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多くのデジタル・ディスラプターの台頭により、世界中の製造業がモノづくりからコトづくりへシフトしています。顧客はデジタル化によりこれまで以上に「わがまま化」しています。そしてデータ活用によるさらなるパーソナライゼーションや、AIを活用した顧客体験向上は企業の至上命題となっています。
モノづくりの現場でもAIやIoTを駆使したスマートマニュファクチャリングの導入が急速に進んでいます。
デジタル・イノベーションには、人材の育成、ケイパビリティの強化など時間も予算も必要です。すでに技術人材の不足が深刻化し始めていますが、危機に直面してからでは間に合いません。日本企業は今こそ、10年後も勝者であり続けるために、一刻も早くこのデジタル化のトレンドに追いつくことが必要です。
一方長年リニアな製品開発と販売で成長してきた日本の製造業のERPはそうしたデータ活用時代のニーズに対応できなくなってきています。今こそNewテクノロジーを駆使するためのデジタル・コア構築に取り組み、ソリューションビジネスへのスムーズな転換を実現しましょう。
MRP機能のシステム化に端を発するERPは1990年代にフルラインナップの基幹システムとして活用され、グローバル統合および業務・システムの標準化を実現する梃子として進化してきた。一方でアドオンによる肥大化、老朽化などにより、既にレガシーと化しているケースも散見される。デジタルトランスフォーメーションの進展、クラウド・モバイルやインメモリーなど技術面の進化などの利点を取り込み、如何にエンタープライスITを最適化するか、再考する局面にきている。
これまでのERPは、業界固有機能への対応や入力補助機能の開発などの対応によりアドオンを構築し、肥大化しているケースが多く散見されます。さらに、顧客やパートナー、IoTの進展により機器に至るまで、エンタープライズITの接点が広がり、要件も肥大化しています。このような中で、これからのエンタープライズITは、ERPはデジタルコアとしてシンプルに構築する一方で、RPAやモバイル活用によるUIの革新や、クラウドアプリや業界固有などを活用したデジタル領域との連携を考える必要があります。
①シンプルなデジタルコアERP構築を実現するテンプレート・アセット
②アジャイルに周辺アプリを構築するリキッドスタジオ
③コト売りへのシフトを加速する業界向けソリューション
アクセンチュアグローバルの知見
日本のハイテク業界への対応
(コングロマリット・ソリューションビジネス)
最新テクノロジーへの対応
デリバリアプローチの革新
SAP各モジュールやアーキテクチャの専門家集団のリソースプールがアジャイルなプロトタイプ開発を実施
> 詳しくこちら
アクセンチュアはSAP社とF1プログラムというグローバルレベルでの次世代パートナーシップを締結し、エンタイトルメント管理ソリューションを開発しました(プレスリリースはこちら)。Entitlementとは、ソフトウェア・会員プログラム・コンテンツ保証プログラムなど、対象製品に付随する専門的なサービスを受ける為の合意や契約のことを指します。
渡邊 将樹
通信・メディア・ハイテク本部
マネジング・ディレクター
林 純平
通信・メディア・ハイテク本部
シニア・マネジャー