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新型コロナウイルス(COVID-19)が消費者行動を永続的に変える

2020/04/28

調査レポート

概略

新しい生活様式は、業界の未来を変革します

危機に直面する消費者を知る

不確実性に打ち勝つ新たな購買行動

新たな—永続する—購買習慣

高まり続ける健康重視

消費財ブランドはこの変化に注意し、消費者、買い物客、従業員の健康的生活の支援を優先しなければなりません。「健康戦略」を掲げることは、近い将来の戦略的な差別化要因となるでしょう。

意識的消費の向上

消費者は何を買うのかをより意識しています。食品の無駄を抑えるように努力し、買い物においては価格により敏感になり、維持可能性に優れた選択を行うようになっています。ブランドに求められるのは、(例えば、新しいビジネスモデルを模索することで)これを自分たちの提供する製品やサービスの中核とすることです。

地域志向の拡大

ローカル製品を優先購入する傾向は、消費者が購入する商品(例:地元産/郷土品)や買い物の方法(例:地元のスーパーを支持)に反映されています。今後、消費財企業は地元との連携方法を模索することが必要です。地元産であることの強調、地元ニーズへのカスタマイズ、地元に関連する取組みを実施することが実現に寄与します。

社会的影響

80%

の消費者は社会とのより強い、あるいは変わらぬつながりを感じています。

88%

の消費者はこうしたつながりは収束後も長期的に継続すると予想しています。

新たなバーチャル・ワークフォース

46%

これまで在宅勤務の経験がなかった人の46%が、今後は在宅勤務の機会を増やすことを検討しています。

消費者とつながりを維持する

対応

  • 主要業績評価指標(KPI)を追跡する機能横断的なコマンドセンターを立ち上げる
  • エラスティック・デジタル・ワークフォースを実現するタスクフォースを設置
  • 新たな需要やブランド目標に関するマーケティング計画を再形成

初期化

  • 消費者、顧客、従業員との関係性を再定義し、さまざまな働き方を再考
  • エコシステムパートナーとの関係を再考再定義
  • 提供する製品/サービスポートフォリオを再検討

再生

  • インテリジェントなデータ駆動型のオペレーションモデルへの移行を加速化
  • 新型コロナウイルス禍後の時代に向け、企業の投資計画の優先順位を再検討
  • 合併、買収の機会を模索し市場を精査

お問い合わせ

宮尾 大志

執行役員 製造・流通本部 統括本部長

江川 恭太

ビジネス コンサルティング本部 ストラテジーグループ 流通・小売 プラクティス日本統括 マネジング・ディレクター
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