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Careers

人材育成担当が語る、新卒・第二新卒入社者の活躍を支えるアクセンチュアの研修制度とは

人材育成担当がアクセンチュアの新入社員研修の内容やこだわりのポイントを紹介します。

2024/02/05

こんにちは。アクセンチュアで人材育成を担当しているシニア・マネジャーのRyoです。
アクセンチュアでは新卒・第二新卒・経験者の方々が、毎月入社してくれています。今回は新卒第二新卒採用に焦点を当てて話をしていきたいと思います。
アクセンチュアと聞くと、テクノロジーというキーワードを頭に浮かべ、理系出身者の比率が高いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際には、政治・経済を学んだ人、教育学を学んだ人、文学を学んだ人、生物学を学んだ人、など非常に多種多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、現場で活躍しています。また国内のみならず、各国から日本オフィスに入社してくれる学生も多く、この多種多様なバックグラウンドを持つ方々が一堂に会していることこそ、アクセンチュアの力の源泉であると日々痛感させられています。

今回のブログでは、そんな新卒・第二新卒入社の方がプロジェクトで活躍できるよう、基礎力をつけてもらうために開催している入社時研修をご紹介します。また、入社時研修を経て、晴れてプロジェクトに参画した後も、当然研修の受講機会は継続的にあります。入社~プロジェクト配属後まで、研修にフォーカスしてお話をしていきますので、入社後のイメージをつかんでもらえたら嬉しいです。

アクセンチュアの研修

入社時研修の概要

新卒・第二新卒入社の方は、入社時研修という位置づけで、2〜3ヶ月にわたり、プロジェクト業務で必要なスキル・知識を醸成するプログラムを受講します。(※タイミングによって日数や内容が変わる可能性があります。)

入社時研修は現地とオンラインのハイブリッドで開催しています。現地で集まり膝を突き合わせながら議論が必要なカリキュラムについては、極力各拠点に集まって実施します。全国複数拠点に新卒・第二新卒入社者が配属されているため、オンラインで実施可能なカリキュラムについては、各拠点のメンバーがオンライン上に一同に会して受講するなど、開催形態を随時切り替えながら研修を実施しています。特に現地で集まる研修はコロナ禍で長きにわたり実現できていなかったため、実際に現地で顔を合わせたメンバーが夜の飲み会で盛り上がるなど、楽しそうに話している姿を見ると感慨深い気持ちでいっぱいになります。

新卒・第二新卒入社者向けの研修では、アクセンチュアで活躍するために必要なマインドを理解し、行動変容を促すとともに、プロジェクトの場で必要な知識・スキルを醸成することを到達目標としています。また、入社時研修が終了した後も一緒にアクセンチュアライフを共に歩む、同期の絆を育むことも、知識・スキル醸成と同じぐらい重要なこととして位置づけています。私自身、新卒でアクセンチュアに入社し早15年が経とうとしていますが、諺どおり「同じ釜の飯を食った」同期とのつながりは今でも強く、ビジネス・プライベート共に欠かせない存在であることを日々痛感しており、この同期の絆の醸成には特に深い思い入れを持ってさまざまな施策に取り組んでいます。

アクセンチュアの研修2
アクセンチュアの研修2

入社時研修のカリキュラム

新卒・第二新卒入社の方が受講する研修カリキュラムは大きく以下3つに分類され、入社してからプロジェクトに配属されるまでの約2〜 3ヶ月の間、プロジェクトで必要となる知識・スキルを習得するため、様々なプログラムを受講します。
アクセンチュアの研修の大きな特徴の一つとして、実際にプロジェクトで活躍するアクセンチュアの現役社員がコンテンツ作成や講師を担当することが挙げられます。具体的な経験談を織り交ぜた「生きた話」だからこそ、今学んでいることを実際に仕事でどのように活用するのか、なぜ必要か、などしみじみと理解しながら学んでいけるのではないかと考えています。

1.全職種共通研修(マインド・カルチャー・ビジネス基礎)
アクセンチュアで活躍するために求められるマインドセットや日本オフィス特有のカルチャーを学んだ上で、日々の業務を迅速かつ的確に実施するため必要となる、ロジカルシンキング、PowerPointスライドの作成、タスクマネジメントなどの基礎知識・スキルを学習します。座学だけでなく、同期同士でのディスカッションや模擬プロジェクト演習など自発的に学ぶ仕掛けを多数盛り込んでいます。

2.テクノロジー基礎研修
自身の配属先組織やプロジェクトにおいて必要となるテクノロジーの基礎を身につけるための研修です。このステップから、配属ごとに複数のコースに分かれて必要な研修を受講するスタイルになります。この記事ではその中でも「Tech BootCamp」と呼ばれる研修に焦点を当てて後ほど少しだけ中身をご紹介します。

3.領域別研修
筆者自身が入社した頃は、コンサルティング・システムインテグレーションといった色が非常に濃い会社だったと記憶していますが、現在のアクセンチュアは、お客様の多岐にわたる悩みや課題を解決するために、本当に多種多様なビジネスを展開しています。そのため、組織ごとに求められる専門的なスキルも多岐にわたり、非常に多くの研修カリキュラムの中から個人ごとに必要な研修を選択して受講する必要があります。このフェーズではより細かな業務ごとに分かれた研修を受講し、現場で即戦力として活躍できる素地をつけていきます。

VUCA*の時代に生き抜くスキルを身につけるための「Tech BootCamp」

世の中が加速度的に変化するこのVUCAと呼ばれる時代において、「これを身につければ将来安泰」というスキルはもはや存在しないと考えています。ではそんな世の中でいったい何を学べば活躍できるのか?強いて言えば「仲間と協力しながら、いかにして新しい知識・スキルを自分のなかに取り込み続けることができるか」が非常に重要なスキルになると考えています。
*VUCA=Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況を意味する。

「Tech BootCamp」では講師がプログラミングなどを手取り足取り教える、ということはしません。豊富に用意されたコンテンツを受講者自身が活用し、チームで協力しながら学び高めあうことで、「最低限必要となる土台としての基礎知識・スキル」を身につけると同時に、「テクノロジーの学び方」を学び、常に変化する世の中で新しいものを継続的に取り込み続ける素地を身につけることを目指しています。講師はいないものの、ファカルティーと呼ばれる先輩社員が皆さんのそばにいます。答えを教えることはしませんが、困った時にはどうやって解決に向かっていけば良いのか、道筋を照らしてくれる「頼れるガイド」です。このファカルティーや同期の仲間と協力しながらやっと切り抜けていけるくらい非常にタフな研修ですが、研修を卒業するときの目つきや発言は明らかに受講前と異なっており、受講生の成長を肌で感じられる、人材育成担当者としては非常にやりがいのある研修の一つです。

アクセンチュアの研修3
アクセンチュアの研修3

入社時研修以降のアクセンチュアでの成長

冒頭でもふれましたが、入社時研修終了後も継続的な学びの場が用意されています。アクセンチュアには、グローバル共通の研修のほか、日本独自の研修もあわせて数万コースあります。日本のアクセンチュア社員に求められる基礎スキル・知識を整備し、いつでもオンラインで受講できるようにしています。特にオンライン研修は気軽に受講でき、自身の知識やスキルをアップデートするために、とても有用なもので、プロジェクトで担当する業界やテーマが変わった際に研修を活用する方も多いです。

特定の技術に特化した最新トレンドや基礎スキルなど、多くの研修は部門や拠点、さらには国を超えて受講することができます。アクセンチュアという巨大な成長のプラットフォームをうまく活用して、自身を継続的に高めていってほしいと思います。

さいごに

アクセンチュアでは今回ご紹介したような公式の研修だけでなく、社員同士がお互いの専門知識を共有しあう有志の勉強会も存在します。(こちらも公式な研修に負けず劣らずびっくりするくらいの質と量で実施されています)

勉強会はプロジェクト単位だったり、チーム単位だったり、はたまた趣味の延長でやっている人がいたりと、日々各所で開催されています。教えてもらう側もスキルや知識が身につきますし、教える側も教えることでさらに理解が深まる、知識・スキルがアップデートされるなど、お互いwin-winな取り組みです。アクセンチュア社員の「成長意欲」「教えたがり」「助けたがり」の精神がもたらす勉強会は、個人的に大好きなアクセンチュアのカルチャーです。

また、研修や勉強会以外にも、日々の業務を通じて成長していく仕組みが整っています。アクセンチュアでは日々業務を遂行する中で、プロジェクト上の直属の上司や、ピープルリードと呼ばれるメンター社員からタイムリーにフィードバックを受ける「Ongoing Conversation」という取り組みがあり、文字通り「Ongoing(継続的)」に日々フィードバックをもらい、そこから成長のヒントを得る機会がたくさん提供されています。

そんなアクセンチュアは、成長したいと強く願い、行動する人にとって本当に理想的な職場環境だと思っています。

いかがでしたでしょうか?少しでもアクセンチュアの人材育成について理解を深める一助になったようであれば幸いです。

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