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Technology Vision 2018

インテリジェント・
エンタープライズの
具現

自社を「再定義」する

Research Report

5つの最新テクノロジートレンド

  • Accenture Technology Visionでは、あらゆる業界において今後3年以内に大きな影響を及ぼすと予想されるテクノロジーと、現在企業が取りうる対応を調査しています。
  • 2018年版レポートでは、企業がどのようにテクノロジーを活用し、人々の暮らしに溶け込んでいくかを詳細に解説します。
  • 今後、企業には人々とビジネスだけではなくパーソナルな関係性を築くことが求められます。

今や日常のあらゆる場面にテクノロジーが組み込まれており、世界中の人々の暮らしや働き方を向上し、新たな体験をもたらしています。変化はデジタルの世界に留まらず、リアルを含むあらゆる接点にテクノロジーが組み込まれた時代が到来しつつあるのです。今年のAccenture Technology Visionでは、この急速なテクノロジーの進化が個人の暮らしだけでなく、社会全体を変化させ、あらゆる業界において、企業の可能性を再定義している点を取り上げます。

テクノロジーが進化し、創造的破壊が起きて社会が作り直されていく。これまで幾度となくみられたこうした流れは、今後も繰り返されるでしょう。しかし昨今の変革は、変化の双方向性という点において、これまでとは明らかに異なります。人々は、企業が提供する製品やサービスを利用するだけではなく、同時に企業に自分の情報を提供し、アクセスを許容しているのです。このような「統合型イノベーション」を実現するためには、企業は人々の生活やパートナー企業のビジネスに関して深いインサイトを持つことが求められます。つまり、インテリジェント・エンタープライズとして、これまで以上の深いつながりや信頼を築くためには、ビジネスを超えた、パーソナルな関係性が必要であり、企業の経営層には、その関係性を基にこれからの自社を再定義していくことが求められているのです。


About the Authors

ポール ドーアティ
Paul Daugherty

アクセンチュア 最高技術責任者(CTO)兼最高イノベーション責任者(CIO)

マーク カレル-ビラード
Marc Carrel-Billiard

アクセンチュア・ラボ シニア・ マネジング・ディレクター

マイケル ビルツ
Michael Biltz

アクセンチュア・ラボ マネジング・ディレクター

トレンド1

AIを「市民」に

ビジネスや社会に恩恵をもたらすAIへの育成

AI(人工知能)の可能性を最大限に活かすためには、その影響力を正しく認識することが重要です。AIが人間のパートナーとして急速な進化を続けることで、人々の仕事や暮らしにおけるAIとの接点が増え、その影響力も増していきます。そして、人と真に協働できるAIを実現するには、AIにタスクを実施させるためのトレーニングをする、という発想では不十分になり、社会の一員として貢献できるよう「育てる」という発想に切り替えていく必要が生じるでしょう。

つまり、 AIに対する見方を変え、プログラムされたシステムとしてではなく、自ら学ぶシステムとしてとらえるのです。AIを育てることとは、決定や行動の理由を理解させることから、その決定や行動に伴う責任を引き受けることまで、人間を育成・教育するのと同じように多様な課題に取り組むことを意味します。そして、これからの企業リーダーは、AIが担うべき新たな役割や社会に与える影響を認識し、定義していくという課題に取り組むことになるでしょう。

トレンド2

拡張現実

距離の消滅

没入型の体験が、情報や経験を得る方法や、人と人とのつながり方を変えつつあります。仮想現実(VR)や拡張現実(AR)といった技術によって拡大された現実世界においては、時間や空間を超えた「移動」が可能になり、結果、物理的な距離が無くなろうとしています。

テクノロジーは本質的に、「距離」を最小化するために進化し、車輪からインターネットに至るまで、「ギャップをなくすこと」に寄与してきました。拡張現実によって没入型の体験が実現すると、この距離の問題が一挙に解消されます。そして、没入型の体験が一般的になれば、最も重要な距離、すなわち企業の将来の理想形と今ある姿との距離もまた、無くなっていくことでしょう。

Accenture Technology Vision 2018 
インテリジェント・エンタープライズの具現

トレンド3

データの正確性

信用が第一

データはインテリジェント・エンタープライズにとっての生命線です。しかし不正確で恣意的に操作された情報は、企業の計画策定や経営、成長の基礎となるインサイトの有効性を脅かします。未検証データという新たな脆弱性にいかに対応するか。これは、あらゆる企業が直面する課題になっていきます。様々な業界でデータ主導の自律的な意思決定が増えるにつれて、不良データがもたらす潜在的な危険性は、企業の存続を脅かすレベルにまで高まります。

データの正確さのために必要となるスキルやツールは、既に目の前にあります。既存のデータサイエンスやサイバーセキュリティを活用し、企業は新たな「データ・インテリジェンス」を構築することができます。データの正確性が高まれば、企業は自社のインサイトやアプリケーションを信頼できるようになり、その他の潜在的脅威に備えることができます。あらゆる企業にとって、真偽を見極め、競争力の源泉となるデータを確保することが新たな課題となるのです。

トレンド4

摩擦ゼロ・ビジネス

大規模パートナーシップ構築のために

テクノロジーが牽引するパートナーシップによって、企業は多くのエコシステムに加わり、急速に拡大することが可能になりました。しかし、従来の経営システムは、こうした俊敏で急激な拡大に対応するようにできていません。イノベーションを進め、競争を勝ち抜くために重要な関係構築において、時代遅れのシステムが大きな障害になりつつあります。

未来のマーケットリーダーになるために、大規模なパートナーシップ網の構築は不可欠です。そして、エコシステムによる成長を加速させるため、これからの企業は内部変革から取り組み始める必要があります。マイクロサービスをベースとするアーキテクチャーを基盤に、ブロックチェーンやスマートコントラクトといった技術が、大規模パートナーシップにおける迅速なビジネス展開を可能にします。
重要なことは、あらゆる市場に自社を開放できる体制を築くということです。

トレンド5

インターネット・オブ・シンキング

インテリジェントな分散環境の創造

ロボティクスや没入型体験、AI、コネクテッドデバイスなど、現実世界には一段と高度で洗練されたテクノロジーが登場しています。しかし、既存の技術基盤ではこうしたシステムの本領を最大限発揮させることができません。昨日のアーキテクチャで明日の画期的なテクノロジーを構築することはできないのです。次世代テクノロジーのインテリジェンスを実現するために、企業はインフラを全面的に見直す必要があります。

企業は、社会の隅々に溶け込むために、自社の技術基盤を変革する必要があります。つまり、クラウドとエッジコンピューティングのバランスを見直し、ハードウェアを再考することです。こうした新たな取り組みによって、企業は、いかなる場においても次世代テクノロジーを活用したインテリジェントなアクションが取れるようになります。

IoT―インターネット・オブ・シンキングの世界へようこそ。

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