今後、介護関連情報の活用をより一層進めていく上で、新たな活用の方向性や分析手法等について、幅広い分野の知見の集約等によるイノベーションの創出が求められています。
本取り組みは、介護分野における各種研究開発を行う民間事業者等の活用事例や、CHASE活用のアイデアを募集し、専門家の意見を参照しながら知見を報告書にまとめることで、介護関連情報の活用促進及び研究開発等の発展を目的としています。

概要

「介護保険法」等の改正に伴い、相当の公益性を有する研究等を行う自治体・研究者・民間事業者等の幅広い主体に対して、介護保険総合データベースやCHASE等の情報を提供することが可能となっています。今後、介護関連情報の活用をより一層進めていく上で、新たな活用の方向性や分析手法等について、幅広い分野の知見の集約等によるイノベーションの創出が必要です。
介護や支援を必要とする高齢者増に伴い、民間事業者等において高齢者の低栄養状態を改善するための食品、認知症予防アプリ、認知症保険、高齢者向けインテリアプランニング、介護ロボット、フレイル関連の各種測定器等が商品化されています。

取り組み/ソリューション

本事業では、介護分野の研究開発を行う民間事業者等の幅広い主体より活用事例を収集し、且つCHASE活用のアイデアの募集等を通じて、有用な知見をとりまとめ、報告書を作成することを目的としています。

具体的には、以下の取組を実施します。

  1. 介護保険総合データベース及びCHASE等の民間事業者等への活用仮説の構築
    介護保険総合データベース及びCHASEの収集データ項目観点から検討した場合の民間事業者等への活用仮説の構築。上記活用仮説に関して有識者等で構成される意見交換会を実施し、活用仮説の妥当性を検証。
  2. 民間事業者等の介護関連データ活用事例のヒアリング(計15回想定)
    No.1で策定した仮説を基に、ヒアリングを通じて知見をまとめ、仮説検証を行う。民間事業者等の対象としては、保険(生保・損保)、医療・介護機器メーカー、住宅メーカー、食品メーカー、健康器具メーカー、介護に特化した特殊技術(AIIoT、ロボティクス等)を有する民間事業者等を想定(事前に貴局と相談の上決定)。
  3. 民間事業者等を対象としたCHASE活用のアイデア公募
    No.1で策定した仮説を基に、専門家の意見を参考としてカテゴリに分類、評価項目の策定を通じて公募要件を作成。公募要件に基づき、「CHASE活用アイデアコンテスト(仮)」の公募を実施。意見交換会メンバーによる公募アイデアへの評価を行い、優れたアイデアに対し、各賞を授与。公募アイデアについては、意見交換会メンバーの意見を確認し、知見としてまとめます。
  4. 有用な知見のまとめ
    No.2・No.3で得られた知見を整理し、まとめを実施。まとめられた知見について有識者等と意見交換を行い、より有用な知見として整理します。
  5. 報告書作成
    No.1~4までの内容を報告書にまとめ、並び協力いただいた有識者の方々に対して最終報告を実施します。

今後の展望

民間事業者が、CHASE等の介護関連情報の利活用をより一層進めていく取り組みを実施することにより、下記効果や活用が期待されています。

  • 現時点で独自に介護関連データを収集し利活用している事例を知見としてまとめられること。
  • 今後の活用事例を幅広く募集し、知見としてまとめること。
  • 本事業の報告書が、民間事業者等に周知されることで、介護保険総合データベースやCHASE等のビッグデータを活用し、民間事業者等の介護向けプロダクト及びサービス開発が加速化されることが期待できること。

成果物

後日、本WEBページへのアップロードを予定しております。

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