Inclusion & Diversity

障がいのある方が活躍できる社会へ――貢献と成長の見える化

アクセンチュアでは、障がいのある方の雇用状況や雇用環境を持続的に改善するため、精神障がい・発達障がい専門のサテライトオフィスを設立しました。働き手の観点から働きやすい環境を整備するとともに、「個の成長」・「社会・仲間への貢献」を感じられる場を作り、働く意義・喜びを実感できる環境を目指しています。

障がい者雇用の環境改善を持続的に行うため、その解の一つとして精神障がい・発達障がい専門のサテライトオフィスを設立しました。働き手の観点から働きやすい環境を整備するとともに、「個の成長」・「社会・仲間への貢献」を感じられる場を作り、働く意義・喜びを実感できる環境を作っています。


中村 健太郎

ビジネス コンサルティング本部 マネジング・ディレクター

アクセンチュアのアプローチ

アクセンチュアは、障がいのある方の雇用においては、社員が自身の成長を実感し、どのくらい貢献できているのかを定量的に可視化することが重要だと考え、「成長」と「貢献」が感じられる環境として、7つの要素を特定しました。

2019年に設立した精神障がい・発達障がい専門のサテライトオフィスでは、これらの要素に一つ一つ対応することで、持続的な環境改善を実現しています。

就労環境を整える

業務課題はSVが抽出し、日々の生活課題は障がい者の特性を理解したJobコーチが抽出する両面からの支援体制を整えています。また、採用、研修、業務・制度設計まで一気通貫で対応する専任企画もおり、一人ひとりが自立して働くことができる職場を目指しています。

業務を用意する

プロジェクト内で「アクセンチュアに対する貢献度(他の事業部の社員の負荷軽減等)」と「障がい者にとってのやりやすさ(定型化・納期の余裕等)」の2軸で切り出し業務のリストを整備し、社員の業務を選定しています。

仕組み化する

業務定型化後も、現場の作業状況を日次~週次で可視化し、その場で改善方針決定・アクションを繰り返すことを仕組み化しています。 それにより、現場に近い社員が、迅速に業務品質と生産性の向上を図っています。

成長が分かるようにする

社員の日々の業務実績をスピードと精度の観点で可視化し、定期フィードバックや改善提案をしています。そのことで、社員は自身の長所と短所を知ることが可能になります。また、目標を見定めることで、個人の成長を促進しています。

ステップアップする

社員のキャリア志向に合わせたステップを検討しています。まずは安定的な定型作業から始めて、複雑な非定型の業務へのシフトや業務エキスパートとして活躍していただくステップを用意しています。さらに、各事業部への参画のキャリアパスの検討も始めています。

仕事と個性を組み合わせる

事業部の担当者と連携し業務の要件を整理し、社員の特性を踏まえ業務選定・設計を行っています。それにより、障がい特性に合った仕事を見つけ、各個人が自身の中でベストなパフォーマンスを発揮できる働き方を目指しています。

貢献が分かるようにする

事業部(切り出し元)の作業担当者の単価から仕事の価値を算出し、月次にて社員の貢献度を金額として可視化しています。社員は「自身の業務の貢献」を金額で把握することができ、自身の業務に意味を見いだしやすい環境構築を整備しています。

全て見る
SVやJobコーチの支援体制が整っていて、就業上の不安な点についてすぐに相談できます。また、新入社員研修やメンバー間の知見共有、マニュアルもありますので、初めての業務でも確認しながら進めることができました。

— Koji.Hさん, (サテライト生麦勤務)

社会課題の解決に向けて

障がいのある方が活躍できる環境を営利企業の中で整備していくためには、経営アジェンダレベルで取り組むべき課題として掲げ、体制を整えていくことが必要です。

また、このような取り組みや仕組みをアクセンチュアの社内だけではなく、社外でも展開することで、社会課題の解決につながると確信しています。アクセンチュアは社会全体に働きかけながら、障がいのある方の就労環境の向上を目指していきます。

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