調査レポート

概略

概略

  • 航空宇宙・防衛企業は、データ主導型でコネクテッドな企業への転換に伴う、サイバーリスクへの対処が必須な新たな時代に向かっています。
  • 最高情報セキュリティ責任者(CISO)を含む航空宇宙・防衛企業の経営層を対象にしたアクセンチュアの調査では、ビジネステクノロジーの新規導入や機能強化に伴い、今後数年間でサイバーセキュリティのリスクが大幅に増すとの回答が75%を占めました。
  • サイバーレジリエントな企業になるには、自社の活動の全てにセキュリティを組み込むことはもちろん、パートナーやサプライヤーのセキュリティについても適切な標準を満たす必要があります。


航空宇宙・防衛企業は、デジタルの未来への移行を加速すべく、経費削減と収益拡大に向けて、IoT、AI、クラウドからスマートプロダクトまで、幅広い範囲の新たなテクノロジーを取り込んでいます。また、様々なエコシステムパートナーと24時間365日常時接続しながら、企業はかつてないほど、コラボレーションやデータ連携を行っています。しかし、デジタルエンタープライズに変革していくなかで、同時に、サイバー脅威からの新たな、かつ進化した脆弱性やリスクに直面しています。

航空宇宙・防衛企業は、自社が考えるリスクと実際のサイバーセキュリティ態勢とのギャップを認識し、対処する必要があります。これは、企業活動の全てに、セキュリティを組み込む必要があるということを意味しています。そのためには、首尾一貫した、エンドツーエンドのサイバーセキュリティ戦略と投資プランを策定し、従業員と顧客に教育を施し、戦略的パートナー、サードパーティ、業界アライアンスと連携して取り組むことが求められます。

84%

人工知能(AI)でサイバーリスクは高まると回答した割合

86%

エコシステムパートナーとやりとりする機密性の高いデータの量は増加していくと回答した割合

34%

新規事業を検討する際、CISOが事前に関与すると回答した割合

82%

サイバーセキュリティの担当者および活動を広く組織全体に行きわたらせる必要があると回答した割合。しかし、79%の企業は、サイバーセキュリティが1カ所に集中したままであると回答。

未来を守るために

サイバーセキュリティを組織内​にしっかりと組み込む

ビジネスリーダーを「レジリエンスリーダー」にし、ビジネス活動の全てにサイバーセキュリティを組み込むことが重要です。

早期にCISOが関与する

CISOは、事業部門と緊密に連携して、経営層の思い描く変革と成長の取り組みを実現させる必要があります。

従業員をソリューションの一部にする

全従業員が、適切なトレーニングやインセンティブにより、広範囲のサイバーレジリエンスをサポートする「セキュリティファースト」の文化を生み出すマインドセットをもつことが重要です。

顧客の保護を主導する

コンプライアンスの枠を超えて顧客の保護を先導し、顧客が自身・自社を守るための支援を行うことで、信用度を高めることが出来ます。

エコシステム全体を考える

自社の枠を超えて、エコシステム全体のセキュリティ保護を考える必要があります。

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