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デジタルコンシューマの体験を改善する4ステップ

6月 18, 2021

調査レポート

概略

成長に向けて消費財メーカーが実践すべき4つのステップ

消費者との関係を見直す

ブランドは、本来の理念に沿った統合的な戦略を策定することで、今日の複雑な顧客体験全体を通して、一貫性のあるブランド体験を提供しなければなりません。

小売業者との関係を再構築する

顧客(小売業者)は消費財メーカーに対して、デジタルと実店舗を含めたすべてのチャネルのシームレスな連携を求めています。また、この中で各地に散在する小規模な実店舗の重要性が高まっています。

ルートトゥマーケット(RTM “市場への浸透戦略“ )を再構築する

高い業績を達成している消費財メーカーはそうではないメーカーに比べて、自社のルートトゥマーケット戦略にデジタルなアプローチを積極的に組み込み、統合しているケースが2倍多いことが分かっています。

成長を後押しするオペレーションモデルの再設計

消費財メーカーは、100%インサイト主導のモデルにシフトしなければいけません。部門/部署を横断して、デジタルコンシューマに対するアウトカムの提供を優先したオペレーションを推進し、複雑な意思決定のプロセスを簡素化する必要があります。

消費財メーカーはどこから着手するべきか?

消費者との双方向の対話を実現する。デジタルコンシューマの体験をオンラインと実店舗の両方で改善する。グローバルアプローチとローカルアプローチのバランスを最適化する。

デジタルシェルフのようなテクノロジーも活用した体系的なアプローチを採用する。最新の分析ツールを用いて、入手可能なデータをスピーディかつ大規模に活用する。

顧客の優先順位を明確にして、彼らと共有する新たな価値創造を推進する。チャネル環境全体を踏まえた、新たなプロポジションと体験をデザインする。

デジタルツールとリキッド・ワークフォースを活用した、エンドツーエンドのプロセスを策定する。エコシステムパートナーとの協働を通じて、優れた俊敏性とレジリエンス(回復力)を備えたサプライチェーンを構築する。

著者について

Martin Adkins

MANAGING DIRECTOR – ACCENTURE SONG, SALES AND COMMERCE


Nevine El-Warraky

Global Industry & Products Lead – Accenture Song


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