予想よりはるかに早く、事業・業務 戦略とテクノロジー戦略は切り離せないものになりました。

これまで、テクノロジーによって行政機関業務の一部が強化されましたが、テクノロジー戦略と事業・業務戦略を一体化している機関はほとんどありませんでした。しかし今や、そのすべてが変わりました。新型コロナウイルスのパンデミックに対応するために、世界中の公共サービス機関が急速なデジタル変革に取り組み、未来への歩みを加速させました。

行政機関の戦略は、テクノロジー戦略を推進することなく達成することはできません。そのため、テクノロジーのリードなしには、行政のリーダーシップは存在しないのです。従来とは全く異なる方法で市民にサービスを提供するために、今こそ、テクノロジーアーキテクチャのすべてのレイヤーを見直すチャンスです。

75%

組織全体の成功のためにテクノロジーアーキテクチャが重要または極めて重要になってきていると答えた公共サービスのリーダーの割合

ほとんどの行政機関では、時代遅れのテクノロジーという技術的な負債が足かせになっています。必要なのは、これとは反対に技術的な財産を築くことです。つまり、時代遅れのシステムから脱却するための明確な道を切り開き、変化への適応性が高く、再利用可能なテクノロジーを構築していく必要があります。

今や、公共サービス機関はかつてないほど多くのテクノロジーを選択することができます。クラウドの導入、各種AIモデル、さまざまなエッジデバイス、ハードウェアとコンピュテーションの設計や基本的な物理特性など、テクノロジースタックの各レイヤーは新たな次元へ拡大しています。そしてクラウドハイパースケーラーが数多くの「as-a-service」ソリューションを提供し、技術標準が改善され、機関全体にクラウド基盤が拡大したおかげで、かつてないほどこの選択肢を活用しやすくなっています。

一部の地域では、国が所有する独自のクラウドをどのように設計・導入するのかという問題が解決しておらず、パブリック クラウドサービスの普及を妨げる要因になっています。しかし、問題は行政機関がデジタル主権とデータプライバシーを損なうことなく新しい選択肢を利用することが「できるかどうか」ではなく、「どうすればできるか」になってきています。

最もダイナミックで影響力のある、持続可能なアーキテクチャは、行政機関が現在利用可能なすべてのテクノロジー機能を活用し、現状の業界に適した独自ソリューションを構築しながら、国民やコミュニティのニーズの変化に対応するための再利用性についてもフォーカスすることができるアーキテクチャです。

より良い未来を築く

このような急速な変革と新しいテクノロジーの急激な流入をきっかけに公共サービスの新時代が幕を開けました。新時代においては、アーキテクチャの重要性がかつてないほど高まり、テクノロジースタックがより良い成果を生み出す原動力となります。

著者について

Ryan Oakes

Senior Managing Director – Strategy & Consulting, Global Public Service


Valerie Armbrust

Managing Director – Consulting, Public Service


Todd Kimbriel

Managing Director – Public Service, North America


Eyal Darmon

Managing Director – Strategy & Consulting, Public Service


水田 響

公共サービス・医療健康本部 マネジング・ディレクター

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