こんにちは。

アクセンチュアの法務本部 コントラクト・マネジメントのHidekiです。

この記事では、現在他企業・事務所で法務に関わる仕事をされている皆さんや弁護士として活躍している皆さんに、私のキャリアを通じて、アクセンチュアでのコントラクト・マネジメントという部門の目的や役割をお伝えしたいと思います。こちらのブログを通じて業務内容への理解が深まり、皆さんの今後のキャリアを考えるうえでの参考となれば幸いです。

 

コントラクト・マネジメントって?

 

そもそもコントラクト・マネジメントという部門や役割は他の日系企業に存在しないことも多く、聞きなじみのない方が多いと思います。アクセンチュアは、コンサルティングやシステム構築などのプロフェッショナルサービスをお客様に提供しますが、そのプロジェクトを成功に導くために契約という観点で関わります。

契約締結後の原本管理や期日管理といったことはもちろん、契約期間中の対応事項や順守すべき義務の抽出および実際の対応(一例として再委託時の書面承諾の取得や月次報告内容の書面化・捺印対応)や、アクセンチュアから提供することとされている作成物・サービスの履行状況の管理、さらには突発的な事由や状況変化に関する相談・問い合わせ対応、サービススコープ、スケジュール、料金等の契約変更の検討・ドラフト作成も行い、これらの状況・対応の社内関係部門間での連携や、現場担当者からお客さまへのご説明内容の支援(検討・同行または直接対応)も実施します。

さらにはアクセンチュアによるサービス提供や契約に対する知見を活かして、お客さまへの新規提案活動の支援もすることがあります。

 法務と現場という2極では、なんとなく現場がやってくれているはずと見過ごしがちな対応や、専門性の違いからお互いの知識・言語・相互理解が難航するような場面もあります。アクセンチュアでコントラクト・マネジメントがプロジェクトを担当する場合は、法務領域とサービスの提供の双方、ひいてはコマーシャル的な影響についても知見を有するコントラクト・マネジメントが中間的な位置取りでサポートをすることで、法的トラブルに発展するリスクを可視化し、回避することを目的にしています。これにより、それぞれの想いを代弁することができ、会社全体のビジネスに貢献しています。

在籍メンバーのキャリアは弁護士・法務・購買・コンサルタント・プロジェクト管理経験者など多種多様です。また日本だけでなく中国・大連にもメンバーがおり、これらメンバーの中からお客様やプロジェクトの特性(契約条件の複雑性等を含みます)などに応じたチームを組成し、業務にあたっています。

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私は後列右から2番目です。前列左から2番目が現在のコントラクト・マネジメントのリード(部門長)で、先日オーストラリアから約3年ぶりに来日した際の写真です

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アクセンチュアに入社するまで

 

私は元々司法試験浪人を経た後、法務としてキャリアを開始し、アクセンチュアに入社する前に2社で働きました。

(年代がバレてしまいますが旧司法試験・丙案の時代でした)。

1社目では最少時2名~最多時10名規模の法務部門で、商標/取引法務(業務委託・システム開発・売買・代理店・商品化権)/債権回収/M&A/新規事業/研修など、法務の中でも多種多様な業務を経験しました。

また社外活動としても経営法友会・日本知的財産権協会の各種活動(当時話題性の高かった債権法改正研究会への参画)などに関わる機会をいただきました。

2社目では一人法務として、法務だけでなく総務/財務/人事といった、法務に限らないバックオフィス業務を横断的に経験しました。

いずれの企業での業務においても、

1. 新しい取り組みや相談に対してことさらにリスクを強調し頭ごなしにNoと言うのではなく、どういった条件が揃えば実施できるのか

2. 必要な対処を一律で現場担当に任せるのではなく、専門性や効率性の観点で誰が担うのが適当なのか

3. それらをビジネス側のスピード感を損ねることなく進めることができるか

を念頭に置いて業務にあたっていました。

 

アクセンチュアコントラクト・マネジメントへの転職

 

その後、縁がありアクセンチュアのコントラクト・マネジメントに転職しました。その際に感じたことは、これまで自分が単なる一法務担当者の心がけとして念頭に置いていたことが組織化・機能化しており、自らを強みとして活かすことができるのではないかというもので、その感覚は合っていたと思っています。

アクセンチュアに入るまでは法務の担当としてお客様へ直接説明することも数える程度しかありませんでしたが、現在は日常的に行っています。そのためお客様や社内担当者から内容・期日的に難しいご要望を直接いただく機会も増えましたが、ご要望の実現や意図・施策のご了承、また感謝の言葉やrecognition(アクセンチュアでは業務で関わった社内のメンバーへ、感謝や成果・貢献などに対するメッセージを伝えるeカードを送信することができる社内の仕組みもあります)をいただけた際には達成感を得ますし、オフィシャルにrecognitionをいただくという機会は以前より増えたのではないかと思います。

こちらは約3年ぶりにお客様先へ出張した際に夜景を撮っている姿を、同行したコントラクト・マネジメントメンバーが撮った写真です。 お客様との間でも直接のやり取りをして、契約時の円滑な取り交わしや検討事項が発生した際に臨機に相談できる関係を構築しておくことはやはり重要と考えています。

 

アクセンチュアでの働き方

 

またアクセンチュアへの転職を決断する際には就業環境に少し不安を覚えたところがあったのですが、入社後、その不安は徐々に解消されました。

もちろん繁忙期といったものは存在しますが、コントラクト・マネジメントでは各自の担当業務・割当状況を数値化しており、担当業務が特定個人にしわ寄せされることなく平準化ができるように各チームの責任者が管理する体制を取っているため、実際の業務量が超過傾向にある場合も相談することができる体制と環境があります。

実際に私も入社後子どもが生まれた際に、当時の管理者と事前相談の上で、育児休暇を2ヶ月間取得できました。

またCOVID-19以前から在宅勤務の制度を導入済みだったこともあり、緊急事態宣言中などは全日在宅での業務が可能な環境になっています。

 

最後に

 

いかがだったでしょうか。どうしても法務というと杓子定規に、できる/できないの判断をせざるをえない印象がある人もいるかもしれません。しかし、実際には、相談を投げかけてきたお客様や社内の関連部署と協力しながら、プロジェクトのゴールを達成するためにベストな対応策を、法務関連の専門知識やリーガルマインドを基に、法的な観点のみならず商業的な影響も考慮したうえで模索・実行していくことが重要と考えています。

この記事を通じてアクセンチュアのコントラクト・マネジメントにご興味をお持ちいただけた方は、是非一度お問い合わせをいただければと思います!

 

 


 

関連サイト:

コントラクト・マネジメント(アナリスト―マネジャー)- 管理部門 (accenture.com)
管理部門 採用情報|アクセンチュア (accenture.com)
採用イベント・セミナー案内

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