人材
「人」の力がビジネスを動かす
優れた人材が、優れた成果を生む。アクセンチュアでは、「人材の獲得」、「人材の育成」、「人材の潜在能力を引き出す」という3つの戦略を通じて、テクノロジーと人間の創意工夫がもたらす価値の実現を目指しています。
人材
優れた人材が、優れた成果を生む。アクセンチュアでは、「人材の獲得」、「人材の育成」、「人材の潜在能力を引き出す」という3つの戦略を通じて、テクノロジーと人間の創意工夫がもたらす価値の実現を目指しています。
アクセンチュアのビジネスを動かすのは「人」であり、人材戦略の原動力です。社員一人ひとりが、変革を推進する「Reinventor(リインベンター)」として活躍できる、最高の職場であることを目指しています。
アクセンチュアの人材戦略は、以下の3つの柱に基づいています。
アクセンチュアでは、最高の人材を獲得・育成し、人材が持つ潜在能力を引き出すために、「市場価値の高いスキル」、「目的を持った仕事」、「心身・経済的なウェルビーイング」、そして「社員が帰属意識を持ち、力を発揮できる信頼関係」という4つの側面において、社員にとってより良い職場環境を築くことを目指しています。
アクセンチュアのパーパスは、「テクノロジーと人間の創意工夫でまだ見ぬ未来を実現すること」です。そしてアクセンチュアの人材戦略では、アクセンチュアで働く社員が変革とイノベーションの時代を切り拓いていくための準備を整え、経営戦略に沿ったリーダーシップ、人材、文化を育むことを目指しています。アクセンチュアは、ビジネス環境における変化し続けるニーズに対応しながら、イノベーション、卓越したデリバリー能力、グローバルな専門知識など、確立された強みを基盤として成長しています。アクセンチュアは、社員の支えにより、信頼される再創造のパートナーとして、お客様にイノベーションと成長を大規模に提供しています。
企業変革を推進するには、イノベーションを最前線に据え、アクセンチュアが優秀な人材を惹きつけ、育成し、鼓舞することが必要です。人材は、アクセンチュアにとって最も重要や競争優位性のひとつです。アクセンチュアの人材戦略の一環として、企業変革に必要なイノベーションを推進するために不可欠と考える多様な視点や知見を大切にしています。
アクセンチュアは実力主義を基本としながら、すべての社員が自分らしく力を発揮できる環境づくりに取り組んでいます。公正な機会、偏見のない職場環境、一人ひとりの可能性を最大化する仕組み。
アクセンチュアが目指すところは、すべての社員が帰属意識を持ち、尊重されていると感じ、最大の能力を発揮できる文化と職場環境を築き、すべてのステークホルダーに対して360度バリューを創出することです。アクセンチュアのリーダーは、この文化を育み、当社のコア・バリューを体現することが期待されています。
スキルを起点にチームを編成する力――適切な人材を、適切なプロジェクトに、適切なタイミングで結びつける力は、成果を生み出すうえで欠かせません。人材とイノベーションを原動力とする組織として、アクセンチュアはスキルデータと市場の動きから人材ニーズを先読みし、今日そして明日に必要となるスキルを先回りして見極めています。
中核となるテクノロジーと戦略的なソーシングを活用し、これまで出会えていなかった人材の層を見いだして、卓越したメンバーによるチームづくりにつなげています。さらに、実習制度(アプレンティスシップ)をはじめとするさまざまな機会を通じて、人材のすそ野を広げています。
また、お客様のニーズに応えるために社内から機動的に人材を起用し、社員の成長につながるキャリアを築く新たな機会を提供する柔軟さも備えています。人とテクノロジー、AI、データを結びつけることで、ビジネスのスピードに合わせて、必要な人材を大規模に確保できます。
人々がアクセンチュアを魅力的に感じてくれる理由は、そのパーパス、業界をリードする企業とともに手がける最先端の仕事、そして人材ブランドがあるからです。幅広い人材にアクセスできているのは、多様な採用手段を用いて「学びへの柔軟性(ラーニング・アジリティ)」の高い人を探し、学歴ではなくスキルで採用しているからです。
数々の賞を受賞してきたグローバルなオンボーディングプログラムは、新たに加わったメンバーがアクセンチュアのカルチャー、コアバリュー、パーパスにじっくりと触れる、1年がかりの体験です。この New Joiner Experience(NJX)は、入社という決断に確かな手応えと自信を持てるよう、入社者を一貫して支える充実したプログラムです。
NJX は入社初日より前から始まります。内定承諾書にサインをすると、アクセンチュアで働く雰囲気を体感できる魅力的なポータルへの招待が届きます。
入社後の NJX では、インタラクティブなストーリーテリングやゲーム、少人数の「スタートグループ」での交流から、対面でのイベント、そして One Accenture Park での没入型体験まで、多彩なオンボーディング活動を用意しています。One Accenture Park は、アクセンチュアについて、そしてアクセンチュアがどのようにお客様を支援しているのかを学べるよう、入社者のためだけに構築されたバーチャル空間です。
2025年度に最も多くの採用につながったのは社員からの紹介(リファラル)で、全採用の24%を占めました。
アクセンチュアは、あらゆる活動の中心にスキルを据えています。このアプローチにより、お客様のニーズと、自社の戦略上の優先事項やカルチャーを反映したスキルを重視しながら、世界中で先回りして候補者を探すことができます。
市場を綿密にモニタリングすることで、営業パイプラインのごく初期の段階からお客様のニーズを捉え、必要になる前に新たなスキルを見極めています。AIを活用したスキルエンジンによって、社員一人ひとりが持つスキルを正確に把握できるため、採用すべきか、社内で育成すべきかを最適に判断できます。
Talent Orchestration ダッシュボードは、統合されたデータをリーダーに届け、部門間の壁を解消します。需要、スキル、収益、人件費などへの影響を総合的に評価しながら、お客様に向けてよりスマートで迅速かつ正確な要員計画を立てることも可能にします。
これにより、より高い予測力を持って、市場のニーズに合わせた機動的な採用・育成を通じてスキルの体制を増強・再配分できます。このコンソールは、アクセンチュアが事業全体でどのように360度バリューを提供しているかを測定するデータ&アナリティクス基盤、360° Value Navigator の一部です。
アクセンチュアは地域社会への投資を続けることで、これまで出会えていなかった人材の層にアプローチし、その力を引き出すとともに、革新的なかたちでキャリアの道と機会を生み出しています。
政府機関、非営利団体、コミュニティカレッジなどの組織と連携し、実習制度をはじめとするアクセンチュアでのさまざまな役割を通じて、人材の教育・育成・支援に取り組んでいます。
専門的な実習制度は、労働市場全体を映し出す採用パイプラインを築き、最高の人材を採用するうえで、今も中心的な役割を担っています。
2025年度におけるアクセンチュアの実習制度とその他の実務ベースの学習プログラムには、以下が含まれます。
米国とカナダでは、2016年以来、実習プログラム(Apprenticeship Program)を通じて、まだ出会えていなかった人材を採用し、トレーニングやコーチング、キャリアの機会を提供してきました。2025年度には、実習制度経由の採用がエントリーレベル採用の20%を占めました。
実習生の多くは、プログラム修了後もアクセンチュアで働くことを選択しています。また、200社を超える企業とともに、各社独自の実習プログラムの立ち上げや拡大に取り組んできました。
2025年度には、人材と機会を結びつけるため、ワシントンD.C. にあるコロンビア特別区大学(UDC)および PeopleShores と協働し、UDC のコングレス・ハイツ・キャンパスに新たな Cybersecurity Tech Hub を開設しました。この連携は、キャリアの道を広げ、コロンビア特別区の労働力の未来に投資することを目的としています。実習生は、サイバーセキュリティの本格的な技術研修、アクセンチュアのチームとの実践的なプロジェクト経験、業界エキスパートによるメンタリングを受けながら、競争力のある給与と充実した福利厚生を得ることができます。
アクセンチュア英国の実習プログラムは、力強いキャリアを切り拓くもので、2つの異なるルートを用意しています。一つは学士号取得型の実習(undergraduate degree apprenticeship)で、経験がほとんど、あるいはまったくない人を対象に、学術的な学びと実務経験を組み合わせ、テクノロジーとコンサルティングの確かな土台を築けるよう設計されています。2025年度に始めた AI エンジニア実習は、非技術系の学位を持つキャリアチェンジ希望者がAIスキルを身につけられるよう特化したプログラムです。AI分野でのキャリアをスタートするための実践的なスキルと経験を提供し、条件を満たした参加者は修士号の取得へ進むこともできます。
2025年度には、障がいによって進学や修了が難しかったエンジニア志望の人材を育成するためのインターンシッププログラムを日本で開始しました。このプログラムは、8週間の就業体験と研修を通じて参加者の可能性を引き出し、エンジニアとしてのキャリアを前進させながら、心身の健康を整えられるよう支援するものです。参加者はメンターから一人ひとりに合わせたサポートを受け、研修を修了するとプロジェクトに配属され、お客様に意義ある貢献ができる環境で活躍します。
アクセンチュアは、新たな需要に応えるために、常にリインベンターズを育成しており、アクセンチュア社内または社外でも、活躍できるキャリアパスを提供し、必要とされる人材であり続けられるよう支援しています。
人材の育成とは、社員が目的を持って働き、問題を大胆かつ革新的な方法で解決できるように、社員の能力に投資することです。
社員が新たな機会を見いだし、スキルの幅を広げられるよう、アクセンチュアは2025年度に社員の学習と能力開発へ10億ドルを投資しました。デジタル学習プラットフォームを通じて約4,700万時間の研修を提供し、これは2024年度から9%の増加で、特に生成AIに力を入れています。
数々の賞を受賞してきたプログラムには、業務に直結し、デジタルで、業界に沿ったスキル研修が含まれます。いつでも利用できるトレーニングとして提供され、社内のエキスパートが構築し、脳科学に基づき、第一線のコンテンツプロバイダー、認定資格、世界中の大学とのパートナーシップに支えられています。
社員はあらゆる階層で、リーダーシップ能力を高め、キャリアを成長させる機会を得られます。お客様に大きな価値を届けるため、テクノロジー業界の最大手から専門性の高い小規模なプロバイダーまで、エコシステムパートナーの主要なテクノロジーについて社員の認定資格も提供しています。
スキルデータは、人材の獲得を助けるだけでなく、人材の育成にも役立ちます。社員が自分ならではのスキルを見極め、伸ばし、その成長を追えるようにすることで、より一人ひとりに寄り添った体験価値を提供しつつ、変化するお客様のニーズに柔軟に応えられます。
スキルデータを活用して、一人ひとりの関心とお客様の優先事項に沿った学習のおすすめや配属機会を提示しています。新たなスキルをいち早く見極める力があるからこそ、社員は需要の高い能力を身につけてキャリアを前進させながら、お客様の企業変革を支えることができます。
新たなスキルが生まれると、それをスキルアーキテクチャに取り込み、社員が自らの志を発信し、学び・配属・人とのつながりの機会を通じて成長を追えるようにしています。
アクセンチュアのAIスキル習得戦略は、「Educate(学ぶ)」「Enable(使えるようにする)」「Embed(仕事に根づかせる)」という3つの柱に支えられており、役割やニーズに応じて、AIへの理解、実践力、そして働き方への深い浸透を育むよう設計されています。AI学習プログラムは、高度なAIスペシャリストの拡大を後押しするもので、新しいAIツールを公平・持続可能に、そしてバイアスなく活用することに重点を置いています。2025年度には高度なAIへの注力をさらに深め、Technology Quotient(TQ)プログラムを通じた新たな教育の取り組みを開始しました。TQは継続的なテクノロジースキルのカリキュラム兼学習プログラムで、エージェント型AIの高まる影響を社員が理解できるよう支援します。
2025年8月31日現在、550,000人を超える社員が、生成AIの基礎に関するトレーニングを完了しています。
テクノロジー学習プラットフォームである Udacity を統合したことで、高度なAIなどの重点領域でスキルを伸ばせるよう、コンテンツと学習体験を拡充しました。Udacity は、独自のAIツールの習得を含め、実践的なメンター支援型の学習を重視しています。
さらに、高度なAIスキル習得のロードマップには、役割別のブートキャンプ、対面のサミット、第一線の教育機関とのパートナーシップ、サービスを横断する学びの道筋が含まれ、社員が単に「AIを使える」だけでなく「エージェント型AIを使いこなせる」状態を目指しています。
アクセンチュアはAI&データ人材を増やし続けています。2026年度末までにAI&データ人材を8万人へ倍増させるという目標に対し、2025年度末時点で約7万7千人の熟練した専門家に達しました。社員は、Consulting Day や Strategy Day といった没入型の体験を通じてAIツールを実際の場面に持ち込みながら、業界を問わずお客様の事業を高度なAIで企業変革を導く方法を学んでいます。
人々がリーダーに期待するものは、かつてないほど大きくなっています。優れたリーダーシップは、アクセンチュアのカルチャーの根幹であり、事業運営に欠かせない要素です。リーダーシップは、新入社員を導く経験豊富なアナリストから、事業を率いる最上位のエグゼクティブまで、あらゆる階層の一人ひとりが担う責任だと考えています。複雑さを乗り越え、企業変革を推し進め、あらゆる階層のチームを鼓舞できる、未来に対応したリーダーを育てています。
特定の対象に向けた的を絞った学習に加えて、生成AIツールや学習ワークショップを活用しながら、パフォーマンス・報酬・表彰のプロセスを含むさまざまな学びの体験に、リーダーシップの大切さを織り込んでいます。たとえば、生成AIによる会話シミュレーターを使えば、リーダーはコーチングの対話を練習でき、肝心な場面――チームとの日々の育成のための対話――でより効果的に振る舞えるようになります。
また、アクセンチュアの評価プラットフォームでは、リーダーシップの模範となる社員を表彰する「People Leadership賞」を設けています。
アクセンチュアは、理解を深め、インクルーシブな職場づくりを後押しするため、充実した学びの機会を社員に提供しています。たとえば次のようなものがあります。
アクセンチュアのサステナビリティ指数(Sustainability Quotient、SQ)学習プログラムは、過去に「Brandon Hall Group Excellence Gold Award」を受賞しており、アクセンチュアのリーダーによって専門的に厳選されたコンテンツを提供しています。SQには、10個の簡潔なリアルタイム学習モジュールが含まれ、ビジネスインパクトと価値創出を促進する上でのサステナビリティの重要性に関する貴重な知見を提供しています。
アクセンチュアは、パートナーシップ、地域社会への貢献、スキル向上、雇用の機会を通じて、世界中のお客様や地域社会の人々の可能性を引き出すことで、ポジティブな変化を推進できるユニークな立場にあります。
人々の潜在能力を引き出すことは、ある根本的な問いから始まります――「ここで働くことで、その人は『より良い状態』になっているか?」。社員を「より良い状態」にするとは、人としての根源的なニーズを満たし、次のように感じられるようにすることを意味します。
アクセンチュアの調査では、こうした人としてのニーズを満たすことで、職場における個人の潜在能力を最大3分の2まで引き出せることが分かっています。
社員の声に耳を傾けることは、彼らが仕事に必要なツールやリソース、適切な学びの機会を得られているか、意義あるキャリアの道を探れているか、前向きで互いを尊重し合える職場環境を体験できているかを確かめるための、大切な手がかりになります。
アクセンチュアの充実したキャリアパスは、初めから柔軟に設計されています。社員がスキルを伸ばし、新しいアイデアを持ち込み、創造的な解決策を提案し、大胆で自分らしい声を仕事に反映できるよう後押しするためです。アクセンチュアを、社員が個人としても、プロフェッショナルとしても志を実現できる最高の場所――学び、成長し、いきいきと活躍できる場所にしたいと考えています。
社員は自分のキャリアへの関心を自由に発信でき、その関心や志に沿ったキャリアを描けるよう支援を受けられます。一年を通じて、ピープルリードは一人ひとりが志の実現に向けてどのように成長していくかを導く役割を担います。
Performance Achievement の仕組みは、プライオリティ(目標)の設定、率直な自己振り返り、そしてレビュー担当者からのフィードバックを通じて、社員がインパクトを生み出す道筋に乗り、その軌道を保てるよう支援します。
毎年、人材に関する話し合い(タレント・ディスカッション)を行い、社員が自らのパフォーマンスを振り返り、キャリアの成長を支える意義ある成長機会や行動を見つけられるよう支援しています。
2025年度には、約97,000人を昇進させました。アクセンチュア独自の「Careers Marketplace」アプリは、社員が新たな機会を見つけるのに役立ちます。アクセンチュアの社員は、このアプリを使用して、社内で募集されている職種を検索し、応募することができます。
メンタリングと復職支援(リターンシップ)のプログラムは、人材の育成・エンゲージメント・定着を支える重要な原動力であり、リーダーシップ開発プログラムを補完するものです。
メンタリング
メンターは、個人としても、プロフェッショナルとしても、その人を全体として成長させる役割を担い、共通の関心や経験、あるいはアクセンチュアのカルチャーを前進させたいという思いを通じて、社員同士を結びつけます。すべての社員に開かれたメンタリングプログラムは、参加者がグローバルなネットワークを広げ、多様な視点から学ぶ機会を提供します。
復職支援
これらのプログラムは、メンタリングや研修、スキル習得の機会などのサポートを通じて、職場復帰の障壁を取り除くことに重点を置いています。たとえばオランダでは、Parental Reboarding Program によって、一人ひとりに合わせた復職プラン、メンターシップ、コーチング、そして Working Parents Network を通じた仲間の支えにより、スムーズな職場復帰を後押ししています。
新しい表彰プラットフォーム「Recognize」は、社員が互いの成果を称え合う方法を変え、感謝を日々の仕事の自然な一部にしています。生成AIによるメッセージ作成支援を活用したこのプラットフォームは、節目や成果を称えるためのより充実したデジタル体験を提供しており、2025年4月の導入以来、1分あたり平均9件の称賛が交わされています。
アクセンチュアはすべての社員を大切にし、尊重するとともに、誰もが存分に力を発揮できる環境づくりに取り組んでいます。コアバリューの一つ「個人の尊重」に基づき、互いに、そして関わるすべての人に対して、敬意を持って接します。安全で、脅威のない職場を保つよう努め、互いを尊重し、協働し、実力を正当に評価する環境のもとで仕事に取り組んでいます。
差別を一切許さず、バイアスのない職場、そして誰もが尊重されていると感じられるカルチャーのもとで、社員が最高の仕事をできるよう後押しし、お客様の事業の再創造をより効果的に支援しています。アクセンチュアは違いを受け入れるチームを築きます。異なる視点こそが、お客様にとってより良く、より革新的な解決策を生み出すと信じているからです。
アクセンチュアの社員ネットワークは誰にでも開かれており、仲間とのつながりや信頼関係、メンターシップの機会、成長への道筋を育みます。あらゆるキャリア段階の参加者に価値をもたらし、つながりとインクルージョンの文化を育んでいます。
ネットワークには、女性、障がいのある人、軍の退役軍人とその家族、LGBTIQ+ の人、ニューロダイバージェントの人、さまざまな人種・民族・文化的背景を持つ人、そして信仰を持つ人・持たない人のためのものがあります。
アクセンチュアは社員それぞれの異なる文化を認め、称えることで、誰もがありのままの自分を大切にされる環境づくりを進めています。今年取り上げた社会的に広く認知された行事は、すべての社員を称え、つながり、支え合う機会となりました。
これらの行事には、世界中で祝われる次のような節目が含まれます。
国際女性デー(International Women’s Day)
21回目となるIWDでは、40か国以上の社員、お客様、パートナーに向けて135以上のバーチャルイベントと対面イベントを開催しました。
世界異教徒間の調和週間(World Interfaith Harmony Week)
アクセンチュアでは、世界異教徒間の調和週間に際して、すべての人に平和と文化を促進するための相互理解と異宗教間の対話の重要性に焦点を当て、信仰や無信仰の伝統がどのように一人ひとりのアイデンティティ形成に関わっており、異教徒間でどのように架け橋を築くことができるかについて知識を深めました。また、米国とカナダでは、「違いを尊重し、敬意を表す」というテーマに焦点を当てたアクセンチュア初の宗教サミットを開催し、社員は現地で参加、あるいはオンラインで参加しました。
国際障がい者デー(International Day for Persons with Disabilities)
PurpleSpace の #PositivelyPurple イニシアチブに125か所の拠点で参加し、世界中の職場における障がいのある人々の貢献を称えました。
国際人種差別撤廃デー(International Day for the Elimination of Racial Discrimination)
社員に対し、インクルーシブなリーダーシップへの理解を深め、人種・民族差別がもたらしうる影響に立ち向かう意義ある行動を取ることで、アライ(味方)としての振る舞いを高めるよう呼びかけました。
対話と発展のための世界文化的多様性デー(World Day for Cultural Diversity for Dialogue and Development)
アクセンチュアの社員は、対話を通じてお互いの文化を尊重し、平和と持続可能な発展を目指すことの重要性を学ぶ機会を得ました。
プライド月間の取り組み
アクセンチュアのプライド・ネットワークは、世界180カ所でイベントを開催しました。
ニューロダイバーシティを祝う取り組み
ニューロダイバーシティ・ネットワークは、Neurodiversity Celebration Week 期間中にさまざまなライブイベントを開催し、ニューロダイバージェントのリーダーによるパネルディスカッションなどを通じて、ニューロインクルーシブな行動への理解と意識の向上を図りました。
世界アクセシビリティ啓発デー(Global Accessibility Awareness Day)
世界アクセシビリティ啓発デーを記念し、アクセシビリティの重要性を伝える説明会を開催しました。日々の業務成果物をよりアクセシブルにする方法を示すとともに、社員とお客様の双方を支えるための取り組みを紹介しました。
アクセンチュアは、偏見を避けるためにプロセスを継続的に見極め、すべての社員がアクセンチュアでキャリアを着実に前進させるための適切なスキル・役割・行動を備えられるよう取り組んでいます。
法的に認められている範囲で、自己申告(セルフ・アイデンティフィケーション)プログラムを通じて、社員が自分自身に関する情報――法的な性別、性自認、性的指向、民族や人種、軍歴や退役軍人としての地位、障がいやニューロダイバーシティの有無、社会経済的背景など――を任意で共有できるようにしています。
2025年8月31日現在、約17,000人の社員が、障がい者であると自己申告しており、また約82%*の社員が自身の性的指向と性同一性を共有している可能性があります。
* アクセンチュアとマイクロソフトの合弁事業であるアバナードは除外されます。
アクセンチュアでは、年齢、障がい、人種、民族、性同一性または性表現、性的志向、宗教などに関わらず、いかなる差別も一切容認しない方針を設けています。
リーダーには、実力主義と非差別へのこのコミットメントを自ら体現することが求められます。採用や処遇の判断は、その人の資質、貢献、能力、そして成長の可能性を考慮し、実力に基づいて行うことが定められています。また、社員のフィードバックを集めて、その進捗を評価しています。
アクセンチュアは、社員の根源的なニーズを満たすためのプログラムや取り組みを用意し、厳選して提供しています。2025年度も、さまざまなウェルネスの専門家が設計した多彩なデジタルツールや施策を通じて、社員のウェルビーイングを支え続けました。
社員とその家族には、医療・歯科・薬剤の補償から、各国の事情に合わせた補完的なプログラムまで、幅広い健康関連の福利厚生を提供しています。
アクセンチュア全体で、社員のニーズを把握し、地域の状況に応じて、社員支援プログラム、公衆衛生システム、企業が支援する健康プログラム、精神衛生およびウェルネスプログラムへのアクセスを提供しています。
例えば、カナダでは、不妊、養子縁組、代理出産などの包括的な家族形成支援サービスを提供しており、社員が医療ナビゲーターや支援ネットワーク、リソース、医療費償還制度にアクセスできるよう支援しています。また、健康な妊娠と赤ちゃんの促進に特化したサポートも提供しています。
アクセンチュアは、社員の感情面・精神面の健康とウェルビーイングのための環境を整え、ツール・プログラム・取り組みを提供するよう努めています。メンタルヘルスの取り組みは、社員が率直で誠実な対話に安心して臨める職場環境づくりを後押しし、エンゲージメントの強化にもつながっています。
さらに、デジタルツールの拡充、各種施策、社内コミュニケーションやキャンペーンを通じて、社員のウェルビーイングへの先回りした支援を高め続けています。たとえば、次のような取り組みがあります。
例えば、次のようなサポートがあります。
ピアツーピアサポート:アナリストから役員まで、約24,000人の社員で構成されるアクセンチュアのメンタルヘルス支援ネットワークを通じて、メンタルヘルスの問題を抱えている仲間が必要とするサポートを得られるよう支援する体制を整えています。アクセンチュアは、リーダーを含む当社の社員に、仲間が助けを必要としていることを示すサインを理解し、メンタルヘルスについて話し合う方法、そして困っている人をサポートするために取るべきステップを理解するためのトレーニングを提供しています。
総合的なウェルビーイングのためのリソース:アクセンチュアは、メンタルヘルス組織と連携して、職場でのメンタルヘルスを優先する方針とイニシアチブを提唱しています。Thrive Globalとのパートナーシップを通じて、科学に基づくソリューションを提供する行動変容プラットフォームを活用し、社員の健康状態を改善するカスタマイズされたプログラムを提供しています。
これらのプログラムには、情緒的・精神的な回復力を高め、帰属意識を強化するとともに、よりよい認知的健康のための栄養戦略を導入し、社員とその家族の包括的なニーズをサポートするスキルが含まれています。
アクセンチュアのウェルビーイング・ハブ:アクセンチュアは世界中の社員に、社員の人生における重要なステージで身体的、精神的、経済的な健全性をサポートする統合オンラインソースを提供しています。
このハブは、Thrive Global、Calm、Wysa、RethinkCare、Nudge、Optumなどのパートナーを通じて、睡眠、マインドフルネス、子育て、ワークライフバランス、生産性、金融リテラシー、メンタルヘルス(必要に応じてカウンセラーの支援あり)に関するサポートを提供しています。ユーザーは、AIを活用したチャットボットを利用して、必要なサポートを得ることができます。さらに、カナダと米国の社員は、ハブ経由で医療保険にアクセスできます。これらのプログラムはまた、社員の家族全員を支援するためにも利用できます。
アクセンチュアのグローバルな職場安全衛生方針では、すべての社員と請負業者が担う職場の安全衛生を保つための責任が定められています。この方針により、適用法や規制へのコンプライアンスを高め、全社的な安全衛生管理基準の導入を促進しています。
オーストラリア、ブラジル、ドイツ、インド、アイルランド、イタリア、スペイン、フィリピン、英国などの国々では、ISO® 45001認証(労働安全衛生管理に関する国際規格)を取得しました。アクセンチュアは、事業を展開するすべての国でISO® 45001に準拠した基準に達することを目指しています。
2025年度には、アクセンチュアのグローバルガバナンスモデルを基盤に、新しいトレーニングとツールを導入し、「Global Health, Safety & Environmental(グローバル健康・安全・環境)」プログラムの強化を継続しました。アクセンチュアのGlobal Protection & Security(グローバル安全・セキュリティ/GP&S)チームが引き続きインシデント管理とセキュリティに関するアドバイスを提供し、社員を支援します。GP&Sチームは、緊急の物理的セキュリティや生命に関わる安全上のインシデントについて社員を支援するために、24時間年中無休のグローバル監視プログラムを管理する責任を負っています。
すべての拠点が物理的にアクセシブルであるという目標の実現に向けて取り組みを続けています。アクセシビリティセンターは、障がいのある社員のための支援・アドバイザリーサービス、協働によるテクノロジー研究、採用などのサポートも提供しています。
アクセンチュアは、すべての社員が力を発揮できる安全でインクルーシブな環境を築くことを目指しています。アクセンチュアの拠点全体には、以下が含まれます。
また、対面またはオンラインでの作業を問わず社員を支援するため、職場環境支援ツール(Accommodation Support Tool)を42か国で提供しています。このツールを介して、各種支援テクノロジー、柔軟な勤務体制、人間工学に基づいた機器、スクリーンリーダー、ノイズキャンセリングヘッドホンなどのリクエストが可能です。また、このツールを使用して、Webサイト、アプリケーション、物理的なワークスペースなど、サポートが必要なアクセシビリティの障壁についての懸念を提起することもできます。
アクセンチュアのトータル・リワード・プログラムは、社員のスキル、貢献度、キャリアアップに対して報酬を与えることを目的としています。トータル・リワードは、現金報酬、株式、福利厚生で構成され、アクセンチュアの社員が勤務し、生活する市場に合わせて調整されています。株式やボーナスなどの報酬は、社員が全社的な成功を共有する機会です。社員のキャリアが進むにつれて、報酬を受ける機会が広がります。報奨には、金銭的な報酬だけでなく、社員のケアを支援する健康・福祉プログラムも含まれます。
アクセンチュアは、性別・人種・民族を越えた公正な処遇(ペイ・エクイティ)に取り組んでおり、正当なビジネス上の要素のみに基づいて、偏見なく社員に報いるためのプロセスとレビューを整えています。
また、アクセンチュアは、現地国の状況に応じた外部基準を用いて生活賃金を検証する定期的なレビュープロセスを実施し、当社社員全員に適切な生活賃金またはそれ以上の賃金を支払うことを保証しています。これは、これらの国における法定最低賃金を上回る水準です。アクセンチュアは、現在認定が行われている英国と米国の2か国で、生活賃金保証企業(Living Wage employer)としての認定を受けています。
アクセンチュアは、住んでいる場所や働いている場所に関わらず、すべての社員に独自の基本的な福利厚生を提供し、社員が職場でも個人生活でも、それぞれ力を発揮し、目標を達成できるよう支援することを目指しています。
基本となる福利厚生は、社員が自らの健康を最適に保ち、人生のさまざまな段階を通じて確かに大切にされていると実感できるようにするものです。こうした福利厚生への平等なアクセスを実現し、社員がいきいきと活躍できる機会を生み出せるよう取り組んでいます。
アクセンチュアは、法的に許可されている場合、または市場で提供可能な場合には、以下の最低限の福利厚生をグローバルに提供することを目指しています。*
一部の市場では、これらは標準的に提供されていますが、標準的に提供されていない地域でも、以下のような福利厚生の提供を通じて、アクセスと平等性を向上させることを目指しています。
遠隔医療サービス
アクセンチュアは、便利でアクセスしやすい医療を提供するために、一般的な疾患に対する非緊急医療サービスへの仮想アクセスを含め、約99%の社員に遠隔医療サービスを提供しています。社員は、アクセンチュアが支援する医療保険や政府が提供する医療保険を通じて、このケアにアクセスできます。
予防医療
アクセンチュアが支援する医療保険や政府が提供する医療保険を通じて、社員の約88%に、検査や予防接種などのさまざまな予防医療サービスを提供しています。これらのサービスは、潜在的な健康リスクや症状を早期に特定し、その進行を防止し、影響を最小限に抑えるのに役立ちます。
LGBTIQ+向け医療保険
アクセンチュアは、法的に許可されている場合、または市場で提供可能な場合には、以下を提供します*:
休暇
社員がリフレッシュし、活力を取り戻して、仕事から離れた時間を楽しむ余暇を提供するために、アクセンチュアは法定最低休暇日数、法定以外の休日、その他有給休暇を含む、少なくとも15日間の有給休暇を提供しています。
産休
アクセンチュアでは、少なくとも16週間の有給出産休暇(育児休暇と一時的労働不能休暇の両方を含む場合がある)または同等の有給休暇をすべての父母に提供することを目指しています。これには、法律に従って提供可能な場合、両親を対象とした養育手当や社会助成金が含まれます。この福利厚生は、約97%の社員に提供されています。さらに、育児休暇、養子縁組休暇、代理出産休暇の基準を世界的に拡大するよう取り組んでいます。
忌引休暇
大切な人を失った悲しみとの向き合い方は、一人ひとり大きく異なる、とても個人的なものです。働く場所や暮らす場所を問わず、すべての社員が悲しみと向き合う時間を持てるよう、家族を亡くした際には各国の慣習に応じた有給の忌引休暇を提供しています。
配偶者またはパートナー、または子供(死産を含む)を失った社員には、少なくとも4週間の有給休暇を提供することを目指しています。この福利厚生は、法定要件と育児休暇を含めて、約96%の社員に提供されています。
さらに、流産をした、またはパートナーが流産した社員には、少なくとも3日間の有給忌引休暇を提供するよう努めています。この福利厚生は、法定要件を含め、約98%の社員に提供されています。
* アクセンチュアとマイクロソフトの合弁事業であるアバナードは除外されます。