クラウド・エンジニアリングは、お客様のクラウド活用戦略の策定と実行をトータルでサポートします。クラウド移行においてはプロジェクト・マネジャーとしての役割を担い、お客様ごとに異なる多様なニーズにお応えする知見をご提供します。
1. クラウド活用戦略の立案とゴール設定
お客様のパートナーとして、クラウド・エンジニアリングのケイパビリティチームは「クラウド利用に関するお客様のテーマ」を詳細にヒアリングしつつ、大きなビジョンと具体的なゴールの設定を実施します。
以下は日本企業に多い目標やゴールの一例です。
- 基幹系システムをクラウドへ移行し、より機動的で柔軟なIT環境を実現したい
- 自社データセンターを無くし、ハードウェア資産等の管理業務をゼロにしたい
- OSのアップデートやバージョンアップの負担を軽減したい
2. ステップに分解した実行計画で現実的なアプローチを提案
最終ゴールに至るまでには、必ず何段階かのステップやフェーズが必要となります。クラウド・エンジニアリングでは現実的かつ、確実な効果創出を実現するための実行計画の立案に向けて、お客様側メンバーとの協働を重視する姿勢で取り掛かります。
各ステップでは、最新クラウドサービスの適用可否はもちろん、必要に応じて、お客様の環境において、どのような成果が見込めるかに関するPoC(概念実証)を実施します。成果は期待通りに得られるかどうか、クラウド・エンジニアリングのチームが検証と改善を繰り返し、実行計画を精緻化していきます。
3. お客様をクラウドサービス選定の悩みから解放
昨今、お客様がクラウド活用において最も悩まれ、ご苦労されるフェーズがクラウドサービスの選定です。主要クラウドベンダー同士の切磋琢磨が非常に進んでいることから、クラウドに関する専門知識を持たない場合、どのようにしてベンダーやソリューションを選定するべきかといった判断は非常に難しいものとなります。
アクセンチュアはクラウドベンダー各社のサービス内容を日々ウォッチしているほか、ときにはサービス開発そのものにも関与しています。各社のサービス内容や「得意なこと・不得意なこと」に関する情報を熟知しており、それらのサービスを実際に活用、構築した経験量においても一般的なSI企業と比較して群を抜いています。これにより、豊富な実践経験に基づくご提案が可能です。
以上のことから、お客様はクラウドベンダー選定で悩まれる必要はなくなり、サービスをフル活用した価値創出に集中できるようになります。