Skip to main content Skip to Footer

持続可能な開発目標:創造的破壊をもたらす企業は、いかにして「成功」を再定義しているのか

ロードマップ

持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)は、2015年9月に国連において採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている17の目標と169のターゲットです。創造的破壊によって急速な発展を遂げる今日のビジネス環境に対応する際、CEOはSDGsを指針としながら、サステナビリティの実現に向けて推進すべきアクションを策定しています。現在、CEOの70%は、SDGsによりサステナビリティの取り組みを構築するための明確な枠組みがビジネスに提供されていると考えています。

最新のCEO調査では、ビジネスリーダーの多くがグローバルの発展に向けて責務を果たす準備ができており、株主だけではなく、社会全体に対して新たな価値を創造できるように組織の再構築を進めていることが明らかになりました。SDGsは、新たな市場におけるイノベーションと成長に向けた課題を提示し、世界の最も大きな課題を機会へと転換しています。

Guler Sabanci

「SDGsは、より持続可能な将来に向かって、成功したビジネスモデルを開発/実践する際に、我々に道筋を示してくれるはずです」

GULER SABANCI
Chairman, Sabanci Holding

他のCEOの見解も読む

行動するための準備

サステナブルな街づくり、気候変動対応型農業、クリーンエネルギー、人々の健康と繁栄:こうした重要な目標を達成するには民間セクターからのソリューションが求められています。企業は行動する準備が整っており、調査に回答したCEOの4分の3は、「SDGsに基づくアクションを起こすために必要なスキルと能力が自社に備わっている」と答えました。

これらの数字をみても、ビジネスが社会にもたらす影響に対するCEOの姿勢が驚くほど変化していることがわかります。社会的価値とビジネス的価値の間の「トレードオフ」を管理するアプローチから、社会的な課題を解決することでビジネス的価値を創造する、前向きな関係性を築こうとするように変わってきています。

「長期的な成功を収めるには、株主だけではなく、社会に対しても価値を創造していかなければなりません」
PAUL BULCKE
CEO, Nestlé S.A.

他のCEOの見解も読む

成長のための戦略

2013年に実施したCEO調査では、あらゆる業界のビジネスリーダーが「サステナビリティへの投資については、従来の財務的価値という指標で正当化する必要がある」という見解を明らかにしました。CEOは当時、市場やさまざまなステークホルダーの期待により、より先進的にサステナビリティに取り組んでいる企業でさえも、後ろ向きになってしまうとの見解を示していました。

今回の調査では、あらゆる業界のCEOたちが持続可能な開発に向けて、共通の定義と目標を定めており、新たな価値創造の機会を認識し、従来の手法にとらわれない戦略を策定しようとしています。

 

「SDGsに関する以下の各項目について、どの程度同意しますか?」

ケーススタディ

より良い未来の構築

より良い未来の構築

グローバル建築資材企業であるセメックス(CEMEX)は、55万を超える低所得世帯に対して、包括的なビジネスモデルの「Patrimonio Hoy(スペイン語で「今日の個人資産」の意味)」を通じてマイクロファイナンス、建築資材、技術的アドバイス、物流サポートを提供しています(これまでに3億ドル以上の融資を提供し、定時支払率は98%以上)。

さらに詳しく

ENabling Electricity

ENabling Electricity

世界30カ国以上でビジネスを展開する多国籍電力会社のエネル(Enel)は、都市部の貧困地域あるいは孤立した地域に住む250万人以上の人々に対し、「ENabling Electricity」プログラムを通じて電力を提供しています。同社はこのプログラムの下で新たなビジネスモデルを策定し、エネルギー貧困問題の解消に取り組んでいるほか、2020年までにはさらに300万人への電力供給を目指しています。

さらに詳しく




関連コンテンツ