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事例紹介 旭化成株式会社

eコマースの波が化学業界にも押し寄せるなか、旭化成は「AKchem.com」を立ち上げました。サイト立ち上げの原動力となったのは、アクセンチュアとのチームワークによる徹底的な戦略構築作業です。

お客様名
旭化成株式会社

お客様ウェブサイト
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/

プロジェクト
eコマース

エグゼクティブ・サマリー
eコマースの波が化学業界全体にも押し寄せるなか、日本における先進企業である旭化成は、「AKchem.com」を立ち上げました。同サイトは、「価格競争に陥ることのない付加価値をもつeコマースサイト」というコンセプトのもとわずか半年で構築されました。このサイト立ち上げの原動力となったのは、アクセンチュアとのチームワークによる徹底的な戦略構築作業でした。

日本の化学業界をリードする、革新的な挑戦だった。
化学業界全体でのeコマースへの取り組みは急速に進展し、海外大手企業のプライベート・サイト、海外・国内の業界大手が共同参画するeマーケット・プレイスなど、次々に新しいウェブ・サイトがオープンし、競争環境は激しさを増している。eコマース先進国のアメリカでは、顧客の購買チャネルの選択肢が劇的に広がり、サプライヤーは価格競争を余儀なくされた。この結果、化学企業の収益がe コマース導入前に比べて20%もダウンしてしまったという前例がある。また、日本の化学業界では大幅な関税率の引き下げという対応すべき問題もあった。

このような状況にあって、日本の化学業界における先進企業・旭化成は、「国際的なルールで競い、勝てる経営」を目指して中期経営計画「ISHIN2000」を策定し、今後の競争優位事業の強化とスピーディーな情報ネットワーク基盤の整備を必要としていた。


アイデアを形に。旭化成の価値を高めるeコマース・サイトAKchem.com。
旭化成は、「価格競争に陥ることのない付加価値を持つサイト」を急ピッチで構築するという革新的なアイデアに向けて、化学業界に対する深い知見とeコマースに精通しているアクセンチュアを、戦略立案のパートナーとして選択した。

“ファーストランナー”として競合の追随を許さない、そして海外のeコマース・サイトに肩を並べるビジネスモデルを構築するために、アクセンチュアは適切な知識とスキルを持った人材を即座に動員し、「化成品・樹脂カンパニー」と「機能樹脂・コンパウンドカンパニー」に対して、それぞれプロジェクト・チームを編成し、旭化成との協同体制を整えた。こうしたエキスパートを短期間のうちに組織化できる人材の豊かさとネットワーク力が、アクセンチュアの強みのひとつなのである。

戦略立案に際してアクセンチュアは、「旭化成の強みの強化」、「顧客サービス・技術サポートレベルの向上」、「効率的なサプライチェーンの連結」の3点から検討した。

旭化成の顧客となる自動車メーカー、家電メーカーなどは、いずれもeコマースの先進業界である。情報のクオリティとともに、高度なサービス内容、それを可能にするシステムが求められる。旭化成の顧客ニーズや不満点を検証するとともに、旭化成の技術者らとのミーティングに時間を費やした。

戦略構築に引き続きシステム構築が開始された。この間、アクセンチュアはプロジェクトの品質を管理するために、第三者による客観的なチェックを3ヵ月ごとに実施した。eコマースと化学業界に精通したエキスパートが1週間かけて改善点などをアドバイスするもので、アクセンチュア独特のシステムである。約3ヵ月の戦略構築、約半年のシステム構築を経て、AKchem.comは始動したのである。


スピーディーに。スマートに。アクセンチュアの実行力。
アクセンチュアは外部環境の分析、経営資源の分析など、コンサルティングのノウハウを十二分に駆使することで、他には真似のできないサイトを構築し、旭化成ばかりでなく、業界からも高い評価を獲得する結果となった。戦略立案からシステム構築まで、アクセンチュアの豊富な人材が、スピーディーかつ高品質なソリューションを可能にしたのである。

この革新的なeコマース・サイト「AKchem.com」により、旭化成は顧客の満足度を向上する対応の早さ「スピード」、充実したサービス「サービス」、業務の効率化「スマート」を実現し、化学業界に革新をもたらした。


さらに高いビジョンの実現に向けて、挑戦は終わらない。
激変するIT というフィールドで、化学業界のファーストランナーとして走り出したからには、そのアドバンテージを強化して、つねにトップで走り続けなければならない。今回のプロジェクトはスタートラインから一歩走り出したにすぎない。

コンテンツの更新とサービス内容の向上は、旭化成がいかにこのサイトを活用し、顧客ニーズをフィードバックしていけるかがカギとなる。

さらにいえば、AKchem.com と、海外のeマーケット・プレイスをどう統合するか、また、今回構築した「売り」のサイトと同様に「買い」のサイトを構築し、「売り」と「買い」をいかに統合するか、など、旭化成は、さらに高いビジョンの実現を目指している。


アクセンチュアとe コマース
アクセンチュアは、世界中のグローバル企業とともに革新的なビジネスを構築してきました。なかでもeコマースは、近年最も実践的に力をいれてきた領域です。市場を取り巻く環境の総合的・科学的な分析、最新のIT技術を駆使してグローバルに通用するサプライチェーンを構築、新しいビジネスモデル創出のサポートなど、投資を伴うネット事業の支援サービスも積極的に手がけています。最近の例では、ダウ、デュポン社など世界有数の化学企業が設立した“エレミカ”というマーケットプレイスの構築にも協力しました。こうした実績が、「eコマースならアクセンチュア」という定評につながっています。


旭化成のeコマース・サイト「AKchem.com 」
AKchem.comは、製品関連情報、マーケット情報、開発技術サポートといった旭化成ならではの充実した情報サービスを中心に、オンライン取引とともに顧客の日々のビジネスをバックアップします。インターネットの即時性と双方向性を活用し、一人ひとりに対して迅速できめ細かい対応を実現することにより、ビジネスにかかる手間や時間を大幅に短縮できます。

詳しくは、http://www.akchem.com/をご覧ください。