デジタル・エコシステム時代に適合したブロックチェーン・ネットワークを実現する

ブロックチェーン・ハブ

 

山根 圭輔

テクノロジーコンサルティング本部
インテリジェント ソフトウェア
エンジニアリングサービスグループ統括
マネジング・ディレクター
山根 圭輔

近年、顧客のニーズが「モノからコト」へと移り変わっているなか、顧客層を大きく広げていくためには、自社のみでサービスを提供するビジネスモデルから脱却し、複数のパートナー企業の外部サービスを取込み、社内ビジネス機能と統合したサービスを提供するデジタル・エコシステムの構築が重要になってきています。

デジタル・エコシステムの構築には、以前は技術面やセキュリティ面で様々な障壁がありましたが、先進テクノロジーにより、堅牢性を担保しつつ容易に組織やシステムをつなげることが可能になりました。本稿では、デジタル・エコシステムで「つなぐ」ためのアクセンチュアの取り組みのひとつである「ブロックチェーン・ハブ」についてご紹介します。

デジタル・エコシステムで「つなぐ」ためのアクセンチュアの取り組み

アクセンチュアは、お客様企業のデジタル・エコシステム構築を支援するために、社内外のビジネス機能をつなぐプラットフォームとなる「ACTS 」、ユースケースに応じて最適なAIエンジンを組み合わせ統合されたAIサービスを提供する「AI-Hub」を開発し、様々なお客様に提供しています。

本稿で紹介する「ブロックチェーン・ハブ」は、ACTS、AI-Hubをはじめとする多種多様なビジネスシステムと疎結合で連携し、複数社/組織間で情報を安全につなぐことができるため、変化のスピードに強い業務システムの構築が可能になります。


ブロックチェーン・ハブ 4つの特徴

ブロックチェーン技術は、第三者機関同士のエコシステム・パートナーシップを構築するための「信頼のネットワーク」として、また「エコシステム時代の新たな基幹系台帳システム(SoR)」を構築するための選択肢の一つとして、現在までに数多くのPoC(実証実験)が行われてきました。

そのような中、市場には様々に異なる用途に特化した特徴のあるブロックチェーン・エンジンがOSSやベンチャーにより勃興し、最適なブロックチェーン・エンジンの選択が企業にとって難しい時代になってきています。また、ブロックチェーン技術を実運用に適用するためには、ブロックチェーン・エンジンを業務システムと連携させる必要があり、連携のための仕組みが不可欠となってきます。アクセンチュアが開発した「ブロックチェーン・ハブ」ではこれらの課題を解決する4つの特徴を兼ね備えています。

①様々なブロックチェーン・エンジンを、接続利用可能
②複数のブロックチェーン・エコシステムネットワークを『ハブ』としてつなぎ、連携可能(マルチチェーン&クロスチェーン)
③実運用で必要となる、ブロックチェーン周辺の 『仕組み』 を共通機能として準備
④新ビジネスロジックの中心となる 『ACTS』 との連携により、疎結合で変化とスピードに強い業務システムを構築

ブロックチェーン・ハブで可能になること・ユースケース例

下記のようなブロックチェーンを用いる意義のある実ビジネスユースケースを、本番運用を前提に、クイックに構築し、その有用性を実感した上で、デジタル・エコシステムの中で大きく育てていきたいというニーズを想定しています。

  • デジタル・エコシステム時代の軽量金融基幹系
    • P2P保険
    • デジタルバンク
  • 地域仮想通貨エコシステム
  • コンソーシアム内での情報共有台帳
  • 個人情報銀行
  • プライバシー保護データマイニング(PPDM)技術と組み合わせたプライバシー情報分析基盤
  • サプライチェーン・トレーサビリティ管理システム

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山根 圭輔

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