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Careers

ポストコンサル転職:ビジネスパーソンとして、父としてのキャリア選択

2022/07/27

こんにちは。アクセンチュアのストラテジーグループに所属しているKoheiです。

新卒で別のコンサルティングファームに入った後、社員数十名規模の教育・人材系ベンチャーを経て、3社目としてアクセンチュアを選択。現在はマネジャーとして、様々な業界のお客様を対象に組織人事領域を主として戦略コンサルティングの仕事を行っています。

ポストコンサル、父としてのキャリア選択について、直近数年間の記録を残しておこうと思います。

ポストコンサル転職:事業会社を目指して情報収集

大学卒業後、コンサル・ベンチャーでハードな働き方をしてきた私は、20代後半で迎えた2社目の退職後、人生のサバティカル期間として元々関心のあったエンジニアリングの学習や、豊富な実績をお持ちの方々とお会いする時間を設けていました。

「今後どんな仕事をしていきたいか?」を日々自身に問いかけながらも、ベンチャーでの事業開発が格別な体験であったことから事業会社をメインに転職活動を実施。テクノロジーを活用した大規模な事業展開に挑戦できるフィールドを探していました。

ちょうどそんなタイミングでした。転職活動を本格化させ始めた頃、妻が念願の第一子を身ごもっていることが判明。大きな喜びと共に生活は変化し、分岐点を迎えていたキャリア選択にも少なくない影響を及ぼすことになりました。

学生の頃から教育への関心が高かった私は、「子どもが生まれたら子育てに十分な時間を割きたい」という想いが強い人間でした。一方、それまでのサラリーマン経験から自分が主体者として事業運営をすると、仕事に没頭し続けている性質があることも自覚していたのです。

数ヵ月後には3人家族になることが決まった今、次の挑戦の場をどう選択するか。ありがたいことにいくつかの会社から魅力的なオファーを頂いていた当時、大いに悩んでいました。

「コンサルには戻らない」と考えていたものの・・・

3社目を選択する転職活動中、コンサルティング業界への復帰は基本的に考えていなかったのですが、1社だけ話を聞いていた会社がありました。それがアクセンチュアでした。

新卒入社したコンサルティングファームでご一緒させて頂いた方が、アクセンチュアへの転職後にマネジング・ディレクターとして大いに仕事を楽しんでおられるのが印象的で、サバティカル期間中にお話を伺っていたのです。

「アクセンチュアはできることの幅が非常に大きい」との言葉が印象的でした。

デジタルを中心に多くの知見や実績があり、既に相当な社員数を持ちながらも更に拡大させ続けているアクセンチュアという会社の事業運営について、コンサル業界を一度経験していた私は強い関心を抱きました。

また、「Project PRIDE」という働き方改革が進んでいることも大いに魅力的でした。業界経験者としては当初信じられない気持ちもありましたが、アクセンチュアに転職していた元同僚のお話を通じて取り組みが本当に進んでいること、また生産性改善の方法も確認。効率的に働くことができるよう自分自身も成長する必要があるものの、適切に取り組めば仕事と子育ての両立が確実に実現できそうである点にも惹かれていきました。

「アクセンチュアはコンサルティング業界の一企業ではあるが、もはや独自のビジネスモデルを築いた世界でも稀有な存在」

当時の私はそう結論付け、全く予定していなかったコンサルティングという仕事への再挑戦を決意。8ヵ月間のサバティカル期間は終了し、コンサルタントとして入社。

出産予定日の5ヵ月前のことでした。

アクセンチュア入社後のプロジェクト

入社後最初の仕事は、西日本の機械メーカー向けのプロジェクト。

妻の出産予定を伝えると、当時の上司は週2~3日の在宅勤務を提案下さり、世界がコロナウイルスの脅威に晒される前からハイブリッドな働き方をすることになりました。出産直前には完全在宅勤務へ切り替え、立ち合い出産で息子の誕生を妻の横で迎えることができたことは、当時のプロジェクトメンバーに今でも大変感謝しています。

家族3人での新生活に多少慣れてきた頃、当時所属していたチームのマネジング・ディレクターから「ストラテジーグループのプロジェクトに入ってみよう」と提案を受け、通信系のお客様向けのプロジェクトに配属されます。短い期間で早期に必要な知見をキャッチアップして価値を出そうとする働き方は、前職のベンチャーで日々試行錯誤しながら事業開発を行っていた私にとって、むしろ心地の良い環境でした。

2つ目のプロジェクトが終了すると、上司であったストラテジーグループ所属のシニア・マネジャーから別のプロジェクトにも入ってくれないかとお誘い頂き、気が付くと周りには自分とは異なるストラテジーグループのメンバーばかり。当時仕事が楽しくて仕方なかった私は、上司からの「異動してこないか?」とのお誘いにも案の定快諾。

アクセンチュアへの入社後1年で、早くもストラテジーグループへ社内異動することになりました。

異動後は製薬会社様や食品会社様向けのプロジェクトを担当し、1年後にマネジャーへ昇格。
現在は教育機関様向けのプロジェクトで全体リードを務めています。学生時代から問題意識を強く抱いてきた領域で、データサイエンティストの方々と協働しながらテクノロジーを活用してダイナミックな変化を起こそうとする現在のプロジェクトは、アクセンチュアに入社して求めていた仕事そのものだと感じます。

なぜアクセンチュアはビジネス成長と働き方改革を両立できるのか?

ところで、ストラテジーグループへの異動とほぼ同時に社会がコロナ禍へ突入し、在宅勤務の生活が始まりました。出社しないことで保育園の送り迎えは行いやすい一方、時には関係者の感染から保育園が一定期間閉園になることもしばしば。急遽平日の日中に育児をせざるを得ない状況になることもありましたが、プロジェクトメンバーや家族の支えのおかげで、仕事と子育ての両立を保てています。

アクセンチュアはなぜこれほど多くの大規模なプロジェクトを回すことができているのか、その一員としてカラクリが見えつつあります。生産性向上の一環として工業化できる領域は徹底的に効率化するものの、現場の裁量は変わらず大きく、その結果メンバーは各現場で試行錯誤して充実感を得ながら成長していくサイクルは、まるで大きな生き物を身体の内部から覗き見ているようです。

私のアクセンチュア生活は子育てとの両立が常にテーマですが、他にも介護や家族の仕事など、様々なプライベート事情を抱えたメンバーが多くいらっしゃいます。中には退職を選ぶ方もいますが、出戻りが非常に多いのも印象的で、以前は3度目の入社という同僚もいました。多くの社員を抱えながら、社員に愛され、人生のフェーズの変化に合わせて接点を持ちたくなる組織であるアクセンチュアは、今後も長く繁栄を続けるのだろうと感じさせられます。

戦略コンサルタント社員の転職ブログ連載:

コンサル出身者が語る、アクセンチュア戦略コンサルタントの転職体験談

 

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