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INTERNATIONAL WOMEN'S DAY


国際女性デー(IWD)2018
イベント開催レポート

アクセンチュアでは、すでに10年以上にわたって重要な経営課題である女性の活躍とダイバーシティの促進に取り組んでいます。このレポートでは日本で開催された2018年の「国際女性デー(IWD:International Woman’s Day)」イベントの模様をご紹介します。

男女にフェアな社内制度で、もっと女性が活躍できる職場へ

毎年3月8日は国連が定めた「国際女性デー」です。アクセンチュアでは、このIWDにあわせて、各国・地域で大規模なイベントを開催しています。ディスカッションやゲストスピーカー講演等を通じ、女性社員それぞれが、自らの躍進へ向けたキャリアイメージや長期的な目標を具体的に描く機会とすることが目的です。

13回目の開催となる、IWD2018のグローバル共通のテーマは『Getting to Equal』。今年は「多様化する社員1人ひとりが活躍できる環境はどうあるべきか、所属が異なる社員同士で積極的に議論を行い、新たな発見や知識を得る」という目標が設定されました。

アクセンチュアのIWDは女性のためだけのイベントではありません。今回の日本での開催は例年以上に男性社員が多く参加したほか、育児休業中の社員の参加希望者も「Parents’ Salon」に集合。久々に顔をあわせた社員同士で盛り上がりました。

アクセンチュアはグローバル全体で、2025年までに社員の男女比を50対50にするという目標を掲げています。日本でもこの目標を意識し、現在はさまざまな施策がまい進しています。


2007年 VS. 2017年 アクセンチュア・ジャパン


10年前と比較して、アクセンチュア・ジャパンは「女性社員数=5倍」「女性のマネジング・ディレクター数=10倍」を達成しました。アクセンチュアの社内制度は男女に対してフェアな仕組みです。これからもインクルージョン&ダイバーシティ戦略と独自の働き方改革の両輪で、女性がより活躍できる環境にしていく予定です。

ワーク・スマートとダイバーシティ。新しい視点で語るゲストスピーチ

ゲスト講演ではグーグル合同会社 日本法人専務執行役員CMO兼アジア太平洋地域マネージング・ディレクターの岩村水樹様と、東京大学生産技術研究所RCA-IISデザインラボ特任准教授のスプツニ子!様にご登壇いただきました。


岩村様はグーグル日本法人でただ1人のワーキングマザーだったことなど、ご自身の経験を振り返りながらお話しいただきました。グーグルにはイノベーションを起こしやすい企業風土があり、テクノロジーを活用した働き方であるワーク・スマートを推進しています。ダイバーシティを組織の力に変えてイノベーションを起こすために特に重要なのは、サイコロジカル・セーフティー(心理的安全性)であると説き、聴講した女性社員を勇気づけていただきました。

続いて登壇したスプツニ子!様は、テクノロジーによって起こり得る未来の社会変化や価値観の可能性などをアート作品で表現するアーティストとして、世界へインパクトを与えています。アクセンチュアのようなコンサルティング企業では「仮説思考」によってお客さまの“問題解決”をすることに慣れていますが、スプツニ子!様は今回、仮説思考の対局ともいえる“問題提議”のための思考法である「スペキュラティブ・デザイン」を紹介。こんな未来になるのではないか、こんな未来はどう?という臆測を積み重ねて新しいものを生み出していく方法を提示し、斬新な切り口で社会問題をとらえ、社員に刺激を与えていただきました。

トーク後半はパネルディスカッションとなり、アクセンチュアの2名の男性マネジング・ディレクターとともにトークを展開。日本と海外のカルチャーや考え方、価値観の違い、そこから学べることなどで盛り上がりました。

育児休業中の社員も「Parents’ Salon」で参加!

同じフロアに設けられた「Parents’ Salon」には、育児休業中の社員の参加希望者が親子で来場。メイン会場の様子がモニターに映され、子どもをあやしたり、他の社員と意見交換したりしながら、カジュアルな雰囲気でIWDイベントに参加していました。
会場内では、ワーキングペアレント社員がライフとキャリアの両方の充実を目指せるよう、社内制度の具体的な紹介資料や、すでに「保活」を経験した先輩社員手作りの体験談集などを配布。育児休業でしばらく会社を離れている社員がスムーズに復帰できるようさまざまな情報が用意されていました。

また、社長をはじめ多くのマネジング・ディレクターが会場に立ち寄り、会社の状況を話したり、育児休業中の社員の状況について耳を傾けたりもしていました。


この部屋は特にのんびりとしたムードに包まれていましたが、社員は基調講演のトークにもしっかりと耳を傾け、時折プレゼンテーションのスライドに目をやるなどして、価値ある時間を過ごしていたのが印象的でした。

『Getting to Equal』の実現へ向けて。〜白熱した3つのブレイクアウトセッション〜

イベントは休憩を挟み、3つの会場に別れた分科会が開催されました。それぞれ「社歴の浅い社員向けディスカッション」「多様な働き方の実現に向けて男性社員も交えて議論」「カラー診断士によるイメージアップ実践講座」として、バリエーション豊かな内容となりました。

 

  • Group discussion 1『今すぐ実践!アクセンチュア流サバイバル術』


新入社員や中途入社の社員がアクセンチュアに1日も早く馴染み、仕事に慣れるには、どのようなサポートが重要なのか? といったテーマに対し、アクセンチュアにはどのような制度があるのか、よくある悩みポイントを紹介しながら、経験豊富な先輩社員がカジュアルに解説するというディスカッションでした。

このセッションに参加した社歴の浅い社員の課題意識は「英語力の向上」や「資料作成のスキルを高めたい」といったものが多い一方で、それでも「社内に相談できる人がいる」「社内のアセットを活用できている」といったポジティブな意見も多く見られました。

アクセンチュアには語学力を高めるために、海外の社員とマンツーマンで会話の練習ができる「ランゲージバディ・プログラム」や、社内のノウハウが蓄積された「PRIDE Tool Box」などが用意されています。先輩社員からはこうした制度・仕組みの活用が提案されていました。


また、最近導入したばかりのチャットボット「Randy-san」は、知りたい社内制度について、チャットツールで質問するとAIが適切な回答をくれるという優れもの。制度やツール以外にも、プロジェクト現場に分かれてしまいがちな社内でのネットワーキングの重要性なども併せて紹介されました。

 

  • Group discussion2『ライフイベントに応じた働き方、会社が変えてくれるのを待ってない? ⋯キャリアウーマンは待たない、自分で変えるの』


このセッションでは「ライフステージの変化やライフイベントの発生といった状況に対し、どのような制度が必要なのか、既存の社内制度を利用する際のハードルは何か、どのような制度があればより良くなるのか」といったテーマで議論されました。

さまざまなキャリアに挑戦したい人や、柔軟に働きたい人など、キャリアに求めるものや理想とする働き方は1人ひとり異なります。このディスカッションではアンケートを採って参加者の傾向を分析しつつ、社内制度のあり方やさらなる活用について、ストレートなトークが交わされました。

事前のアンケートでは、ライフステージの変化(結婚・出産など)にあわせて柔軟な働き方を選びたいと回答する人が40%近くを占めました。また、勉強などを重ねて自分自身のキャリアアップを目指したいという志向の回答者も30%近くおり、ニーズが多様化していることが明瞭になりました。

ディスカッションの際、あるテーブルでは、「いろいろなキャリアに挑戦しよう」というテーマのもと、多様な社内制度の積極的な改革を提唱。例えば在宅勤務も自宅に限定せず、仕事をしやすい場所を自由に移動してよいことにすれば生産性をより高めることができるのではないかといった案や、ドメスティックにならないようにチーム内では英語だけを使用する日を決めてみるのはどうかといったことが提案されました。


また、アクセンチュアにはさまざまな休業制度があるが、これを拡大してプロボノ活動や公教育への参画のための休業、あるいはデザインやアートを学ぶための休業などを制度化して利用されれば社員のクリエイティビティの向上に役立つのではないかといった提案もなされました。

他のテーブルからは、育児休業中の社員は会社とのつながりが薄れがちなため、デジタル全盛の昨今においても、時にはアナログな手法によるコミュニケーションも有効であるなどのトピックも紹介されました。


Interactive Session
『あなたはどのタイプ? カラー診断士によるビジネスシーン別・勝負服イメージアップ塾』


このセッションは、プロフェッショナルとして自信を持てるようになる服装について学ぶ場でした。参加者は専用のモバイルツールで自分の色のタイプを診断。ゲストのカラー診断士がタイプ別のおすすめコーディネートを紹介しました。

コーディネートにおいては、具体的なシーンを想定して展開。「お客さまの役員報告のような緊張感のある場面にふさわしいスタイル」では、相手に論理的説得力を印象付けるファッションが提案されました。

また、社内懇親会を想定したコーディネートでは、相手に好印象を与えるファッションについて具体例を挙げて解説するなど、若手社員がすぐに実践できるイメージアップ術が紹介され、参加者は熱心に聞き入っていました。

「難所」をいかに乗り切るか。女性管理職のサバイバルヒント&仲間の発見セッション

IWD2018では、マネジャー以上の職層(管理職者)を対象としたセッションも開催され、普段の業務や成長、キャリアにおける「難所」をいかに乗り越えるかをテーマとして議論されました。

このセッションでは、「難所」を乗り越えるための武器(アクションピース)として、有効性が高いものはどれかをグループ内で話し合い順位をつけるという、ゲーム要素を交えたグループアクティビティを実施。このゲームを通じて、「社内外の関係者の協力をいかに引き出すか」や、そのために有効なツール類を学びました。

セッションではまず、テーブルごとに「どのような難所があるか」を洗い出し、「プロジェクトが困難に直面した」「部下が不満を持っている」「家庭や育児を満足に両立できない」などのケースを共有し合いました。続いて、そうした状況において「いかにして周囲の人々の協力を引き出すか」についての考え方や「リーダーシップを発揮するうえで有効なアプローチや手法」といったツール(武器)について学びました。

このようにアクセンチュアでは、女性管理職がよりパフォーマンスを発揮し、自分らしく輝くための環境づくりや支援を積極的に行っています。

「キャリアジャーニー」を考える〜就職活動中の学生向けセッション

社員向けと並行して学生向けのセッションも行われ、「キャリアジャーニー」ワークショップを実施しました。参加者はこれまでの人生を振り返りつつ、自らの将来設計をイメージして将来マップを作製し、周りの参加者とシェア。その後、アクセンチュアの女性マネジング・ディレクターが自身の経験から学んだことをヒントとして共有し、さらに参加者からの質問に直接答えました。参加者は自身の将来像を考えるヒントを得ていたようです。