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データ分析の力で、顧客インサイトに寄り添うマーケティング改革を。Intelligenceチームのご紹介
2023/03/02
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2023/03/02
こんにちは。アクセンチュア ソングでデータやアナリティクスを駆使したコンサルティングサービスを提供している、マネジング・ディレクターの浅野です。
私の所属するアクセンチュア ソングは、激しく変化する顧客や社員のニーズの変化を捉え、クリエイティブやテクノロジーを駆使してクライアントの成長を実現する組織です。その中で、我々Intelligenceチームは、データサイエンスやAIの力を活用し、アクセンチュア ソングの様々なチームとコラボレーションしながら、戦略立案支援から実施策の運用まで一貫した支援を行っています。
このブログでは、そんな我々Intelligenceチームの強みや求める人材像についてご紹介させていただきます。
テクノロジーの進歩に伴い、あらゆるものがデータで取れるようになってきました。この傾向は今後も加速していくことは確実でしょう。マーケティングやコマースといったアクセンチュア ソングで扱うテーマにおいても、データ活用による顧客理解が今までになく重要視されています。
もちろん、このような時代ですので、様々な事業会社や分析会社がデータ活用に取り組んでいますが、大きなビジネス的価値に繋げるのには苦労しているように見えています。
我々アクセンチュア ソングのIntelligenceチームは、強力なデータネットワークと他社にはない変革の実績を武器に、クライアントのビジネス的価値の創出を支援させていただいています。
データ活用に向けた強力なネットワーク
マーケティングにおけるデータ活用を進めるうえで、まずは自社のデータ活用から進める企業が多いかとは思います。一方で企業にとっては自社の顧客以外の顧客がどのように動いているかに興味があるのも事実です。どこに市場があり、そこにはどのような顧客がいるのか?また、その顧客がどのようなライフスタイルで生活し、何に興味を持っているのか?といったことを知ることで、戦略を昇華させたいという相談をいただきます。
我々Intelligenceチームでは、国内約20社、海外100社以上のデータホルダーと手を組み、データネットワークを作ることで、購買データやソーシャルデータ、ライフログ、ロケーションデータなどを活用し、クライアントの疑問に科学的に答えることができます。これらのデータに対してビジネス的な仮説をもって向き合うことにより、顧客インサイトを導出し、これに基づいた戦略立案を行う支援をさせていただいています。
アジア、ヨーロッパ、アメリカなど海外のデータを扱う機会も多く、日本企業が海外に展開していくときに、まだ自社データが十分に揃わない段階でも市場や顧客を理解することができ、日本での展開と少し違った戦略を提案していけるのは、他の分析会社などではなかなか味わうことのできない面白みかなと思います。
データドリブン改革への関心は高まっていますが、企業全体での戦略に昇華させ、業績に直結する成果を上げている企業はまだそれほど多くはありません。
我々アクセンチュアは、日本を代表するような企業と合弁会社設立やデータドリブン組織の立ち上げを行ってきており、企業ごとの課題に向き合いながら成果を上げるデータ分析を繰り返してきました。分析部門だけではなく、商品開発やマーケティング、営業部門、新規事業部門等が組織横断的にデータをしっかりと活用できるようにすることや、クライアントと結束して成果の創出に向けて取り組んでいけることはアクセンチュアならではの醍醐味です。
Intelligenceチームにはデータサイエンティストとデータドリブンコンサルタントの2つのスキルタイプがあり、専門性を磨いています。データドリブンコンサルタントは、データ分析からの示唆を活用したコンサルティングを行う二刀流の職種になっています。チームの中でもコンサルティング業界や事業会社でコンサルティング経験を持ち、データサイエンティストのメンバーとタッグを組んだり学んだりしながら二刀流を目指すメンバーもいれば、逆に分析企業やIT企業、事業会社で分析経験を持ち、コンサルティング力を学びながら二刀流を目指すメンバーもいます。
また、アクセンチュア ソングがこのような大きな変革をお客様にご提案できるのは、クリエイティブやデザイン領域での強力な実績や、顧客フロント領域のシステム開発・導入実績に加え、セールス・コマース・マーケティングなどを変革するスペシャリストが揃っているためです。コラボレーションすることでお互いの強みを生かしあうチャレンジができるのも、アクセンチュア ソングならではの面白さです。
マーケティング領域の分析と聞くと、広告施策のPDCAやKPIの可視化などを思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、私たちのプロジェクトでは、まず最初にアクセンチュアのデータネットワークを活用してクライアントの課題を把握するところから始まります。
一例をあげると、小売業のお客様に対して、「都市部では高いシェアをキープしているものの、地方ではシェアが奪われつつある」といった課題を見つけることが可能です。さらに深掘り分析していくことによって、地方での成功例に基づく立地戦略や、地方での購買層を見極めたうえでの製品戦略の検討に展開していきます。もちろん、「地方では継続購買率が低い」ということが原因だとわかれば、追加でお客様の自社データを分析し、継続購買に繋がる顧客行動を把握して施策PDCAに繋げていくというようなプロモーション高度化も行っております。
このようなことを実施するときに、データから見えてきた示唆に基づいて、どのようなキャンペーンを企画していくべきか?どのようなクリエイティブで訴求していくべきか?継続的な配信にはどのような仕組み・システム・運用体制が必要か?といったところを、アクセンチュア ソングの他組織とコラボレーションしながら推進していくことにより、大きなマーケティング改革を実現しています。
これまでの経験を武器に、データという武器を持つコンサルティングに挑戦したい方、他領域のスペシャリストとコラボレーションをしたい方にとって、アクセンチュア ソングのIntelligenceチームは最高の場所だと思います。ぜひ参画していただき、一緒にチャレンジをしながら経験の幅を広げていただけたらと思います。
マーケティング領域の分析と聞くと、広告施策のPDCAやKPIの可視化などを思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、仕事内容に記載させていただいた通り、我々が取り組んでいるのはもっと大きな意味でのクライアントビジネスそのものの変革です。旧世代的なマスマーケティングから1to1マーケティングへの変革やプロダクトアウトからカスタマーセントリックへの変革など、お客様企業における大きな変化に立ち会うことができます。
大きな変革やスペシャリストとのコラボレーションを中心に書かせていただいているため、ハードルが高く感じた方もいるかもしれません。しかし、日々の業務を通じての成長はもちろんのこと、アナリティクスの社内トレーニングや勉強会も充実しているため、最初からすべてのスキルを身に着けていなくても、成長意欲さえあれば学ぶ機会はたくさん提供されています。データドリブンコンサルティング職には文系出身のメンバーも沢山います。
私たち自身、データ分析プロジェクトだけでなく、戦略立案や業務改革、顧客分析基盤開発やビジネスプロセス変革、アプリの顧客体験設計など様々なプロジェクトを経験してきましたし、チームメンバーには特定の業界に知見のあるメンバーやシステム開発に強いメンバーなど様々なメンバーが在籍しています。経験者採用で参画したメンバーも多く、様々なバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。さまざまなメンバーが揃うことで、画一的なチームよりも多様な価値を提供することができます。最初から全ての経験をしているメンバーはいませんので、部分的にでも生かせそうな経験がある方は、是非新しいキャリアにチャレンジしていただけたらと思います。
データ分析を使ってビジネス成果を生み出していきたいという情熱さえあれば、我々は歓迎です。
今後のキャリア検討において、このブログが少しでも参考になれば幸いです。