ハイテク企業とクラウドとの関係は、クラウドインフラストラクチャを構築しているだけでなく、それを製品ロードマップに組み込んでいるという点で独特なものです。このような独特の関係によって、これまでクライアントとして取引していた企業が、次には競合相手となったり、さらにはハードウェア企業がas-a-Serviceプラットフォームプロバイダーに変貌したりと、複雑に絡み合ったものとなっています。
- これまで使用されてきたハードウェアソリューションでは対応しきれないため、ハイテクメーカーは製品やビジネスモデルのみならず、自社のあり方そのものの再検討が必要となります。
- クラウドは、このような変化に組織が効果的に適応できるよう手助けするツールになりつつあります。
- 導入が成功すれば、クラウドを活用した自社製品の有効性やメリットをクライアントに示すチャンスともなるでしょう。