課題

アサヒグループホールディングス株式会社(以下アサヒグループホールディングス)の100%子会社であるアサヒプロマネジメント株式会社(以下アサヒプロマネジメント)は、アサヒグループ全体の管理業務を受託している企業です。同社を通じて、アサヒグループホールディングスとアクセンチュアは「包括業務提携契約」を締結し、経理・人事業務の約7割を順次アクセンチュアへ委託(BPO)することを発表しました。
アクセンチュアは最新デジタル技術やBPR関連ノウハウを活用し、アサヒグループホールディングスの管理業務の高度化・効率化を支援していきます。

国内のグループ31社の管理業務の高度化・効率化を目指す

アサヒグループホールディングスは、「アサヒスーパードライ」などのビールに代表される酒販事業をはじめ、ソフトドリンク、食品などの製造・販売を手掛ける大手メーカー企業です。

同社の管理業務を受託しているアサヒプロマネジメントは、グループ企業における間接部門の集約と効率化を目的として2000年に設立されました。その後、アサヒグループのホールディングス化に伴ってアサヒグループの財務とIT機能が集約されたほか、2016年には知財、品質保証、法務、監査、資料室の機能の集約も実施されました。

さらに2017年4月にはアサヒグループホールディングスのサステナビリティ、秘書、迎賓館、社有林「アサヒの森」などの機能も集約したことで、現在はアサヒグループ31社の管理・間接業務の受託と同時に、経営管理本社として、グループの「機能別戦略」の立案や推進、グループ経営資源の管理も担っています。

このように国内のグループ各社の管理業務を幅広く担っているアサヒプロマネジメントは、管理業務の「高度化」や「効率化」をミッションの1つに掲げています。これまでもAIやRPAの活用、業務プロセス改革の推進による、グループ全体の生産性向上を図ってきました。同社は業務のさらなる高度化・効率化を目的として、アクセンチュアのBPOのノウハウや、最新デジタル・テクノロジーの活用を取り入れることによる、抜本的な改革への取り組みを進めています。

戦略とソリューション

年間約214,000時間相当の業務をBPO

アクセンチュアは、アサヒグループホールディングスにおける経理・人事領域のオペレーション業務のBPOを提案し、最終的に包括業務提携契約として締結されました。このプロジェクトは2019年9月より順次、BPOを進めていき、最終的に経理・人事業務の約7割に相当する年間約214,000時間の業務効率化が実現する見込みです。

アサヒプロマネジメントが引き続き手掛ける管理業務においても、AIによる請求書の読み取り及び支払いの自動化、社内の問い合わせに対する回答の自動化などにおいて、アクセンチュアは最新のデジタル技術やノウハウを提供することで、業務プロセスの抜本的な改革の実現を支援します。

さらなるスキル取得で、業務改革推進や新規課題の対応へ

BPO対象となる業務を現在担当しているアサヒプロマネジメントの社員の皆さまは、これらの業務プロセス改革に必要なスキルを習得し、グループ管理部門における業務改革の推進や、新規課題への対応といった業務に従事する予定です。

トランスフォーメーション

アサヒグループホールディングスでは、2019年に更新された「中期経営方針」の重点課題の1つとして、新たな成長源泉の拡大に向けた「経営資源の高度化」を掲げています。

アサヒプロマネジメントにおける今回のBPOの取り組みは、この「経営資源の高度化」における取り組みの1つです。同社では今後の展望として、創出された時間の活用による、グループ管理業務のさらなる高度化や働き方改革の加速を目指しています。

アクセンチュアは、アサヒグループホールディングスの管理業務のさらなる高度化・効率化に向けて、さらなる変革の実現を支援していきます。

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