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グローバル調達の実現への変革を推し進める世界最大級のビール醸造メーカー

ある世界最大級のビール醸造メーカーは、調達機能の変革を通じて5年間で10億ドルのコスト削減を成し遂げつつあります。

概要

そのビール醸造メーカーは、毎年50億ドル以上を麦芽や大麦などの原材料、ガラスや缶などの飲料容器やマーケティング関連物の購買に費やしています。

同社では長年にわたり、地域単位で調達を行っていました。特にこの方法で大きな問題が生じることはありませんでしたが、同社の経営陣は、調達機能を統合し一元管理したほうがより効率的かつ効果的に業務を行うことができるはずだと考えていました。

事業上の課題
同社がまず取り組んだのは、グローバルな購買組織の構築です。これにより大幅なコスト削減を実現したものの、設立から2年が経過しても新しい購買プロセスを通じた調達は全体の3分の1以下にとどまっていました。

そこで、同社はアクセンチュアと協働して、グローバル統合型の調達モデルの構築と導入を進めることを決めました。アクセンチュアは、これまでにグローバルで蓄積してきた調達戦略における専門知識と知見、高い専門性を誇るスタッフ、アルコール飲料業界における調達モデル変革の豊富な経験を活かし、プロジェクトを推進しました。

アクセンチュアの支援内容

アクセンチュアのプロジェクトチームは、このお客様が有する購買能力を十分に活用しながら、市場の需要と変化に迅速に対応できる柔軟で革新的な調達組織の構築に向けて、グローバル調達モデルの再設計に着手しました。

そして、全体の管理者であるグローバルと各地域の購買チーム間の協働体制の促進と、グローバル組織を通した調達を行う地域やカテゴリーを拡大することで新しいプロセスを通じた調達の割合を増やすことに焦点を当てた変革の設計図を約8週間で策定しました。

プロジェクトの成果
その結果、グローバルでの一元調達により実現された規模の経済(スケールメリット)と購買力を活かし、調達機能の高度化を実現しました。

新たなオペレーティング・モデルでは、調達機能をより効率的に一元管理することができ、調達機能はコストセンターではなく価値を生み出す部門の1つとして位置づけられました。そして、80%の調達業務が一元管理された調達プロセスを通じて行われるようになり、次年度には10億ドルにも及ぶコスト削減効果が見込まれています。