Biesse Group IIoT builds new revenue streams

マシンから
大きな価値を
引き出す


インダストリー4.0と呼称される次なる産業革命が到来した今、Biesse Groupはそれがもたらす貴重なビジネス機会を捉えたいと考えていました。そこでBiesse Groupはアクセンチュアとの協働を通じて、堅固で新しいアフターサービスの構築に向けたインダストリアルIoT(IIoT)ソリューションの開発とそのパイロットプロジェクトに着手しました。

Biesse Groupはビジネスケース、運用モデル、IIoTクラウドベース・ソリューションの構築を支援するパートナーとしてアクセンチュアを選択。5年に及ぶ契約を締結しました。

このIIoTコネクテッド・アセット・マネジメント・ソリューションは、アクセンチュアのConnected Platforms as a Service(CPaaS)というAzure上のIoTプラットフォームを用いて構築されています。

ビジネス上の課題


Biesse Groupは、IIoTの浸透は、マーケットの成長を促しとコスト削減の機会となるだろうと期待していました。同社は産業機械全体にコネクテッド・アセット・マネジメントを導入することで、運用効率の向上、コスト削減、新たな収益ストリーム(機械の利用状況の分析や生産プロセスの最適化など)を開拓しようと試みていました。そして、新たなデジタル機能に関心を寄せる顧客のために、同社は機械のパフォーマンスと全般的な生産性の向上に役立つ幅広いサービスを見出しました。

ソリューション


この変革の実現に向けて、Biesse GroupはアクセンチュアのインダストリーX.0と製造業向けコネクテッド・アセット・マネジメントを選択。両社はアクセンチュアのConnected Platforms as a Service(CPaaS)というAzure上のIoTプラットフォームを使用して、IIoT運用モデル、ビジネスケース、ソリューション、およびロードマップを設計しました。チームは事前構築/構成済みのアーキテクチャ、テクノロジー、APIを用いて、プログラム全体の複雑性の低減および期間の短縮を実現しました。これにより、同社はわずか5カ月間で顧客にソリューションを展開し、その最初のサービスには予防保守アラート、機械管理、製造イベント分析、リモートソフトウェア配信などが含まれていました。機械のセンサーとデバイスは詳細なアナリティクスを実行し、モバイルデバイス上でMicrosoft Power BIのデータ可視化機能を用いてダッシュボードに表示します。Biesseの顧客はIIoTのフル展開の一環として、利用状況に応じた支払いモデルや、機械のアラートをはじめ顧客の機械の全般的な有効性・生産性を改善するのに役立つ詳細な機械アナリティクスなどの高度なサービスに至るまで、自分が利用するサービスをカスタマイズすることができます。

成果


Biesse Groupはこの新しいIIoTプラットフォームにより、顧客に高い付加価値を備えたサービスを提供するとともに、これまでにない収益ストリームを生み出すことができます。同社ではすでにパイロットプロジェクトにより、サービスや顧客ロイヤルティの向上、保証・保守コストの削減、さらにリアルタイムの顧客データとアラートを獲得できるようになっています。
Biesseは現場から得たパフォーマンス・利用状況に関する知見を基に製品開発を見直し、顧客にとって有益な機能を追加できるようになりました。こうした知見は機械を最大活用する方法を顧客に提案して彼らとより緊密な関係を構築するのに役立ち、顧客と密接に連携して生産性を改善するエコシステム・パートナーとしての地位を確立することを支援します。
顧客への柔軟なサービスメニューの提供は、予測メンテナンスと詳細なアナリティクスを通じて機械停止のリスクを最小限に抑え、生産性と顧客満足度の改善に大いに役立つはずです。このパイロットプロジェクトの成功を基に、同社は2万台の機械をサービスの対象に含めた展開を計画しています。
Biesseの高度なIIoT機能は、機械に対するコントロールと競合との差別化を可能にします。



「アクセンチュアの支援により、当社は製品志向のメーカーからサービス志向のメーカーへとシフトしました。これにより、お客様は機械からより多くの価値を引き出せるようになっています。当社の今後のロードマップでは、リモート診断や警告/アラート、状況ベース/予測メンテナンスサービス、利用状況分析、より高度化された生産プロセス最適化機能など、さまざまな機能を提供できるようにする予定です。こうしたサービスはまた、新たな収益ストリームによって当社のアフターサービス事業を強化し、競合企業との差別化にも大きく貢献するでしょう」
ステファノ・ポルチェリーニ(Stefano Porcellini)氏
Biesse Groupマネジング・ディレクター
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