたが、アクセンチュアでの案件規模ではそれが全く通用せず、基本的にチームを組みつつ多くの他のチームとの連携も密に取りながらプロジェクトを進めます。
その中で求められるものは、個人のパフォーマンスをどれだけ高められるかよりも、チームという組織の最大出力を引き出すことです。そんな今まであまり重要視してこなかったことが本当に必要になる環境に置かれ、新しい経験に戸惑いつつもサポートを受けながら何とかやりこなし、自身が成長している実感を持てています。
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私は初めての転職であまり外の世界を知らず、アクセンチュアにハードワークなイメージを持っていました。しかしProject PRIDEという独自の働き方改革によってワークスタイルが大きく変化しているという噂を聞き、不安もありましたが一縷の望みを掛けて飛び込んでみたところ、本当にホワイトで風通しのよい環境に驚きました。もちろんプロジェクトによっては忙しい時期もあるようですが、それはIT業界ではどこの企業でもあるものだと思います。少なくとも私が参画したプロジェクトでは残業は極力減らしていく雰囲気が醸成されており、男性社員の育休取得者も複数人いました。(私もその雰囲気に乗っかって育休を貰いました)
アクセンチュアは、働きやすく成長する機会が多分にある会社だと感じます。
皆さんの中に現状に何か物足りないものを感じている方がいましたら、ぜひアクセンチュアに入ってみていただきたいと思います。必ず自身のキャリアに良い影響をもたらす経験を得ることができるはずです。
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