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CLIENT CASE STUDY


1人の患者に1つのカルテ
電子健康記録(EHR)でシンガ
ポールの医療を変革

OVERVIEW

シンガポール保健省(Ministry of Health:MOH)が「すべての患者に対する医療の質を向上させる」ことを最終目的に、治療の安全性を高め、医療費を削減し、より効果的な医療政策を策定するために開発・導入した「National Electronic Health Record(NEHR、全国電子健康記録)」事例をご紹介します。アクセンチュアは2009年、シンガポールのIntegrated Health Information Systems(IHiS)社¹と共にNEHRの実現に向けたプロジェクトに参画いたしました。2011年に本システムがシンガポールの医療現場に本格導入されて以来、医師は患者に適切な情報を最適なタイミングで提供できるようになり、医療の質の向上に役立っています。

また、このシステムは重複検査などを排し、公的医療機関において、疾病の発症に関わる統合的な視点を提供し、より良い疾病管理のための傾向分析にも用いられており、シンガポールにおける医療の在り方を大きく変革しています。

OPPORTUNITY

NEHRに対するシンガポール保健省のビジョンは、「One Patient, One Health Record(1人の患者に1つのカルテ)」、つまり、患者一人の様々な医療情報を一つのカルテに統合し、それらの電子カルテ情報を国内の医療エコシステムで共有できるようにすることです。NEHRは、問題リスト、投薬、退院等のイベント記録、アレルギー、予防接種、検査、処置などを含む診療記録のサマリーで構成され、このシステムを通じて、医師は正確な情報をタイムリーに入手し、治療や疾病予防の質を向上させています。さらに、シンガポールの医療サービス全体の効率化と費用対効果の向上も実現しています。

SOLUTION

アクセンチュアはIHiS社より、NEHRのアーキテクチャの計画作成支援を依頼され、2011年に共同で導入を開始しました。アクセンチュアは、医療業界の専門家とITの専門家のチームを組み、プログラムやプロジェクトの計画・実行、リリース管理、NEHRを構成する基盤アプリケーションの統合などのサービスを提供しました。さらに、中長期的にシステムに必要となる機能のアセスメントを行いました。

アクセンチュアとIHiS社が協力してNEHRを開発するにあたり、共通のアプリケーション・アーキテクチャ、データ基準、プライバシーおよびセキュリティ指針を採用しました。アクセンチュアが技術、ビジネス、医療に関する専門知識を包括的に提供し、IHiS社との協力の元、10ヶ月以内という短期間でNEHRを稼働させました。

OUTCOME

2011年4月にNEHRシステムが本格稼働して以来、医師は患者一人ひとりに関する適切で正確な医療情報をタイムリーに得られるようになりました。これにより、診断の精度は上がり、より良い治療計画の策定につながっています。また本システムは、重複検査の防止にも役立ち、「One Patient, One Health Record」ビジョンの実現に向けて、進化を続けています。

¹Integrated Health Information Systems(IHiS)社とMOHホールディングス(MOHH)の情報システム部門が2016年11月1日付けで合併したことにより、組織名がMOHHからIHiSに改変されました。

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