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アクセンチュアの中途面接を受けるにあたって準備したこと(コンサルタント職種)

経験者採用で入社しコンサルタントとして活躍する社員が、転職時の想いや、アクセンチュアの面接の際にどのような準備をしたかをお話しします。

こんにちは。アクセンチュアで財務・経営コンサルタントとして働くEriです。

私は経験者採用でアクセンチュアに入社し、主に金融機関のお客様に対し、経営管理に係るご支援をしています。

今回は、私が転職を決意した時の想いや、アクセンチュアの面接の際にどのような準備をしたかをお話しします。

キャリアの幅を広げて成長したい。その想いから始まったアクセンチュアへの挑戦

私は新卒で金融機関に入社し、経営管理に係る企画業務に10年以上携わってきました。制度対応や経営管理の高度化など、責任ある仕事を任せていただき、専門性も一定程度磨くことができたと感じていました。

一方で、キャリアを中長期で考えたときに、ふと立ち止まる瞬間がありました。専門性は一定身についているし、複数の領域でも求められる成果は出せている。ただ、思考の幅は十分に広がっているだろうか。より抽象度の高い課題に向き合えているだろうか。そんな自問自答を繰り返すようになりました。

特に大きかったのは、「思考力を徹底的に鍛えたい」「よりグローバルな環境に身を置いて成長したい」という想いです。金融機関でも海外との接点はありますが、より多様な業界・多様なバックグラウンドの人材と協働しながら、変化の速い環境で自分を磨きたいと考えるようになりました。

そうした中で出会ったのがアクセンチュアでした。グローバルなネットワークを持ち、変化のスピードが速く、提供しているサービスの幅も非常に広い。戦略から実行まで一気通貫で関わることができる点も魅力でした。

そして何より心を動かされたのが、“Think Straight, Talk Straight”というカルチャーです。物事を徹底的に考え抜き、自分の意見を立場に関係なく率直に発言することが歓迎される。年次や役職にとらわれず、議論そのものの質で勝負する文化に強く惹かれました。

「ここでなら、自分の思考力を本気で鍛えられる」
そう思い、転職を決意しました。

面接準備として行ったこと

アクセンチュアの面接に向けて準備したことは、大きく分けて3つあります。振り返ると、面接準備は「企業に合わせるための準備」というより、「自分と本気で向き合う時間」だったと感じています。

① 会社研究

まず取り組んだのは、アクセンチュアの会社研究です。

アクセンチュアはどのような会社なのか。コンサルタントとはどのような役割を担うのか。どんな資質が求められているのか。公式サイトやインタビュー記事、キャリアブログに一通り目を通しました。

特に意識したのは、「自分はこの会社で何ができるのか」という視点です。

単に「グローバルで成長できそう」「規模が大きいから魅力的」といった外側からの印象で終わらせるのではなく、自分のこれまでの経験や強みがどのように活きるのかを具体的に考えました。アクセンチュアは提供サービスの幅が広いため、自分が関心を持つテーマや挑戦したい領域も整理しました。

加えて、アクセンチュア主催の採用セミナーや座談会にも参加しました。社員の方と直接お話しすることで、記事だけでは分からないリアルな業務内容や働き方、プロジェクトの進め方について具体的なイメージを持つことができました。

また、社員の方が非常にオープンで、自分の経験を率直に語ってくださったのが印象的で、“Think Straight, Talk Straight”というカルチャーが実際に根付いていることも実感しました。会社の理念と、現場で働く人の言葉にギャップがないかを確認できたことは、大きな安心材料になりました。

会社研究は「情報収集」だけでなく、「自分がその環境で働く姿を具体的にイメージするプロセス」だったと感じています。

② 自己分析(キャリアの棚卸・転職理由の深掘り・中長期キャリアの整理)

最も時間をかけたのが自己分析です。

まずはキャリアの棚卸から始めました。新卒で入社してから、これまでどんな業務に携わり、その中で自身がどんな役割を担い、どんな成果を出してきたのかを書き出しました。

そのうえで、
・どんな仕事にやりがいを感じたか
・どんな場面で強みを発揮できたか
・逆に、どんな仕事はあまり向いていなかったか

を整理しました。

 

次に転職理由の深掘りです。

「キャリアの幅を広げたい」「思考力を磨きたい」「グローバルな環境で成長したい」という想いはありましたが、それだけでは抽象的です。

なぜそう思うようになったのか。どの経験がきっかけだったのか。今の環境ではなぜ実現が難しいのか。そして、なぜアクセンチュアであれば実現できると考えたのか。徹底的に掘り下げを行いました。

 

さらに、中長期のキャリアも整理しました。

5年後、10年後にどのような価値を出せる人材になっていたいのか。そのために、今どの位置に立っているのか。「まず数年で何を学び、どのように貢献したいのか」という現実的な成長ステップを描きました。

 

ここまで掘り下げることで、自分の中で一貫したストーリーができ上がりました。

③ ケース面接対策

最後に取り組んだのがケース対策です。

※ケース面接の実施有無はポジションにより異なります。選考前に担当リクルーターにご確認ください。振り返ると、ケース対策は単なる受験対策ではなく、「コンサルタントの仕事に触れる入り口」だったように思います。

 

私が意識したのは、「正解を当てにいく」のではなく、「思考プロセスを見せる」ことでした。ケース面接では、限られた情報の中で仮説を立て、短時間で一定の結論を導かなくてはなりません。実際のコンサルタントの業務も、最初からすべての情報が揃っているわけではありません。お客様との対話を通じて情報を引き出しながら、より良い解を導いていくのです。

そのため、

  • 前提を確認する
  • 論点を整理する
  • 仮説を置く
  • 優先順位をつける
  • そして、対話の中で柔軟に修正する

この基本動作を意識して練習しました。

実際の面接では想定外のテーマが出題されることもあります。大切なのは、普段から思考を整理する癖をつけておくこと、そして自分なりの仮説を持ったうえで順序立てて人に説明し、議論する力をつけることです。例えば日々の業務を行う中でも様々な問題に出くわすことがあると思います。それについて、自分なりに課題を整理して、身近な人と議論してみる。こうして「日常的に考える力を鍛えること」が本質的な準備になると思います。

実際の面接は「対話の場」だった

実際の面接を受けてみて感じたのは、「評価される場」というより「対話の場」だったということです。

面接官から聞かれる内容自体は王道です。転職理由、アクセンチュア志望理由、これまでの経験、将来のキャリアビジョン。ただし、その深掘りが非常に本質的でした。

「それはなぜですか?」

「他の選択肢は考えませんでしたか?」

「もし前提が変わったらどうしますか?」

表面的な回答では通用しません。こちらの考えに対して、面接官が率直に別の視点を提示し、議論が続いていきます。

 

ケース面接でも同様でした。回答に対してその場でフィードバックがあり、「ではその観点を踏まえるとどう修正しますか?」とさらに思考を求められます。一度答えて終わりではなく、対話の中で思考をアップデートしていくプロセスを見られていると感じました。

否定するのではなく、本気で議論する。評価というより、将来の同僚として向き合ってくれている感覚がありました。

 

なお、このブログを執筆するにあたって、当時の面接官の方にもお話を伺いました。当時の面接について下記のようなコメントをいただいていますので参考までにご紹介します。

「Eriさんとの面接のことは今でもよく覚えており、なぜアクセンチュアに入りたいのか、これまでどのような経験を積んで、今後はどのように成長していきたいのか、などという点に踏み込んだ質問をさせて頂きましたが、非常にクリアーに説明され、強い思いと覚悟を持っていることがしっかりと伝わって来ました。

そのため、面接時に入社後のご活躍をイメージすることができ、それは入社後にその通りとなりました。」

振り返って感じること

振り返ると、面接準備はテクニックの習得というより、「自分の解像度を上げるプロセス」でした。

自分は何を大切にしているのか。どんな環境で力を発揮できるのか。そしてなぜアクセンチュアなのか。その問いに本気で向き合えたこと自体が、大きな財産になっています。

これから挑戦される方には、「評価されに行く」のではなく、「対話しに行く」という気持ちで臨んでほしいと思います。自分の考えを率直に伝え、フィードバックを受け止め、もう一度考える。その姿勢こそが、コンサルタントに求められる力なのだと思います。

 

環境を変えることは勇気がいります。でも、自分の成長に本気で向き合いたいと思ったとき、その一歩には大きな意味があります。

この体験が、これから挑戦される皆さんの参考になれば幸いです

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