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事例紹介 ディズニースタジオ

動的透かし技術を活用して吹き替え/翻訳アーティストを支援

ディズニースタジオのStudioLABは、アクセンチュアとのパートナーシップを通じて、コンテンツのセキュリティを保護しながら、コンテンツがはっきり見えるようにすることで吹き替え/翻訳アーティストが最高のパフォーマンスを発揮できるように支援しています。

5-分(読了目安時間)

課題―求める変化

ディズニー映画は、物語を新たな視聴者へと伝える吹き替え/翻訳アーティストの力によって世界中に届けられ、多数の言語で楽しまれています。それらのアーティストは、タイミングやリズム、発音を自然で違和感のないように合わせるために、画面上の唇の動きをしっかりと見る必要があります。

しかし、未公開のコンテンツは保護のために大きく透かしが入っているため、アーティストが頼りにしているシーンが見えなくなってしまうことがよくあります。そこで、ディズニースタジオのStudioLABは、公開前の作品に求められる厳格なコンテンツ保護を維持しながら、より優れた視聴体験を提供することで、世界中のパフォーマーを支援したいと考えました。その目標は、セキュリティを乱すことなく、アーティストを支援することです。

StudioLABは新しいアプローチを模索するためにアクセンチュアと提携しました。

取り組み―技術と人間の創意工夫

StudioLABとアクセンチュアは、透かしの効果を損なうことなく、唇の動きをより見やすくする新しい方法を試すために、技術者と製作スペシャリストのチームを編成しました。

8週間にわたり、チームはシーン内のアクティブスピーカーを特定し、透かしの可視性を調整する必要がある場所を決定するために、20以上の異なるアプローチを評価し、改良しました。広範なテストと反復作業を通じて、スピーカーの口の周りだけ透かしの不透明度を動的に低減し、唇の動きをはっきり見せながら、フレームの残り部分を完全に保護するソリューションを開発しました。

このソリューションは、ライブアクションのパフォーマンスから、さまざまなデザインのアニメーションキャラクターまで、幅広いコンテンツでテストされました。繰り返し改良を重ねるごとに、より堅牢で適応性が高く、それらの視覚的な情報に頼るアーティストのニーズにより合ったものに進化しました。

既存のポストプロダクションワークフローに自然に適合するように設計されたこのソリューションは、確立されたセキュリティプロセスを変更することなく、ローカリゼーションの品質を向上させます。

成果―創出された価値

動的透かしは、吹き替え/翻訳アーティストを直接的に支援し、彼らがより正確で表現力豊かな、各言語版で一貫したパフォーマンスを提供するために必要な明瞭さを提供します。

1

タイミングや発音に不可欠な唇の動きをはっきり見えるようにします。

2

パフォーマーがより自然に画面上のアクションに台詞を合わせられるようにします。

3

すべてのストーリーにおいて高品質なローカリゼーションを支援します。

4

スタジオグレードの完全なセキュリティ保護を維持します。

5

よりスムーズなローカリゼーションワークフローを実現します。

StudioLABとアクセンチュアは、アーティストが最高のパフォーマンスを発揮するために必要な要素に焦点を当て、吹き替えの質と世界中の視聴者の体験の両方を向上させるソリューションを創り出しました。

動的透かしは、言語に関わらず、より自然かつ正確で、原作に忠実であると感じられるような形で、物語に命を吹き込むために必要なツールをパフォーマーに提供します。

チーム紹介

John Peters

Senior Managing Director – Media & Entertainment Practice Lead, US

Mary Hamilton

Managing Director – Global Connected Innovation Centers Lead

Garry Chien

Sr Manager – Transformation Excellence

Asher Naghi

Associate Manager – Tech Innovation

Mariana Fernandez

Manager – AI Decision Science