温室効果ガスの排出量を削減
脱炭素化を先導する企業は、自社のCO₂排出量やエネルギー使用量などのデータを、単なる環境データではなく、重要なビジネス情報として捉えています。しかし、データを追跡するだけでなく、そのデータに基づいて行動する必要があります。こうした情報をもとに課題を特定し、改善に向けた行動を起こしてこそ、競争優位性につながります。
ネットゼロへの移行に積極的に取り組む企業は、営業利益率の向上だけでなく、エネルギー消費量や温室効果ガス排出量の大幅な削減も実現しています。たとえば、パブリッククラウドの活用により、CO₂排出量を最大84%削減することが可能であり、エネルギー効率の改善が脱炭素化の加速にもつながります。こうした取り組みは、環境目標の達成に貢献するだけでなく、企業の競争力と企業価値の向上にもつながります。
データ
わずか16%
2050年までにネットゼロ達成への取り組みが順調に進んでいるG4000企業の割合。
46%
気候変動やサステナビリティをテクノロジー投資の重要な要因(上位3つ)として捉えている経営層の割合。
84%
オンプレミスのデータセンターからパブリッククラウドに移行することで可能になる二酸化炭素排出量の削減率。
対策
ネットゼロ目標を設定した企業は、設定していない企業よりも早いペースで排出量を削減しています。
67%
完全なネットゼロ目標を未だ設定していない企業の割合
脱炭素化を前進させるには、まず基本的な対策をしっかりと取り入れることが重要です。さらに、それだけにとどまらず、複数の異なるアプローチを組み合わせて実行することが求められます。
10以上
排出量を削減するために必要な具体的な対策の数10未満の取り組みにとどまっている企業は、脱炭素化の成功確率が低い傾向にあります。
体系的な効率化や環境負荷の低い素材・エネルギー・プロセス・サービスの導入、オペレーションやバリューチェーン全体の見直しによって、成長を加速することができます。