オハイオ州シンシナティを拠点とするプロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(P&G)は、パンパース、タイド、クレスト、デュラセル、オレイ、ジレットなどの有名ブランドの下に、世界でも有数の競争力ある消費財を展開しています。80ヵ国におよそ12万7,000人の従業員を擁し、2010年度は790億ドルに迫る売上高を報告しています。
コストを削減しつつも品質は向上させ、さらに追加サービスおよび新設センターのためのバーチャル・ソリューション・プログラムを用いて効果測定を行いたい。P&Gのグローバル・ビジネス・サービス(GBS)部門はこのような目的をもって、エンド・ツー・エンドのグローバル・サービス・デリバリーの管理のためにアクセンチュアと複数年のアウトソーシング契約を締結しました。アクセンチュアのようなリーディング・サプライヤーと協働することは、P&Gの「コネクト+デベロップ」の方針に沿うものであり、これによりサービスの質を高め、各チームが戦略・イノベーション・意思決定に集中できると同時に最新のツールにアクセスできるようになります。
この標準化されたエンド・ツー・エンドのバーチャル・ソリューション・プログラムは、業務効率と収益性を高め、製品とパッケージ・デザインの魅力を増し、買い物客や小売店にいっそうの満足と価値あるエクスペリエンスを創出します。
アクセンチュアは、世界中に全20ヵ所ある大規模なビジュアライゼーション・センターの日常業務のマネジメントおよび上流のプロジェクト管理、新規センター開設のマネジメント、3Dの店舗環境の開発を実施し、P&Gと協力してこのプログラムに常にイノベーションをもたらしています。上海、ムンバイ、ブエノスアイレスなど、オフショアに設置されたアクセンチュアのグローバル・デリバリー・ネットワークと連携することで、P&Gはサービス・デリバリーにおいて格段の進歩を遂げました。
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