課題

エコシステムを通じた顧客体験の刷新

30年後の自分?

モバイルアプリ「健康第一」。お客様の健康支援を目的に作られました。

健康的なライフスタイルを実現してもらえるよう、「健康第一」は様々なアドバイスや情報を提供します。例えば、喫煙や飲酒習慣を加味して未来の顔をシミュレーションするFaceAI(フェイスエーアイ)機能や、健康診断結果を分析して健康年齢・健康タイプを自動判定する「健康年齢チェック」機能などがあります。この他にも、栄養士によるアドバイスや健康的なレシピや、第一生命のお客様であれば、スマートフォンのカメラで食事を撮影するだけで、摂取カロリーを確認することが出来ます。

アクセンチュアと第一生命は、Accenture Connected Technology Solution(ACTS)を活用し、アジャイル開発を行うことで、アプリの開発期間を短縮しました。ACTSであればこそ、スタートアップ企業も含めた20社以上の企業のテクノロジーとスキルを活用し、新たなサービスを2017年3月に開始することが出来ました。

「健康第一」を通して、健康的なライフスタイルの実現を支援します。

アクセンチュアの役割

モバイルアプリを使って、顧客サービスをパーソナライズ

2017年3月にリリースされたモバイルアプリ「健康第一」は、生保ビジネスとテクノロジーを融合する「InsTech」から生まれた成果の一つです。変化を続ける現代の市場環境において、多くの選択肢を持つ顧客のニーズはますます高度化しています。これまで様々な保険商品・サービスを通じて「万が一の保障」を享受してきた顧客の多くは、「未来の安心」を支えるより高度なサポートを保険会社に求めるようになっています。独自の先見性に基づく新たな価値創造を目指す第一生命が、その最初のステップとして着目したのが顧客の「健康づくり支援」でした。

「健康第一」は、これまでの管理指導型の健康アプリとは一線を画したコンセプトで設計されています。具体的には、スマートフォンのカメラで撮影した写真をもとに自身の将来の姿を、喫煙・飲酒習慣も加味してシミュレーションできる「FaceAI(フェイスエーアイ)」機能で、自分の生活習慣を見直すきっかけを提供しているほか、「健康年齢チェック」機能ではスマートフォンで健康診断結果を撮影するだけで健康年齢・健康タイプを自動判定。この結果に基いた「おすすめ改善コース」を提示したり、管理栄養士が監修した健康レシピが随時入手できるなど、ユーザーの年齢や健康状態に応じて様々なアドバイスや情報を提供することで、意識の変化や自発的行動を促す画期的なアプリです。

「健康第一」の開発プロジェクトにおいて、アクセンチュアは最新のテクノロジーを提供するスタートアップなど、20社以上が参画するプロジェクトチームのPMOとして現場を統括し、サービスの企画構想、プロジェクト推進のほか、アジャイル開発の手法による開発工数の大幅な短縮など、広範な支援を行い ました。また、第一生命はアクセンチュアの支援を通じて米国のシリコンバレー等を視察し、現地のスタートアップとの提携を積極的に模索するなど、InsTechの強化に向けた取り組みをさらに活性化させています。

人とカルチャー

第一生命保険株式会社 執行役員 生涯設計教育部長 岩井 泰雅様のコメント

InsTechは欧米などが先行している状況にあります。本プロジェクトでは、グローバルなネットワークや先進事例の知見を有し、エンドツーエンドのサービスを提供するアクセンチュアと取り組んだからこそ、このような画期的なサービスを短期間で実現することが出来ました。今後も他業態と連携したエコシステムの実現等を一層推進し、外部の開発力やアイデアを積極的に取り入れながら生命保険業界全体のイノベーションをリードしていくことを目指します。

創出された価値

顧客とのコミュニケーションの活性化

「健康第一」は、長年にわたる顧客との信頼関係の中で蓄積された医療ビックデータがあればこそ実現できたサービスです。2017年3月のリリース以降、わずか4カ月で50万件ものダウンロードを達成し、App Storeのヘルスケア部門で3カ月以上にわたりトップを独占するなど、当初想定した以上の大きな反響がありました。

また「健康第一」は、営業活動における顧客とのコミュニケーションの活性化にも一役買っています。こうしたアプリを通じて生まれる会話は、顧客理解の深化や新たな提案にもつながるだけに、常に顧客に寄り添う同社の理念は一層強化されるはずです。また第一生命は、このアプリを活用して他の保険会社 との連携や他業界へのサービス展開も視野に入れています。

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