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SAP Business Suite on HANAでデジタルな未来に備える

アクセンチュアは、優れた洞察、俊敏性、スピードが成長を左右するデジタル世界に備え、自社のプラットフォームのSAP Business Suite on HANAとSAP S/4 Financeへの移行を進めています。

概要

アクセンチュアは、財務、人事、経営管理、内部統制・リスク&コンプライアンス(GRC)、業績予測のほか、さまざまな事業部門に対して、グローバルでシングルインスタンスのSAP環境を提供して事業を運営しています。一方、デジタル化と事業の多様化が進行する中で、アクセンチュアのビジネスも変化しつつあります。このような新たな環境においては、さまざまなビジネスユニット、業務プロセス、アプリケーションを横断して、より多くの洞察を行い、ビジネスの俊敏性、最適化を図らなければなりません。それは急速な変化、成長、より大規模かつ多様なビジネスに適応した新たな業務プロセスとITのケイパビリティが必要になることを意味しています。こうしたすべてのニーズに応えることによって、はじめて未来の成長を支えるプラットフォームとしてのERP環境が形づくられます。アクセンチュアが推進するSAP Business Suite on HANAへの移行は、新たな未来へ向けた準備なのです。

機会

アクセンチュアによるSAP Business Suite on HANAへの継続的な投資は、目前の課題解決のために行われているものではありません。これらの投資は、高度な洞察と俊敏性、スピードを備えた、これからのデジタル時代に求められる企業のあるべき姿の実現を目的としています。同時にアクセンチュアは、全社規模のデジタル化計画、すなわちすべての事業をデジタルな手法で運営するためのテクノロジーへの投資も計画しています。最終的に長期的なパフォーマンスを支える強固なビジネス基盤の構築を目指すアクセンチュアのデジタル・トランスフォーメーションにおいて、SAP HANAは新たなプラットフォームとしての大きな価値を備えています。

ソリューション

アクセンチュアは、SAPソリューションを自社の重要なビジネス資産として位置付け、すべてのアプリケーションを常に最新の状態に維持しています。それだけに、SAP Business Suite on HANAへの移行はデジタル化のロードマップにおける重要なステップであり、事業に新たな価値をもたらし、今後予想されるビジネス・ニーズを満たすための重要なテーマだと捉えています。アクセンチュアの戦略的なロードマップは、すでに次のステップへと踏み出しています。このステップの目的は、既存の財務および人事領域のインスタンスをSAP Business Suite on HANAに移行し、将来に備えた新たな機能を実装することにあります。SAP Business Suite on HANAは、最先端インメモリー・プラットフォームであるSAP HANA上で構築されています。SAP HANAへの移行アプローチの検討に際して、アクセンチュアは高度に最適化された既存のプラットフォームと標準化された業務プロセスを、「グリーンフィールド」アプローチと照らし合わせました。

その結果、SAP Business Suite on HANAへの移行は、次のようなフェーズに則って実施されています。

  • ビジネス上の課題とソリューションの定義:アクセンチュアのIT部門は社内の財務部門と連携して、財務部門におけるビジョン、ニーズ、課題を明確にし、SAP S/4HANA Financeを通じてどのように事業価値を高められるか検討しました。
  • POC(概念実証):初期の調査結果をもとに、財務部門とITチームはSAP S/4HANA FinanceのPOC(概念実証)環境を構築しました。
  • ビジネスケース(投資対効果の検討):スピード、俊敏性、アナリティクス、また継続的にリリースされるERPの新機能を評価の基準として、財務部門とITチームは、S/4HANA Financeへのアップグレードという将来的な計画も視野に入れたSAP Business Suite on HANAとSAP BW on HANAの同時実装が最適なシナリオであることを確認しました。その後、チームは優先度の高い必須項目とオプション項目の範囲に関するシナリオ分析と詳細な実装計画をもとに、最終的なビジネスケース(投資対効果検討書)を作成しました。
  • 実装:SAP Business Suite on HANAの実装に要したのは6カ月間です。各機能を段階的に移行することで、事業の中断は最低限に抑えることができました。アクセンチュアのSAP戦略においては、移行の前提条件となるエンハンスメントパッケージ7によって、常に最新の機能が維持されています。SAPの主要パートナーの1社であり、SAP HANAベースのソリューションとアプリケーションの実装においてグローバルで大きな実績を誇るアクセンチュアは、自社環境の移行においても、移行期間を最低限に抑え、独自のツールを活用しリスクを軽減しました。

成果

SAP Business Suite on HANAとS/4HANA Financeへの移行に際して実施されたPOC(概念実証)によって、アクセンチュアが期待する総合的な事業価値が裏付けられ、全社規模の移行に向けた最善のアプローチが明確になりました。実際の移行においても、強化された安定性と手厚いサポートにより、新たなSAP環境は事業を中断させることもなく、予定通りにカットオーバーを迎えることができました。また移行後の1カ月間において、新たな環境で大きな不具合は発生しておらず、すべてのトランザクションは想定よりも速いペースで処理されています。なかでも移行後に行われた最初の四半期決算において、決算処理に要する時間が従来よりも2日間短縮された点は大きな成果です。

アクセンチュアが新たに構築したSAP Business Suite on HANA環境は、データベースの容量、ユーザー数、トランザクションの規模において、世界でも最大のライブ・システムの1つです。このプロジェクトの中で、従来のSQLデータベースは最先端のインメモリー・データベースへ移行されています。これにより、スピード、俊敏性、アナリティクスがもたらす新たな価値を獲得できるほか、将来にわたって最新のERP機能を維持できるようになります。

アクセンチュアのモデルケースは、POC(概念実証)を通じた事前の検証が、移行のリスクを低減する上で大きな効果を発揮することを明確に示しています。プロジェクトのすべてのフェーズ、あらゆるレベルにおいてビジネス部門とSAPの積極的な関与を促すことで、実際の導入に向けた詳細なロードマップを作成することができました。さらに、財務部門の優先課題を理解するために部門のリーダーたちとの十分な協議の時間を設け、価値の創出を重視したアプローチを採用することにより、新たな環境への移行がアクセンチュアの戦略にとって有益であることが証明されました。現在は、新たな機能の提供を通じて自社のIT投資から最大限の価値を引き出すために、SAP HANAプラットフォームの構築に向けた必要な体制が整っています。

デジタルな未来

SAP Business Suite on HANAとS/4 HANA Financeでデジタル新時代に備える

アクセンチュアのマネージング・ディレクターを務めるクリス・クロフォードとダン・キルナーに、SAP Business Suite on HANAへの移行がもたらすメリット、また移行において直面した課題について話を聞きました。

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