対象国や支社の多いグローバルなプロジェクト
現在は日本の消費財メーカーのSAPを現行のERP Central Component(ECC)からS/4 HANAへアップグレードするプロジェクトに参画しています。お客様がグローバル企業なので、対象国や支社数も多く、フ
ェーズ分けをして順次アップグレードを進めながら、最終的にグループ内全てのECCを2025年までにS/4 HANAへアップグレードするという展望です。私自身は会計チーム内の財務会計リードという役割で、た
だアップグレードをするだけではなく、既存のアセットやナレッジを活用したうえでグローバルテンプレ
ートの定義を行うという取り組みも合わせて行っています。
社内トレーニングで最新技術をキャッチアップ
一日のうち4時間程はメンバーやお客様とのミーティングの時間を設けています。内訳は、半分がお客
様、1時間は内部オンサイト、1時間はインドやタイの内部メンバーです。残りの時間は、次回の会議資料
作成、メンバーの作業結果レビューとコミュニケーションに充てています。現在はチーム内・お客様とも
にフルリモートでのやりとりですが、S/4 HANAの最新リリースでのアップデートを確認・検証し、組織
内の全メンバーに展開される仕組みがあるため、最新リリースの内容を取りこぼすことなく業務に活かすことができています。また、AI、Agile & DevOps、SecurityなどIT業界の中で今後も主要なテーマとなるようなトピックについては、アクセンチュアでは全社員対象にトレーニングが設けられているため必然的にメンバー全体がキャッチアップできています。
個人的にも新たな強みを伸ばすために英語力の向上に励んでいるほか、SAPとの関連性が高いSalesforce
やUiPathといった製品についてタイミングを見つけては学習するようにしています。